コロナ禍でのマタニティライフについてとハイリスク妊娠の話をつらつらと書く①

4月半ば、匂いづわりはいつまで経ってもあるものの順調な妊娠生活を送っていたわたしに衝撃的な事柄が冷静にすっと産科の先生から伝えられた。

今回は2回目の妊娠。
1回目は不安ばかりでそんなに楽しめなかったし、出産も破水から始まり3日も促進剤で苦しんでの出産。
そして産後1ヶ月の精神的苦痛の日々…。

もう絶対に!
今度こそはするっと安産!
そしてエンジョイ育児をするんだ!と意気込んでまして、
筋トレとか体力作り、栄養を考えた食事とか凄く考えた生活を送ってました。

つわりが始まり吐きまくる生活の中で『ただ生きてるので精一杯』状態にはなったものの、産院での美味しいごはん〜楽しみ〜とか、赤ちゃんとの産後の一ヶ月を今度こそゆったりと楽しく過ごすために実家の父ちゃん母ちゃんに協力を早くから頼んでいたり、ほんとにたくさんのことをシミュレーションする日々。
今回は上の子のことも考えないといけないしね!

が、今回は想定外のことが2つ、起きた。しかも結構BIG…!

ひとつめは、妊娠後期から騒がしくなってきたコロナ禍の影響。

ようやく安定期に入ったのでずっと通っていたピラティスに復活。
わたしピラティスがほんと好きで、これで筋力付けて安産だ!とルンルンで通ってたんやけど、1ヶ月行ったぐらいでジムでの集団感染が話題になったりして通うのを断念…(もちろん今はスタジオ休業中…しくしく)

まぁ、最初はこんなもんでしたが(いや、それなりにショック受けてたんですけども次から次に色々起こるから)

産院さん、2月に入った頃から病院に付き添い連れて入れなくなりまして。

今回は平日に産院さんに通っていたのもあって、夫が一緒に行ける日がなかなかなく、たまたま行けた日に産院の玄関に夫立ち入り禁止の令が張り出されているという。
今回は一度も一緒にエコーが見れないことになってしまった。。(夫、結構落ち込んでたな…)

もちろんそれだけじゃなく、入院中は誰であろうと面会禁止、出産時の立ち合いは夫か父母のうちひとりだけと言われ、いやいや、こどもおったらもう無理じゃねえかと。
実家の父ちゃん母ちゃんを早めに呼んでこども見てもらうしか!と思い電話をかけるも、『高齢やしコロナ怖いから今回は行けないわごめん…』と断られ。
いや、そうだよね、それがいいとおもう。わかってた。

わかってたけどぉ〜。。(九州の田舎から大阪なんか出てきたら一瞬で感染しそうだ、こわい)

というわけで、詰んだ、と思った。
陣痛のあの絶望的な痛みを今回はひとりで耐えるんだ。マジか。

入院中も面会禁止て、上の子に会えない…。
あの子ママっ子なのにパパと2人きりで大丈夫か…?寂しいやろうに…と思うとかなり泣けてきた。いや、だいぶ泣いた。

泣いたらだいぶスッキリして、いやこれ今妊婦の人たちみんなが通る道だしがんばるしか!強くならざるを得ないよね!と思い直せた。

あと、小さいとこでいうと、両親教室が軒並み中止になったのも、えーって思ったけど。
5年ぶりなのでもう沐浴の仕方覚えてないべ?
あと夫がまたマタニティボディ付けるの見たかったなとか、。
(でもまぁ、2回めなので…初産でこれは本当に本当にきついよ。一緒に泣くよ。)

そう思っている間にもコロナ禍は進み、
今度は緊急事態宣言で上の子の保育園の登園自粛を要請される。。。

マジかよー。(ま、でも保育園通わせるのは感染ありそうで不安でもあったので良かったという気持ちも半分…)

とゆかこれさ、つら〜い産後1ヶ月の間、上の子ありでの生活なの…?父母の助けもないのに…?え、いつ寝るん?
完全に詰んでないこれ…?

泣いた。
泣いたね。
泣いたら、またスッキリした。

とりあえずもう産んで、夫とガッチリ協力してがんばるしか道はないしな。その一択だ。

他に影響といえば、

腹は重くまだつわりもある中、子どもの相手をしながらのリモートワークとか。
zoom会議は子どもを横に置いたまま(離れないし…会社の人が優しくてほんとよかった。。)でやったり。
引き継ぎ時期に入ってたのがまだ良かったな。。
子どもが家におったままバリバリ仕事はどんな人でも無理ですよ。言い切れるよ。

あとは、妊婦の外出怖すぎるので出産準備用品はすべてネットで注文しまくったんですが、なぜか哺乳瓶消毒液とかガーゼハンカチが売り切れまくってて焦ったりとか、、、
(ネットの海でようやく探して注文でけた)

てゆーか楽しいマタニティライフというやつは1ミリも送れてないわね。
友だちに今のうちに会ったりとか、育児始まるとどこも行けなくなるから美味しいレストランでご飯食べとくとか、家族旅行行くとかさ。

ひとつずつ諦めていった感じがする。
今は仕方ないからと、ひとつひとつ諦めて、今はシンプルに『ちゃんと生まれてくれたらいい』だけになったな。

もちろん、もっともっと大変なひとがいるのはわかってる。
けどこれはコロナ禍の中のひとりの生活を、ただ記録として残したかっただけなので、同じ状況の方、ご興味のある方にさらっと読んでもらえたら。

あと、妊婦さんたち、一緒にがんばろうね。

でねっ。
こんな中で冒頭の文章に戻るわけですが、
もうひとつ事件が起こるわけです。

ハイリスク妊娠のひとつである前置胎盤と診断されるの巻は、また後日書きますー。

うえーん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?