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なんの為の撮影か?
先日スタッフの撮影をした。毎月することにしてるので、そのタイミングで撮影会ってことで参加者も募集してたりする。大体一回につき2〜3人しか募集してない。
撮影会だけなら5人〜7人ぐらいまでははまあいける。それ以上の場合僕のやり方?というか考え方だとちょっと無理というかやりたくないw
前に時間内でこれだけやる感じで〜みたいな依頼されたことがあるけど、やっつけの仕事に自分が感じたりするのが嫌だしそんな撮影なら他でしてくれる人に頼めばいいと思いますよって断った。
ただうまくなりたい。って感じでたくさんするってのももちろんあるけど、それをする場合僕とやるではなくていいと思う。
僕はやる前にある程度打ち合わせをしたり、意図や意識。考えをなるべく共有してやりたい。ディレクションに入るってのまではしたくないが(スタッフの場合は入りたいししていいと思うがスタッフじゃない場合は入りたくない)ディレクションに近い打ち合わせでの煮詰めや少しのアドバイスぐらいは入る(ここで入りすぎると僕の撮影になると感じてそれでコンテストなんかで賞をとった日には滅入る)
ただ、もしコンテストに出さない。とかであればディレクションに入ってもいいとは思う。この言ってるディレクションは演出の部分である。
正直、ディレクションを自分がしてないもので賞に入った場合
美容師のフォトコンの意味ってなんぞや?ってなる
自分でそこはしていかないと、意味あんの?ってなる。スタッフの場合はいいんだけど店としての方向として出すから。けど依頼されたのでそれなら意味あんの?ってなる。正直世界観が入るような写真での場合ヘアメイクは引き算だ。いかにモデルのポテンシャルとスタイリングと写真の世界観に対して引き算できるか?だと思う。ここで足し算で勝負したらおままごと見たいなものになることが多い。もちろんここで足し算勝負して成立したらすごい圧倒的なものはできるかもしれない
けどまあ大体やらかすw
だから引き算での勝負になるからディレクションを自分でしてないならあんまり意味なくね?ってなる。コンテストに出さない。なら問題ないけどね
コンテストに出すならそこはしようね。ってなる。さて、今回はスタッフの撮影
こんな感じで出来上がっている。これは方向としてのディレクションも、演出としてのディレクションも入っている。うちのスタッフだからだ。ただそこから考えて頑張って作ったりしているのは彼女なのでこれは彼女の作品でもあるし。
これの流れで思った。色々時代の流れが変わるなか、売り上げにつながる、コンテストにつながる、そんなことにだけ目を向けてないようなのが
人生を豊かにするよね。
ってのは思います。
もちろん繋がればベストで、その時その時のタイミング、ステージで考え方や思想が変わるから、作ることにもウケなきゃいけないことにも
苦しくなることもあったりする。
けどそんな時、作ることの楽しさ。アートやデザインの楽しさ、ファッションやビューティーの楽しさが人生を豊かにするな。って戻ってこれたらいいな。って思います。
って思ったのでそういうアドバイスを入っている。
コンテストや売上ではなく物づくりの楽しさを忘れてないかい?
認知されることに必死で人生の豊かさを忘れてないか?って
ってのを強く思う。あ、これはスタッフ向けじゃなく自分自身、またこれをみてくれてる人に向けている。今回は長いけどここまでが無料で
ではここからどんな感じで打ち合わせしていたのか?
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