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【あんスタ!!】よもや正義について解説する日が来るとは(彩星!全てを包むthe Universeネタバレ感想・考察)

こんにちは!自称流星隊Pの鉄虎最推しの者です!

問題のイベントからもう4ヶ月経ちました。時早……
今更考察かよ感は否めないですが、流星隊は事情が複雑すぎて、読み解くのに時間がかかるんです。致し方ないんです汗
でもストーリーのネタバレ感想と考察をどうしてもまとめたくて書き起こすことにしました。

こんなに内容が濃いのに短期間でユーザーに飲み込んでもらって感想を求める運営、鬼畜すぎる💧💧
このストって、賛否両論がものすごいというか、解釈とか感想も多種多様だなーと思います。特番の時も言ってたけど、ほんとに人によって色んな見方があるんだなーと。
面白い事に、例えばあんスタで鉄虎くんのストーリーを初見どういう順に見たのかとか、今まで鉄虎くんのどのシーンが心に残っているかでも全然ユニバに対する評価とか、着眼点がまるっきり違うんですね。ユニバ読了後に感想とか解釈をぶつけ合う機会を頂いて、見方の違いに驚いたりしました。

そんな私ですが、ユニバのストーリーは自分の中でとっても大切なストーリーになりました。最初はめちゃくちゃ批判してたんですけど……

ユニバは見方によっては鉄虎くんが放った言葉の、数々全て前向きに解釈できてしまうどころか、それ以前のストーリーでただただ悲しかった事すらポジティブに変換できる要素もちらほらとあったんですよね。(自分がお花畑なだけなのかもしれない)
おかげで私は1人、勝手な妄想でハッピーの絶頂にいます。
その後のビッグオーシャンなどというストーリーは私の脳内から抹消しました。

といっても見る事自体は今でも本当に辛くて、正直未だに薄目で腹をおさえながら見るほどです。ボイスがあったら幾分か印象も和らぐと思うんですけどね……
フルボ実装お願いします。

もちろん全部良い!とは絶対言えないので、まずは愚痴からになりますが、ストーリーの見どころ、私なりのストーリーの読み解き方、これまでのストーリーとの関係性などの考察をまとめていきます。

ネタバレというか、鉄虎くんの出るこれまでのストーリーも踏まえたうえで話していきます。辛くて読み返せないけど、受け入れられるようになりたい、前向きに応援したいという方などに響けば嬉しいという思いでいますが、主観と偏見だらけなので参考程度にご覧ください。

長丁場になりますが、どうぞ、よろしくお願いします😆


ストーリー初見の感想


ただの思い出話

このイベントストーリーを読んだ当初、私はまあ、荒れてましたねー笑
確か31日からイベントが始まったので、1日に会社から有休をもぎ取り、31日の21時頃から1日の昼にかけてオールで走り続けました。

イベントをがっつり走るのは初めてだったのですが、いやあ~楽しかったです!!完凸までがっつり走るって目標で、ストも一刻も早く見たかったので、短期集中で走りましたが、ほんとにマラソンしてるような気分でした。
亡霊のように画面を叩き続け、終わった途端、なんかすごい安堵感に包まれ……
最後の1枚とったら「おっしゃあああああああ」とでも叫んで床にぶっ倒れようと思ってたんですが、本当に手に入れた時って割とスン……ってなりますよね、なりませんか笑
祭りとか、大きな大会が終わった感覚に近かった気がします。面白かったー

喜びの初星5完凸。

そしていざストーリーへ。
……前情報一切なしの初見の衝撃は、一生忘れないと思います。

まず、前編と後編に分けての公開でしたからね……
最初は鉄虎くんのスッス口調が最終的に元に戻るのか、確証がないままストーリーが中断になるわけですよ……
鉄虎くんが口調変わった事に対して、「きっと鉄虎くんのなりすましか、催眠とか暗示にかかっているんだな」と高をくくっておりました。でも心のどこかで「これが鉄虎くんの本来の姿で、流星隊のみんなもそんなに気にしてない感じだったらどうしよう。もしかして鉄虎くんこの先ずっとこの口調なのかも…」という懸念もあり、案の定そのいや~な予感にかなり近いストーリー展開だったわけです。

元々、鉄虎くんが時々砕ける口調になるのは凄く好きだったので、いつかはサブマリンの忍くんみたいな回が来るだろうし、楽しみ〜くらいに思っていたはずだったんですがねえ……こんなにショックを受けるのか……と自分で自分に驚くほどショックを受けまして、滅茶苦茶混乱してました。

Twitterで同意見を探しても、私が確認できる範囲では口調をかっこいいと感じている人が殆どだったので、急遽マシュマロを立ててSOSを流して公式の感想フォームに支離滅裂な文章を送ってしまう程には取り乱していました。(すみません)
その時はもう、ストーリーを見て、もうずっとあの口調なので、なんか開花後の鉄虎くんとか、鉄虎くんに見えなくなってきて……しかもスチルの目いつもより偉い赤くないですか?時代に取り残されたような気分でした。(今となっては良い思い出話としておきます)

でも、その時に頂いたマロ達がほんとに素晴らしくて、一命をとりとめました。
その頂いたご意見も踏まえての今回の考察になるんですけど、マロ頂けてなかったら勘違いしたまま最悪の形であんスタをやめてたかも……本気で命の恩人だと思ってます(愛が重くてすんまへん)

しかし、後編公開後も鉄虎くんが悪の道に進みたいといった事等色々なところに対して憤りを感じて、結局トゲトゲしたツイートを流してしまいまして。
次の日、マシュマロをつい先日置いたのが原因でTwitterの凍結祭に巻き込まれ、アカウント停止を食らいます
明らかに暴れるな、という神のお告げですね笑(反省しろ)
おかげで、冷静になりました。
その後Twitterは何とか復活しましたが、開設したばかりのマシュマロのアカウントは初期化せざるを得なくなりました泣(もらったマロはスクショしてたので無事です。良かった…)


ここはどうかと思った


〇シナリオの表現の配慮

修正されましたが、「平気でこ〇す。そういう場面を何回も見てきた。」って話が今スト一番、傷つきました。

鉄虎くんが悪の道に進みたいなんて言ったのも、こういう場面を目にして心が壊れちゃったんじゃないか、とか当初考えちゃって、ショックすぎて涙が止まりませんでした。ズ!時代から推している方とか、鉄虎くんの声優さんとか、特に親心のような気持ちで見ている方のことを思うと胸が痛みます。

これが最初から、修正後の「消す」って表現だったならば、私の場合ですが何倍も良かったです。養子縁組とかして戸籍上存在を消す、などと無理やり納得できたので。

単純に、アイドルゲームの一般高校生の口から冗談でもなく、反グレとか◯すとか突然出てくる事がショッキングでした。あとから違いましたって言われても、傷ついた事実は消えなので、修正とかになる前に、運営側にもある程度は校閲して欲しいものです。

〇イベント告知

夢ノ咲廃校の時もそうなんですが、PVの作り方はまさしく、「人の不幸は蜜の味」とでも言わんばかりの炎上商法的な打ち出し方で、完全に悪意があるんじゃないかと邪推してしまいます。

そこだけでも誠実さがないと、最初から悪い感じの印象になっちゃうんで悪循環な気もするんですよね…
逆にPVだけでも誠実にやった方が、評価は全然違ったんじゃないかって思います。

今回に関してはPVで守沢が倒れてるスチルを映した時に「南雲、お前は何も悪くない」って台詞を一緒に映した事。

これが一番嫌な気持ちになりました。実際はこのシーンでこのセリフが出てくるわけじゃないので、鉄虎くんが守沢を殴ったと思わせる為の台詞選びにしか思えません。キャラクターにヘイトが集まるような結果になってしまったのが、悲しかったです。

くわえて、ストより先にMVが出されるので、あれ見たら誰しも勘違いしてしまいますよね!?期待しないようにイベントに臨んだつもりでしたがやっぱり舞い上がってしまってました。これは確定演出だと。ここに関しては今でもぐるぐると考えてしまいます。流星隊が今の体制になる事は事情があったのだと考えるにしても、それならば明らかに勘違いしてしまうようなプロモーションは避けられなかったのかと……

と、ここまで愚痴ばっかり言ってきましたが、ストーリーに関しては最終的に結構好印象になったんですよ。びっくりです。まあストーリーが良いというよりかは、鉄虎くんの見どころがひたすらに詰まっていました。ほんとは一台詞ずつピックアップしてまとめ(?)たいくらいですが、規約に引っかかるので絞りに絞って取り上げていきます。


ネタバレ感想•見どころ3選



その1  噛み合わない思いやり

スーパーヴィラン プロローグ

はい。号泣ですね。

私個人としてはここが一番の山場までありました……最初見た時、しばらく涙でテキストが読めずしょうがないので寝込みましたもん。
プロローグ一話だけは始めて見た時からずっと大好きです……このセリフをずっと待ち望んでいたような気がします泣

私は、守沢がコメットショウの後から鉄虎くんに対してどういう気持ちを頂いているのか、今まで分からなかったのですが、絶対に思い詰めているはずだとは思っていました。それがようやく伺えた一場面です。

守沢千秋って、苦笑くらいはしますが、後輩の前で本気の溜息とか、もっての外という感じの人で、弱音とか、マイナスな本音とかは隠そうとするというか。
なのにここの一節、本気で感情的になってるなという印象を受けたんですよね。

コメットショウでは、思い描いた夢を引き継いでくれた後輩が辿るであろう道を結果的に自分の手で崩す事になってしまった。
守沢はいつも、ESのせいにしても良いのに自己犠牲とか言って、流星隊を再構築する事も、鉄虎くんの立ち位置が元に戻るのも全部自分が責任をとる事にして、一人で抱えようとします。でも本当は傷ついてないわけがなくて、どうってことないふりを必死でしているだけにすぎないんですが。でもそれで自分が耐えて、どうってことないふりをしてみんなが幸せになるなら、それが理想なんでしょうね。彼にとっては。

それなのに、残酷な事に守沢が苦渋の決断で自己犠牲を選んでも、みんなを救えるヒーローとは程遠く、それどころか、自分の後を継いでくれた後輩すら幸せにすることが出来なくて。

そんな、守沢が守沢自身に怒りを吐露するように見える台詞が、彼が抱え込んでいる現状のままならなさを色濃く表していて、心が深く抉られるシーンでした。

同時に、鉄虎くんも鉄虎くんで、そういう苦しんでいる守沢の事を分かっていて、こういう事態を引き起こしたのは自分だと責めるんですよね……なのに守沢は一切の責任を自分で背負おうとする。ヒーローじゃなくて、怪獣になろうとするから、鉄虎くんにとってはそれが辛かったんでしょうね。

サブマリン、SSではこのあたりの思いやりゆえのすれ違いである描写が薄くて、執拗にギスギスさせていた感じだったので、かみ合わなくてもお互いに思いやっていたんだというところをしっかり見せてくれて良かったです……

時間軸はコメショ後、ハイアンドロー前ですね。鉄虎くんが思い詰めて、特に睡眠不足になってる時期……
この段階では、悔しさだったり、不甲斐なさだったり、自分を責めて、マイナスな感情が多かったのだと伺えます。

俺は俺が嫌いだから、自分が死んだって構わない、むしろ清々する、というようなことを後々いいますが、おそらくこのレッスンの頃はそういう気持ちがあったんじゃないでしょうか。守沢に拳が当たってしまった事件から、かなり自棄になっていたんじゃないかと思います。ハイロ―までは。



その2  人を愛し、人に愛された

スーパーヴィラン 大悪党/第十一話

この言葉についてどうしても語らずにはいられない3人の存在がいます。
言わずもがな、鳴神嵐、大神晃牙、高峯翠です。

スカウト!ケダモノにて、かっこいい男になる秘訣を聞きに行った鉄虎くんが、嵐ちゃんから大事な事を教わります。

それがそのままこの言葉ですが、鉄虎くんはあの頃からずっと、嵐ちゃんからもらった言葉を大切にして、自分を愛せる自分になるにはどうすれば良いか、模索しながら行動してきたのだと思います。

でも当時はきっと、憧れの大将や守沢先輩のようになる事で、自分を愛せるのだと思っていたんじゃないでしょうか。
だから鉄虎くんが流星隊Nの隊長になった時、『隊長らしさ』という大きな壁に直面して、自分の憧れとの程遠さに絶望する事になります。

そんな時に、龍王戦で大将と鉄虎くんと関わって、鉄虎くんの事を気にかけていた晃牙が、スカウト!世紀末ウォーズにて、『南雲鉄虎らしさ』に語りかけて鼓舞してくれます。そこから少しずつ、鉄虎くんは自分に目を向けるようになっていきました。

しかしそれによって、自分が不器用で、何をやってもうまくいかないという現実、情けない自分の姿を突きつけられます。鉄虎くんにとっては、そんな自分を好きになる事こそ、最も難しい事なはずです。

それでもここまで鉄虎くんが頑張ってこれて、自分にだって価値があるんじゃないかと思えたのは、紛れもなく、仲間が対等に鉄虎くんの事を認めてくれたから。

それが鉄虎くんにも分かった瞬間は、メイン1.5部の3章、ハイアンドロ―にあったように思います。

鉄虎くんは修学旅行にて、死んだって後悔しない、的な事を言います。ユニバを踏まえると、この時は本気で死ぬ気でいた。でも、ハイロ―の最後、翠くんが遭難した鉄虎くんの元へ。我先にと言わんばかりにかけ寄ります。その後翠くんが、べつに心配してないし~的な言い訳を始める中、鉄虎くんが無言で抱きしめる。

鉄虎くんは親しい間柄でもベタベタせず、友人として心地よい距離感というか……適切な人間関係を築ける人って感じなので、鉄虎くんからのスキンシップなんて、滅多にないのに。そんな鉄虎くんが超レアハグをしたという事は、よっぽど嬉しかったのだという事が分かります。

きっと、仲間であり大切な友達である翠くんが、こんなに必死になって心配してくれた、その事が嬉しくてたまらなかったんじゃないでしょうか。

翠くんはこの頃、ゆるキャラみたいにみんなを癒やせる存在になりたかったと言ってましたが、実際鉄虎くんの心を癒やしてくれました。
翠くん、鉄虎くんと出会ってくれてありがとう泣

これらの過程があって、鉄虎くんの『俺が愛せる俺』につながるわけです……
スト中にも、「俺の周りには良い人しかいなかった」と鉄虎くんは言いますが、もうほんとに人との出会いやもらった言葉や関わり合いを本当に本当に大事にする人なんですよね(号泣)

もうこれを話したら無論大将とか葵兄弟とか宙くんとか忍くんとかの話をしたくなりますけど、ただただあんスタの鉄虎くん関連の全ストのネタバレをする人と化してしまうので自重しておきます。


その3  行け、南雲鉄虎。

スーパーヴィラン 大悪党/第十五話
──俺は、俺の道を行く
でもきっと、辿り着く場所は全員──同じだって信じてる

泣いていいですか。

ヒロショで奏汰に言われた言葉、1年前のあの頃は謎かけだと思っていたくらいなのに、彼はその答えにたどり着いたんですね……泣
そして同時にMDMで守沢に言われた「お前はお前の正義を貫け」の最高のアンサーでもあり……

一体、ヒロショの鉄虎くんから、1年後こんなにとんでもないところに丸腰で乗り込むとんでもないヒーローになっているなんて誰が想像しただろうか。
いやまじで。

しかし、「答え」とは言いましたが、この言葉やストーリーを運営の出した結論と捉えるか、過程と捉えるかでユーザーの賛否が大きく分かれてくる気がします。

私だって最初はユニバ読了後に、あんスタ続けるの無理かも…までよぎったくらいですもん。だってスチルの目が赤くて赤くて……瞳に宿っている色がこれまでの鉄虎くんとはまるで別物に見えて「本当に鉄虎くんか?」って疑ってたんですよ。

でもこのストーリーを過程と捉える事で、たくさんの希望を見出してきました。それに気づけたのは紛れもなく他の鉄虎推しの方達が意見を聞かせてくださったおかげなのですが、ストーリーに関して一体何に傷ついたのか、そして何故それが立ち直るどころか掘り返して語れるまでに至ったのかをこれから噛み砕いていきたいと思います。


ストーリー考察


南雲鉄虎の『悪』

鉄虎くんの言う悪の道で手応えを得たという意味、一体どういう意味なのか。
これも初見見た時悲しかったんですよね。
鉄虎くんの黒は悪じゃない!ってキレ散らかしたくなり、キレ散らかしました。

ですが、これもしっかり考えてみれば決して悲観するような意味はなかったんです。

まず私が勘違いしていたのが、鉄虎くんの指す悪が「善悪」の悪だと思っていた事。今回のストーリーで言うと、今までなかなか実らなかった努力が、悪の組織で、クリプロにおいて初めて上手くいった。そういう意味だと思ってて。だからショックでした。

ですがそもそも、このストで触れられている悪というのは「善悪」の悪ではなく、「正義悪」における悪なんですよね。

天祥院英知が守沢千秋の目指しているヒーローがどういう存在なのかを知らずに、反吐が出るほどヒーローが嫌いだと言ったように、私自身、鉄虎くんの言う悪がなんたるかを分かっていないまま、先入観による悪で批判してしまっていたのかもしれない。
これを前提にもう一度読んだら、結構印象が変わったんです。



この正義悪の話を読み解くにあたって、個人的にも正義とは悪とはで色々調べてみたんですけど、その捉え方も記事によってまぁ千差万別でした。

確かに言える事として、「正義でない方が悪」というのはこのストーリーの前提においていいかと思います。

昼間の守沢と鉄虎くんが対峙してたシーンで守沢も語っていましたしね。
鉄虎くんが向かったその地域においては、"クリプロ=正義"で、"クリプロの仲間でなければ悪"でした。

とすると、ステージで鉄虎くんが手ごたえを得た悪の道とは、"クリプロで働いていた悪事"を指しているのではなく、"クリプロの中で悪という立場にあり続けた事"を言っているように思えます。

では、具体的に言うと、鉄虎くんのどの行動の事なのでしょうか。ESからのスパイとして結果的にクリプロという正義を弾劾した事?もちろんそれはあると思います。結果として、N元隊員の命を守れたわけですから。自分の正義に基づいて、文字通り命がけで向き合って、鉄虎くんなりの本当の努力の感覚がつかめたのでしょう。


ただ、鉄虎くんはクリプロを潰すという鉄虎くんの功績に対して、「これで良かったのかな」と、後ろめたさをもって話しています。
ステージ上ではまだ自分が成した事に対して納得しきれていないのに、そう話した直後になぜ、「手応えを得た」「しばらく悪の道を進んでみたい」とまで言えるんでしょうか。


これについては詳しく語られていないのでこうだったらいいな、という憶測にすぎないのですが、私は、鉄虎くんが潜入中、Nの元隊員のほかにも、実際に人を救った経験があったのではないか?と考えました。


『鉄虎くんは殺人現場を見ていない』説


鉄虎くんは修学旅行でどれだけ鍛えても銃には適わない、と話していて、その後、スタフェスでNの元隊員達と警備していた中で、銃による襲撃事件を目の当たりにしています。

この時点で鉄虎くんはどういう気持ちだったんだろうって、
ユニバが始まる前からずーーーーーーーーっっっと、考えていました……
この時点で鉄虎くんは大きな心の傷を抱えている筈なんです。


あくまで仮定の話ですが、例えばクリプロで鉄虎くん以外の幹部の人達が、拳銃を持ち「口封じの為に〇〇を殺ろう」などと擦り合わせで密談してるとか、ドラム缶でコンクリを混ぜてた現場があったとします。

その光景を見た時点で、鉄虎くんの口から「あいつらは人を簡単に消す」「そういう現場を何度か見た」って発言がでてもおかしくはないですよね。確実に殺す意思と今まで殺人が行われていたであろう環境がそこにあったわけですから。そこへ、幹部になった鉄虎くんが出てきて、鉄虎くんが担当を請け負う事になれば、その人の命は必然的に助かるわけです。

そりゃそうですよね。鉄虎くんは相手を傷つける事はしません。そして、コメショでNの元隊員を守れなかった責任として、その子たちを命に代えても助けに来た鉄虎くんならば、スタフェスで守る事ができなかった黒根ひつぎの後悔も抱えている彼は、悲劇を繰り返さない為に、クリプロの現場で命を救うための行動を起こしただろう、と推測できます。

ただ、表向きはクリプロの社員ではあるので、解放してあげたり、クリプロに直接刃向かったわけではないでしょう。おそらく、何かしら脅したり説得したりする事で、人員不足であるクリプロの仲間に引き入れる程度の事しかできないと思います。命が助かった人からして見ても、鉄虎くんは悪事を働くクリプロの一員としか映りません。

ですが、そうやって鉄虎くんが自分の正義を持ち、命を懸けて必死に潜入し続けて、結果的に人の命を救う事が出来た経験があったのであれば、あんなに自分に対して悲観的だった鉄虎くんが手ごたえを得た、とまで言える自信にはつながると思います。

よって、解釈次第によっては、鉄虎くんは殺人の瞬間を目撃していない、と言えますし、私はもうその説を全力で推します。

そして、鉄虎くんがクリプロという一般社会における”悪"の皮を被って、彼らの"悪意"を察する事が出来なければ、N元隊員の命は助からなかったかもしれません。ここが、「あんたが足もむけない暗黒の道」鉄虎くんにしかできなかった事なのかなーと。

鉄虎くんは、巻き込まれた一般市民からしても、クリプロでの立場においても、潜入中はずっと"悪"という立場をつとめていたのだろうと思います。

スーパーヴィラン 大悪党/第十五話

そう考えると、鉄虎くんの言う「悪の道で手応えを得た」という話、めちゃくちゃかっこいいと思いませんか…………!?

前述したように、ただの自分の願望ありきの憶測にすぎない話なんですが、少なくともユニバ時点で否定する要素はありません。これで後々殺人現場の件を掘り返されたら、ぐうの音も出ないというやつですが……

いずれにしろ、鉄虎くんが流星隊のメンバーが来る前から幹部として活動していた以上、その間に下についている人達が守られていたのは確かです。

鉄虎くんはおごって偉ぶったり、自分の功績を自慢したりは決してしない人なので、偵察中に何か良い行いをしていたとしても、本人の口からは語られないんじゃないかと思います。

本当は鉄虎くんの活躍は作中だけにはとどまらなかったのを、自分たちが目にしていない事が実際たくさんあるんですよね。

そう言えば今回のストーリーって鉄虎くんの心の声、ありませんでしたね!
鉄虎くんメインのストーリーって、割と鉄虎くんの心の声が描写されたり、鉄虎くん視点に結構近かったりする事が多いので、それがなかったのが鉄虎くんが遠くなってしまったように感じた要因なのかもしれません。

いや、でも、見せて欲しいんですけど……潜入中の鉄虎くん。スピンオフいかがでしょうか。


否定された『赤継承式』


イベント後の反応を見ていると、鉄虎くんが黒でいいと言って結果的にずっと引きずってきた赤継承が成されなかったことで荒れている印象だったんですけど、私はここにおいては傷つく方向がちょっとずれていたと言いますか。
そもそもこのステージで赤継承を持ち出した事自体が悲しかったんです。私としては。

まぁ?告知時点ではすっかり勘違いして?舞い上がっていましたけど!?てっきり鉄虎くんが正当に評価されて、ハッピーな舞台が整っているのかと!

でもそもそもそういうしめくくり大団円的なストーリーでなかったのであれば話はまっったく別です。

ここで赤継承をする行為こそ、コメットショウで千秋が誓った事に反していると思うんです。

今度こそグダグダにせずに、ファンを不安にさせないぐらいに強い地盤を固める
そうしてもう大丈夫だと確信できるようになって、南雲も納得して受け入れられるような自信と実力を付けたら──
改めて、南雲にその気があるなら、レッドの継承式をしたい

コメットショウ エピローグ⑥

コメショで千秋はこう言ったんですよ。
なのに、ユニバース時点での流星隊は足元グラグラもいいところで、コメショからほぼ進展がないのに、鉄虎くんが言ったわけでもないのに、継承云々の話になるのはまず、どうなんでしょうか。

ここにおいての継承の意味は『流星隊の信念を後世へと受け継いでいく』という守沢がかつて思い描いた継承式ではなく、ただただ鉄虎くんの為に、南雲鉄虎を正当に評価してあげたいがために守沢が赤を譲る行為に他ならない

だからこそ、鉄虎くんがその赤継承を否定した事が心から嬉しかったんです。

ここで赤継承してたら赤継承の意味って何なんでしょうか?
そこに守沢の思いはあるのか?
「『クリムゾンプロダクション』という巨悪を倒した報酬として、俺たちの意向をゴリ通す。事務所に、俺たちがやりたいようにやる事を認めさせる」なんてことを守沢がしたら、守沢千秋はどうなる?
それを進んでやろうとしている守沢の姿は、守沢がちいさな子供のころから憧れていたヒーローなんでしょうか。

鉄虎くんがここで継承式を否定したのはむしろコメショでの守沢の願い、いや、それよりもずっと前のスパノヴァや返礼祭で守沢が託したかった理想をしっかりと受け取っているからなのだと確信しています。

そして、何が守沢を苦しめているのか、守沢が本当に願った赤継承とは何なのか、まっすぐに本質を捉えられる鉄虎くんだからこそ、きっぱりと否定できたんです。
今、守沢がやろうとしている赤継承は、守沢がかつて思い描いた夢ではなく、流星隊が散々苦しめられてきた、大人のエゴそのものだって言えたんです。

すっぱり諦めて妥協した、という意味で鉄虎くんに黒を選ばせるなら、シナリオで「黒『で』いい」なんて一言だって言わせませんよ。衣装を「返す」ではなく「預ける」なんて言わないし、『別に強引な手を使ってまで赤を着たいとは思わない』とか、「『今は』あんたの後継者にはなれない」とかフォローしません。

守沢がいつも南雲鉄虎をちゃんと見て評価してくれるからこそ、「今は後継者になれない」と言った。ストライで「は?俺は黒でしょ?」って言った鉄虎くんを想起しました。鉄虎くんは間違いなく成長しているけれど、志はあの頃からずっと変わっていなかったんです。

否定しつつも、守沢を傷つけないように鉄虎くんなりに言葉を選びながら、今まですれ違ってきた守沢に踏み込んでいく鉄虎くんの姿。そこに込められた守沢への熱い信頼と、あたたかな思いやりを、何回も読み重ねてひしひしと感じました。泣。

だからと言って最終的に鉄虎くんがレッドになるか否かというのは今後の展開次第なので何とも言えませんが、鉄虎くんがここで黒を選んだのは赤を諦めたという意味ではなく、成長する為の「過程」として選んだという事は全世界共通認識になって欲しいと願います。


守沢千秋の『正義』の危険性


じゃあ何でそもそも守沢は、このタイミングで赤継承を掘り返したのか。
鉄虎くんはやんわりとではなく、明確に赤を断って黒を選ぶ、とまで宣言する必要があったのか?

その行動の裏付けを説明するにはまず、守沢千秋の正義の危険性について示唆しなければなりません。

守沢千秋の正義と夢について分かりやすく語られているのは、「奇跡⭐︎決勝戦のウインターライブ」と、みんな大好き「Saga*かけ上がるレインボーステージ」。

──いちいち相手の都合を考えていたら間に合わないこともあるしな
それで誰かの不幸を見過ごしてしまうなら、俺がうざがられるぐらいどうということはない

奇跡⭐︎決勝戦のウインターライブ SS 努力/第十三話

困っている人がいたら見返りどころか、自分に不幸が降りかかるのもも厭わず助けるのが守沢の正義で、守沢の憧れるヒーロー像です。
自己犠牲こそがヒーローだとユニバでも話しています。

確かに別作品で守沢のような清い正義を持つ人は、人や対象物ではなく最終的に何か抽象的な物と闘っていて、まぁそういう人はまさしく最期に無限ループに陥ったり命を落としたりで何かしら犠牲になっていて、助かるケースは殆どないです。
しかもそういうのって、前提がファンタジーの世界で、ご都合主義だからこそ成り立つものなんですよね。
それを現実に落とし込もうとする事がどれだけ無謀な事か、という話ですよ。

それが分かってるのにそうあろうとする守沢千秋に現実は容赦なく叩きつけてきます。

コメショにおいては、こうありたいという自分の夢と、みんなの笑顔を天秤にかけられたわけです。彼は。

そんな中で守沢がとる判断基準として、被害規模が大きい方に傾くのは明らかです。そして守沢自身が入っている方は落とされる。コメショではニーズに合わせた流星隊を選び、自分の夢は押し殺します。その結果として、なくなるNの隊員達や南雲隊長に恨まれる自己犠牲の道をとるんです。

もし逆を選んでいたら、世間的に状況が悪化してフォローできないと判断したのでしょう。守沢が「自分が悪いから」と言って解決する話でもありません。実際フォローしきれずに混乱を招く結果となってしまったから、その道を選ぶしかなかった。

これが特撮やファンタジーの世界だったならば、守沢が自己犠牲を選んだ時点でNの子も鉄虎くんもファンも誰も哀しまないみたいな展開が用意されるんですけど。そんなウルトラマジックは存在しません。

極論、大人社会の中でヒーローとして振る舞うのなら、守沢は合理的に判断していくしかないんです。結果誰かが悲しむ事になったとしても。

その演技が上手すぎるあまり、世間のひとも守沢先輩がヒーローを演じてるだけのニセモノだって気づかないっていうね
だから誤解されて無駄にハードルを上げられて、挙げ句、素顔を見せたら嘘つきだニセモノだって責められるっていう……、可哀想

スーパーヴィラン 大悪党/第七話

守沢のよき理解者・翠くんが解説してくれていますが、正義を突き詰めていくうちに、守沢の意思とはまた別の『守沢千秋』という偶像が世間にできあがってしまっています。誰かを助けていたら誰かを助けられなくなる、というジレンマを常に抱える事を余儀なくされている。それでもヒーローを演じ続けている守沢はもはや私の理解の境地を超えています。

そんな守沢と同じ正義は歩めない。
「どうひっくり返ってもあんたみたいにはなれない」という意味。これは、単純に実力が足りなかったと痛感したというわけでも、この1年が無駄だったと言っているわけでもありません。守沢の正義に直面して、鉄虎くんの正義、自分の正義が別物だと知った1年だったんです。
MDMで流星隊が用意した文脈を納得してないって言い放った鉄虎くんは、モーターショウの時にみんなの前で頭を下げた鉄虎くんは、上手く出来ない事を痛感したと同時に、自分の中にしかない正義を目の当たりにしたんです。
守沢の異常なまでの正義の在り方を知り、それでも救えない人がいる事を知ったんです。


守沢千秋の『夢』を叶えるには

そしてRoundabout第十六話ですが……
ここの守沢語りはもはや今回の話と1.5部グラデュエーションとリンクしすぎているので全台詞見てほしんですけどどうしましょう……?
とりあえず時間がある方は一読お願いします。

Saga*かけ上がるレインボーステージ Rainbow Roundabout/第十六話
この世にヒーローがいないなら、自分がヒーローになる。
憧れのヒーローがいる事を証明する。

で。そんな夢を持つ守沢が、スーパーヴィランズでは事務所の意向に逆らって赤継承式をしようとするんです。
守沢としては、鉄虎くんのクリプロ潜入を含むこれまでの鉄虎くんの頑張りをここにきて痛感して、鉄虎くんにやっぱり赤を渡して認めてあげたいという事なのでしょう。

一見、守沢の本心の部分にも思えますが、残酷な事に、これは「南雲鉄虎に幸せを与えてやりたい」というただの正義に基づいた行動にすぎません。スパノヴァや返礼祭やコメショであったはずの守沢自身の意思が伴っていないんです。守沢が思い描いた赤継承式の意味が、丸ごとごっそりなくなっているんです。何ということか、守沢は既に自己犠牲を選んで自分の事を捨てていました。

ユニバの場合、守沢は次のようなジレンマを抱えていた筈です。

・事務所の意向に逆らい、後輩を評価して、ファンの混乱を再び招く。
・事務所の意向に従い、後輩を評価してあげられるタイミングを見過ごす。

今回は前者を選んだわけですが、なぜコメショでやった事に反する方を守沢が選んだのか。その理由は、サブマリンにて語られています。

激戦区•沖縄/第九話


今回赤継承ができるかもしれないというチャンスを見過ごして、ただ事務所にしたがって行動していたら、自分はヒーローではなくなってしまうかもしれない。
TVの向こうの、憧れていたヒーローの存在が、全て嘘になってしまうかもしれない。

守沢はそれが怖かったんじゃないでしょうか。

ですが、そもそも今回守沢がとれる選択肢の中に、守沢がヒーローでいられる選択肢はなかったんです。結局赤継承ができたとしても、ファンの笑顔を守ることができなくなってしまうのだから。

守沢千秋の夢は、現実世界において破綻していたんです。

そこで、南雲鉄虎の存在です。

こういう時に守沢がジレンマを抱えて苦しんでしまう事は、鉄虎くんはコメショやこれまでを通して痛感していました。

だから、正義の権化である守沢を心から尊敬し、守沢の夢も叶えてあげたいと願う鉄虎くんは、守沢の赤継承を断ったんです。

これによって、守沢が夢見ていた赤継承の意味合いは変わらないまま、守沢千秋が正義のヒーローでいられる状況がうまれます。鉄虎くんはこの時、守沢千秋の夢を、無意識的に守っていたんです。

「優しいあんたじゃ倒せない敵も、そんな俺なら倒せるかもしれない」という台詞が、それを物語っています。

めちゃくちゃ熱い展開じゃないですか……
そんなわけで、ユニバの大悪党第十五話が後天的に大好きになってしまいました。


ショックだったあの台詞について


これはマシュマロをいただいて気付いた事なんですけど、スタフェスでショックだった鉄虎くんの台詞が、ユニバを踏まえるとめちゃくちゃ良い意味になるやつがあったので、紹介します。

まず、スタフェスにて三毛縞斑をお手本にしたいと言い出す鉄虎くんに、三毛縞が守沢や鬼龍がいるじゃないかとこぼします。
そこで鉄虎くんが放つ台詞です。

いえ、そっち方面を頑なに進んでても行き止まりだったんで、俺にはもっと他の道が、力が必要なんじゃないかと思い始めてるッス

第1.5部/第4章 ブラックジャック 贈り物は届かない/第六話

これ、あまりにもめちゃくちゃあっさり言うもので、当初結構なダメージを食らった記憶があります。その道が絶たれ、どうしようもできないから、すっぱり諦める事にしたのかと思っていて。

しかしユニバの名言によって、ここのセリフの意味が全く変わってきます。

スーパーヴィラン 大悪党/第十五話
──あんたを理想の頂点、終点に設定したら
一生、あんたを追い越せない

鉄虎くんはあの時、諦めていたどころか、理想に追いついた未来の、さらにその先を見据えていたんです。

鉄虎くんは自分がどういう人になりたいか、具体的に考えたのでしょう。
大将のように強くてかっこいい人?守沢先輩のような、優しくて頼もしい人?
それに自分を当てはめる事ができるのか?仮に、そんな具体的な目標の人物像になれたとして、その後は?そのゴールに辿りついたらそれでいいのか?

そして具体的な終着点を考えた時、守沢よりも大将よりも上を目指したいと思っていた。自分に足りない力を周りからどんどん吸収して、自分にしかなれないものを突き詰めていこうと決心した。そのような意味合いにとる事ができるようになります。

これは私のアホ話ですが、実はユニバのこのセリフ初見の時、薄目で読んでいたせいで「あんたを理想の頂点、終点に設定した『か』ら」って読み間違えていて、絶望でバカ泣いてました(爆笑)(たった一文字で世界は変わる)


南雲鉄虎の今後の活躍


鉄虎くんの今後の活躍については、作中で頭出しがありました。

キーワードは『変身』です。この変身という言葉、これまで守沢千秋の篝火での活躍が語られる時に登場しています。その為、それに匹敵するような鉄虎くんの活躍が今後描かれるのではないかと予想しています。

それを思うだけでも幸せいっぱいのおめでたい脳ですが、活躍があるという事は、同時にひと波乱、これまでの経験を踏まえると何波乱も控えているということでもあり……
覚悟はしておかないと胃と精神と命がもたないんだろうな……

考察っぽい考察をすると、流星隊のツアイベ☆5一周しましたので、鉄虎くんの活躍が、控えてる予感がしてたり…
今年は星5鉄虎くんフィーチャー2が来ますが、次点で来年度のメインストーリ―新章、メイン1章を踏まえての話とか言ってましたし、鉄虎くん☆5説ないですか?(すみませんただの願望でした)


兎にも角にも、今まで自分の情けなさの象徴として見ていた黒に目を向け、自分を愛せるようになりたいという言葉を聞けた事が、何よりも嬉しかったですね。

そんな鉄虎くんが周りの、流星隊の仲間をはじめとするたくさんの人達の力を吸収しながら、鉄虎くんにしかできない活躍が見れるのを今後もめちゃくちゃ期待してずっと待っています😭😭😭

終わり


いかがでしたでしょうか。
まー信じたいものだけ信じていればいいんですよ。SSのセリフとか、コメショの一部とか、ただでさえ矛盾してるんだから、納得できないところはライターや運営の企画書を読んでいるんだと割り切ったり、自分の中で都合よく辻褄を合わせて、鉄虎くんがより幸せになれる解釈をしています。これも受け売りですが、好きに受け取る事ができるので、好きに受け取る。あんスタキャラの推し方のおすすめです。あとやっぱ、人の意見を聞くのはめっちゃ楽しいし救われます。

それにしても、こんなに正義とかいう曖昧な単語について真剣に向き合う日が来るとは思いませんでした。鉄虎くんがカッコ良すぎましたね。一見悲しいような事も、見方を変えると心に染みる話だったり、新しい良いところを見つけられたりするものなのだなあと、今回まとめられて本当に良かったと思っています。

何とかまとめる事ができてよかったですが(まとめられたか?)考え出すとユニバはまだまだ引き出しがありそうでキリがないですね。もし、考察に関しての異議や愚痴、質問などありましたらいつでも何文字でも送っていただけるとこの上なく嬉しいです。ストの感想に飢えてます

語り出したらキリがなく整理できないオタクにとってブログは結構いいツールかもですね。楽しいしわりと手軽でびっくりしました。今後も鉄虎くんや流星隊周りについてまとめや発信をしていきたいな〜と思います。

最後まで目を通してくださった方がいましたら本当に感謝感激です。
ありがとうございました!

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