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(ゆる)肌断食への道

湯シャンの項でも書いたが、花粉の季節には肌が揺らぐ私。
ちょっとしたことで蕁麻疹ができたり、カサカサしたり、中々安定しない。

湯シャン成功で、それ以外の顔やカラダも、石鹸やボディソープで洗う必要があるんだろうかと思うようになり、肌断食に興味が出てきた。

参考図書は、湯シャンの時も読んだ宇津木先生の本。

「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません― – 宇津木龍一

前からなんとなく思っていたのは、酔っ払って顔も洗わずに寝てしまった翌朝は肌の調子が悪くない。クレンジングでガッツリ洗った後に洗顔料でW洗顔って、洗いすぎなのかも、と思い、まずはクレンジングをやめようと、メイク用品を石鹸かお湯で落とせるものに切り替えたのが2019年の春。
花粉症で肌がボロボロになる季節ではあったが、赤みや吹き出物は軽減して、割と調子良かった。

肌断食は、大まかにいうと、表面活性剤で顔と体は洗わない、お風呂上がりには何も塗らない、乾燥で肌の皮むけがある場合はワセリンを薄くのせる、肌は擦らない、ということである。この前提で守るべきことがたくさんあり、肌断食はただ洗わず何も塗らないだけではなく、結構やるべきことの多い美容法なのだな、と思った。

正直、本の方法を完璧に守るとなるとしんどかったので、2020年の夏から、自分の肌と生活にあった方法でゆる〜くはじめてみることにした。

基本的には、顔も体もぬるめのシャワーで、手で優しく撫でるように洗っている。局部と足の裏のみアルガン石鹸を使っている。
最初はボディタオルでゴシゴシしないことに抵抗があったが、擦らなければボディクリームも不要だと気づいた。

入浴後、今までは顔に化粧水→美容液→クリームと塗っていた。これらを全部止めるのは勇気がいった。特に化粧水の呪縛は相当なもの。でも辞めたらなんてことはなかった。しばらくは特に良くも悪くもない感じだが、半年経った頃、気づけば肌がきめ細かくなっていた。40代なのに20代の時よりも調子良いかも…冬の乾燥時期はワセリンだけで乗り切った。

以下の点については、ルール逸脱だがやむを得ないと思っている。

メイクした日は石鹸で顔を洗う
石鹸落ちコスメを使用しているので、クレンジングは必要ないが、さすがにお湯だけで全て落とすのは厳しい。宇津木先生は、メイクは完璧に落とさなくても自浄作用でそのうち落ちる、と書いている。試しにお湯だけでしばらくやってみたが、肌の調子は悪くなるばかりだったので、きちんと石鹸で落とすことにした。
肌断食の成果か、あまりファンデを塗らなくてもよくなったので、今はポイントメイクした箇所のみ、石鹸で洗っている。メイクしてない朝の洗顔は、本に書いてある通り、ぬるま水で擦らないように優しく洗っている。

登山や運動の時はウォータープルーフの日焼け止めを塗る
本では、日焼け止めを塗らずに適度に日にあたった方が良い、長時間日に当たる時は、ワセリンを使った日焼け止めなら使っても良い、となっている。
がしかし、私の趣味である登山では、高所は紫外線の害も大きいため、日焼け止めできちんとガードしないといけないし、汗もすごくかくので、ある程度ウォータープルーフであることが必要だと思う。ワセリンベースの日焼け止めなんてあんまり売ってないし、宇津木先生開発の商品ならあるらしいが、ウォータープルーフではなく、中々売ってないし、チョピっとしか入ってないので、体に塗るには不向きだ。
ウォータープルーフで低刺激、石鹸で落とせるものを厳選した。
ノブ UVシールドEX

塗る時はこすらないように優しくのせる、洗う時も石鹸の泡で優しく、は徹底するようにしている。

角栓対策
最初の頃は小鼻と顎の角栓がとても気になった。今まではクレイパックとピーリング美容液で対処していたが、パタっと辞めた途端、角栓ニョキニョキが凄まじかった。角栓気になってクレンジング復活してしまう人も多いらしい。出典忘れたが、入浴時に濡らしたガーゼで小鼻を優しく拭うと軽減されるというのを読み、試してみたら効果あった。頻度は減ったが今でも月1〜2回はやっている。

結局、食べ物と睡眠が大事
いろいろ頑張ったところで、生活が乱れていると肌は荒れる。仕事が忙しく、食事がテキトーで睡眠不足が続くと、肌の調子は覿面に悪くなる。それでもガンガン洗っていろいろ塗ったくっていた頃に比べたらだいぶマシになった。

とりあえず、ゆるーくやってる肌断食が1年経った頃、また振り返りたいと思う。



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