「汚部屋老人」にならないために、60代から始めよう「老前整理」ーーー自分の親編

こんにちは。
「100歳までやりたいことが出来るカラダづくりを!」を掲げ、中高年向けの体幹力アップ、カラダのメンテナンス等の活動しているささきです。

ついつい先送りにしがちなお部屋の片づけについての続編です。
親世代の片づけについてです。

自分の親世代に片付けを勧めるなら時間をかけて説得が必要

自分のうちもですが、親の家の散らかり具合が気になっている方も多いと思います。
しかし、子供から親に片付けを提案するのは、自分がやるよりもずっとずっと難しいのです。

戦後のモノの無い時代を生きた世代の人たちは、もったいない精神がとても強い方が多いです「モノ=自分の財産」と考えているので、これから使うモノかどうかにかかわらず、使えないものでも側に置いておこうと考える人もいます。
そうした親たちのモノを、子供が無理に捨てたり、勝手に処分してしまうと、親は不安を感じたり、「取られた!」と思ってしまい、トラブルに発展することもあります。

子供から自分の親へ片付けを勧めるコツについて、「お父さん、お母さんの安全のための片付け」であると強調して、合意を得ながら進めることがポイントとなります。

「高い所にモノがあると、落ちてきたり取り出すときに転落する恐れがあって危ない」
「床にモノが転がっていたら、つまずいて転んでしまうかもしれない」
「古くなって消費期限の切れたモノは危ない」
「安全に暮らしていけるかが心配だから片付けを手伝わせてほしい!」
このような言葉で説明をして

「なぜ、片付けなくてはいけないのか」
を納得してもらうまで、時間をかけて説明してから行うことが必要です。


たとえ私たちからみてガラクタに見えても、持っているモノひとつひとつに思い入れがあることもあります。
「これにはどんな思い出があるの?」「写真に撮っておけば、また思い出せるよね」など話をして思いを聞きながら、提案をしながら、片付けを手伝うことをオススメします。

自分のためにも、親のためにも大切な「老前整理」

一度に片付けようとしない

老前整理の鉄則の1つは、「一度に片付けようとしない」です。
一度に全部やってしまおうとせずに、少しずつはじめてみてはいかがですか?

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