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クラウドファンディングのリターン

 これまでは、「クラウドファンディングを始めるので応援してください、支援するかどうかは後で考えてもらって結構です」というフェーズでしたが、そろそろ現実的な支援金の額やリターンを考えなければなりません。 



 翻訳本には原書の出版社・著者への権利料が大きな経費となります。そしてこの本は25万字を越える分厚い本になりそうなので、紙代も安くはありません。また、クラウドファンディング・プラットフォームへの手数料もあります。現在、必要経費は概算で300万円ぐらいだと考えていますが、細かい経費の積み上げは、来週打ち合わせに行く予定です。

こんなサイトを見返して翻訳出版について勉強しています
なるほど経費がかかりそう。自分でやるから「翻訳会社」は無し。そこだけは経費節減

 現在準備中のクラウドファンディング企画は、出版なので基本のリターンは、完成予定の本です。

 たとえば、本の定価を3000円(まだ決まっていません)とすれば、2800円の支援で、完成した本を送る(送料込み)コースが基本になります。

 しかし、経費が300万円かかるとすると、1,000人以上の支援者を募らなければなりません。通常の商業出版で初版3,000部がなかなか売れないという話を聞いたことがあります。1,000の予約販売は相当困難なことでしょう。

 そこで、5,000円コースや10,000円コースを設けて、現実的な支援者の人数で目標を達成する計画を立てなければなりません。本の価格以上の支援をいただくときに、プラスアルファのお得なリターンとして何を提供すれば良いのか、必死で考えています。これまでの前例を参考にすると、

紙の書籍+電子書籍コース
 スマホやタブレットで、「いつ、なんどき」でも読めるので、確かに便利です。

紙の書籍+オンラインイベントへの招待コース
 ミック博士の「昭和プロレス復活祭」みたいな楽しいイベントができれば良いのですが、とても自信がありません。

6月の東京開催は面白かったですよ

紙の書籍+あとがきに「Special Thanks」のお名前印刷コース
 名前を入れたい人がどれだけいるのか。しかし、何かコメントを書くスペースを用意して、昭和プロレス、猪木、ボックなどについて自由なメッセージを入れる権利なら、何かを書きたい方もいるかもしれません。

紙の書籍×5冊、まとめ買いコース
 知り合いとまとめ買い予約すれば、手間も経費もお得だし、クラファン発起人としても、支援者の方が周囲に声をかけてもらうのは有り難いことです。


 このような一般的なコース以外に、プロレスファンに喜んでいただけるような、何かを思案中です。「こんなリターンが面白そう」というアイディアがあったら、是非お寄せください

「牛と戦う権利」10万円

 


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