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正しく自分の身体を知ることは基本中の基本

自分の身体を知ることは歌手にとってはとても重要なことだ。
頭の中のイメージは、実際の身体の構造と異なっていることが多い。

「ボディマッピング」というものを知ってから、歌うこと、声を発するってことの概念がガラリと変わった。

まず、絶対に関わることがないだろうと思っていた解剖学に触れることになった。なんとなくイメージしていた事を、絵や写真と共に学んでいく。こんなにも大事なことだったのかと今更ながら気付く。

「ボディマップ」とは、
人それぞれの頭の中でイメージされている身体の大きさ、構造・機能のこと。この「ボディマップ」が正確でないと、間違えたままのイメージで歌うことになるため、身体を上手に使えておらず、もちろんいい声が出るはずもない。

例えば、「顎」だけを上げてみてもそうだが、声を発っするには、上顎と下顎、両方を上下に大きく開ける。なんて聞いたり思ってたりではないだろうか。
実際の「顎」の動きは、下顎が頭蓋骨にだらんとぶら下がった状態で、その下顎のみの上下運動。単純にそれだけ。

こんな思い違いがある中で、高い声が出ない、鼻声になる、お腹が使えない、息が続かない、など、表面の部分だけをどうにかしようともがいても解決はしないのだ。

身体の構造・機能を知ることは大成長以外なんでもない。
自分の身体の内部を細かく知れることはとても楽しく素晴らしいことだ。
知れば知るほど、人間の身体の神秘を感じ、歌えることを嬉しく思う。

これは歌うってことだけではなく、楽器の演奏やスポーツ、生活の中全てにおいて通づる事だ。
自分の身体に興味を持ち、意識して観察する。
何か身体に不調を感じたり、動きに違和感を覚えたりした時、自分の「ボディマップ」と向き合ってみると、見えてくるものがあるだろう。

私のテーマになっている「脱力」も、ただの”力を抜く”ではない。
自分の身体を知り、正しいイメージをできるようになったことで納得のいく「脱力」を体感できている。
歌いながら、周りの状況を瞬時に判断し声にする。
その日の調子に合わせて声を出す。
自由自在に身体を、声をコントロールできるようになったのは、この「ボディマッピング」と出会えたおかげだろう。

まだまだ学ぶべきことがたくさんあり、私自身、今でも勉強中。
奥が深く、本を何度読み返してみても新しい発見ばかりだ。

「ボディマッピング」と言っても、ただ解剖学を学べば良いという話ではない。実際に動くこと、感じることはもちろん、筋感覚、包括的認識力なんかも使っていくってこと。(話し出したら止まりません。)

こうして歌う際にとても重要になってくる「ボディマッピング」だけれども、それと同時に向き合っていくことになるだろうもう一つ。

「心」

トラウマや緊張が自然な声を邪魔してしまうことがある。
「心」に正直に向き合うことで、そのトラウマや緊張すらも自分のものにして自分の声として表現していけるんではないだろうか。

身体の中から湧き出る声、心からの声が、聴いている人の心を動かすのだと思う。そしてお互いの心を感じれた時、ミラクルが起きる。

なんてこんな話をしているとライブがしたくなるよね♫
久しぶりにセッションもしたいしバンドで演奏もしたいし、ライブしたいなぁって心躍っています♡

今日はここまで♫



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今日も一日、楽しく過ごしましょうね☺️♡

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