大分県にある、今年4月にオープンしたばかりの「空気の森キャンプ場」ってどんなところ? ー 大分県豊後高田市のまち自慢
空気の森キャンプ場にお邪魔しました!
昭和の町として人気の大分県豊後高田(ぶんごたかだ)市。観光スポットが集まる市内から車で30分のところに空気の森キャンプ場はあります。車でどんどん山の中に進んでみると、鮮やかな紫陽花が迎えてくれました。2023年の4月にオープンしたばかりの”空気の森キャンプ場”を今回は皆様にお届けします。
空き家が増えた土地を人が集まれる場所に
現在キャンプ場がある田染の相原。ここには昔、家があり人が住んでいたそう。当時は田んぼも数多くありました。しかし、時代が進むと共に人がいなくなり空き家が増えてきました。そこで、人が集まるような”なにかができたらいいな”と思ったのがきっかけで始まったのが25年前。
地域の人と紫陽花を植えたり、紅葉を植えたり、また地元の田染中学校の卒業記念として植樹をしてもらったりと地域の人とまさに環境づくりから行われていました。今では中学生が木箱を作成、鳥たちの環境づくりにも取り組んでいます。
キャンプ場・ピザ作りのきっかけ
紫陽花や紅葉といった四季の魅力から、人々が遊びにくるようになったころ「キャンプはできないのですか」といった声がありました。その一言をきっかけに「それならキャンプ場を作ろう」と決意。キャンプ場に併設されたピザ釜もお客さんの声がきっかけで始まったことの一つ。みんなで”なにかできる・楽しんでもらう”環境づくりをしていたからこそ、みんなの声が現在の空気の森を形作るきっかけとなっていました。なんとピザ釜、 河野さんの手作りと言うからさらに驚き!写真を見ただけで、中を想像しながら作ったそうです。元々建設関係に携わっていたとはいえ、行動と作業には感服します。
いざピザ作り体験!
空気の森キャンプ場で体験できる、ピザ作り。生地や豊富なトッピングが用意されており、何より自分で好きなように作れるのが楽しい!ご家族・お友達と「次は何乗せよう」と会話が弾みます。
1番の見どころは、ピザ釜で焼かれている瞬間。自分のピザと火のコラボレーションがまさにアウトドアの体験です。
その場で熱々のピザを屋外で食べれるのも、より一層美味しさが引き立ちます。ぜひあなたもピザ作り職人になってみては?
最後に
まだまだ今も、キャンプエリアを拡大している最中の空気の森キャンプ場。訪れる度にアップデートされています。鳥がさえずり、自然が感じられるこの場所は、秋になったら美しい紅葉に囲まれることでしょう。ぜひ、豊後高田市にお越しになる際は、空気の森を訪れてみてはいかがでしょうか。
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