見出し画像

「トイレの話をしよう」~トイレタンク内の修理の話~_日記#75

自分用メモみたいな記事になりますが。

先日、家のトイレ修理が必要となりました。

たいした事象ではなくて、水がちょろちょろと微量、タンクから便器へ出続けるってだけなんですが。家購入してから10年以上経過し、初めてのトイレの異常でした。

便器や配管に異常はなさそうで、水があふれる等の緊急性はなく、ちょろちょろと少し音がするのと水道代が気になる位のもんでした。が、修理しないわけにもいかないので、少しネットで調べました。

恐らくタンク内部のパーツに付いているゴムパッキンが劣化し、タンクから下へと漏れているのだろうと予測できました。

ゴムパッキン、こんなんです。


YouTubeには自分でパッキンを購入して付け替えている動画もありました。それで、最初に止水栓を締めてタンクを開け、水を流してタンクをからにし、タンク内部のパーツを外そうとしました。が、力の加減がわからない。各パーツはプラスチックが多いので、下手に力入れると壊しそうでした。


出典:https://jp.toto.com/support/tips/toilet/kaiteki/shikumi/


トイレタンク内部なんて、まぁ普段見ない。毎日使っているものなのに、どんなパーツがあって、どんな仕組みかも案外とわかっていなかった…

タンクのしくみと部品の名称

ボールタップ
浮玉が下がれば給水し、浮玉が上がれば水を止めます。

オーバーフロー管
ボールタップが故障した場合、
タンクの外へ水があふれるのを防ぐため、この管から便器へ水を逃がします。

フロートバルブ
フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。
このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。

止水栓
修理前に水を止めたり、水の勢いを調節する役割を果たします。

出典:https://jp.toto.com/support/tips/toilet/kaiteki/shikumi/


ネット調査レベルだと、被疑となりそうな箇所は1つではなくて、素人では「ここが悪い」を確定できませんでした。本当にパッキンの経年劣化なのかもわからないし、購入してもムダになる可能性を排除できず、でした。
パーツをうまいこと外せない状況もあって、自分たちでやってみるは諦めました。

となると、外部に依頼するしかないのですが、水のトラブル絡みの代金トラブルは、以前問題になっていたことがありますね。慎重になります。

ネットで調べた感じでは、ちょっとした修理でも出張費用など掛かり、仮にパッキン交換レベルでも1万円前後が相場とみました。

どこに連絡しようかと迷ってましたが、「待てよ」と。最初に連絡するのはやっぱりメーカーか、と思い直しました。もう10年以上前の購入ですけど、まぁ調べるだけみてみるかと。

今回の件で引っ張り出していた、トイレタンク(大手メーカー)のマニュアル。最後の方のページに修理受付の電話番号ありました。メーカーのホームページでも番号を確認し、一致していることを確認しました。

とりあえず、どの位の費用になるかを聞いてみる目的で、電話を掛けてみました。
電話に出てくれたのは窓口のお姉さんで、きれいな言葉遣いで、ゆっくりと丁寧な対応。「ご迷惑をおかけします」と言われ、10年以上使えば劣化もあると思っていたし「いえいえ」と伝えましたが、やはり悪い気はしないもので。全般、素晴らしい対応受けました。

事象を説明すると、タンクの特徴(何年前に購入?上から水が出るタイプ?など)を聞かれましたので、タンクの側面にある品番をメモしている旨を伝えた所、事がスムーズに進みました。

基本料金と訪問料金で5,000円(税込)程度(メモなくしたので額面忘れましたが、電話では額面を明示してくれました。)にプラスで、作業内容に応じた作業料と部品代金が掛かる、と聞きました。

で、修理依頼を即決しました。基本の提示額を示してくれて相応と思いましたし、大手メーカーなら作業料や部品代でおかしなことにはならないだろうから、との判断です。
あとは、メーカー受付の修理という安心感が大きかった点と、ネットで業者探したり比較したりする手間を省きたかった点から。

窓口に電話したのが朝の9時過ぎ、その日のうちに修理担当者さんから折り返しの電話をもらうことになりました。連絡は次の日になる場合もあります、と言ってました。

その1時間後、担当の方から電話がきて、「たまたま近所まで来ているので、今から15分後位に行っても良いか?」と連絡ありました。早くやってもらえるのは大歓迎でしたが、大急ぎで玄関とトイレ周りの片付けをすることに😁

15分後、おじさん1名到着。名札見せてもらい確認。メーカーの修理を請け負っている個人営業店の方でした。

僕らは準備万端で(タンク内の水をからにした状態で)待っていましたので、すぐに作業してもらえました。

おじさんの判断と手際は速く、タンク内の状況見るとすぐに、タンク一番下のパーツを取り外しました。
最後にもらった明細書を見返すと、「排水弁パッキン部の交換」とありました。

出典:https://jp.toto.com/support/tips/toilet/kaiteki/shikumi/

排水弁のパッキンをもぎ取って、「この経年劣化が原因ですね」と見せてくれました。
素人が自分で替えようとすると、タンク内のパーツを壊す人もいるので、気を付けた方が良いと言ってました。

パッキンを付け替え、排水弁を元に戻し、止水栓を開け、確認の為にトイレを何度か流して作業完了。
滞在時間は30分位で、お代は合計で7,920円(税込)でした。風のように去っていきました。プロの手際の良さに、ちょっと感動。

思ったより早く、思ったより安く、修理は終わりました。運も良かったのかもしれませんが、窓口に電話してから2時間弱で直りました。

他の業者ではどうだったかわからないのですけど、あれこれ考えず、まずはメーカーに対応可否と費用相談で連絡、ありですね。選択肢の1つとして。
購入がずっと前なので対応しているか?メーカーだと高くつきそう?などの考えが無意識にあって、最初に思いつきませんでした。

結果、多少高いのかもしれませんが、無難なのかなと思ったのが今回の経験でした。

修理が無事終わってスッキリ。
トイレだけに!


トイレの話、おしまい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?