管理人の雑記帳 かの時代の記憶

「趣味は何ですか?」と聞かれ即答するのは「音楽を聴くことです。」と言ってます。

そしたら次に「どういうの聴くんですか?」と聞かれたら「、、、色々」って返すことが多いです。理由としては本当にそうだっていうのと、言っても分からないからっていうのもあります。だからたまに若い子が「⚪⚪好きなんです!」ってヒット曲ぐらいしか聴かない人に向けて自慢気にマニアックなものに対して熱く語る所を目にすると恥ずかしかったり羨ましかったりで複雑な感情になります。

あー敵がいない良い環境で過ごして来たんだなと嘲笑的に思うのと同時に真っ直ぐに好きなものを好きだと言える感覚を持ってるって素敵だなと思ったからです。

もしかしたら世代論的な話になるかもしれないけど、我々の世代(70年代後半生まれ)のいわゆるオタクとかマニアって言われてる人達は自分達の趣味を公にせずむしろ秘密結社のように友達と集まってる感覚があった。特にその事で自分の周りでいじめがあったわけではないけどレッテルをはられる事を以上に恐れていたような気がする。実際自分はいわゆるオタクではなかったけどマニアックな気質ゆえに似た友達が周りにいてそういう風に思われたのかもしれない。しかし若い世代は多様性を認める教育の成果とオタク文化が相当若者文化に浸透していったおかげでそこまでオタクであることを後ろめたいと思う事がなくなっていってる。その証拠に男子学生がバックに自分の推しキャラや推しメンのグッズで飾る事を恥ずかしげもなくやってる。その様はある主の成熟だと言える。実際一回り下の知り合いの女の子は兵庫県の某女子大に通っていたが、一見ギャルみたいな子でもアニメの話題には抵抗なく参加してたって聞いたときはこれぞ隔世の感ありと思ったもんでした。

自分と同世代のオタク趣味、いわゆる腐女子のはしりみたいな女性ももしかしたら家庭を持って年頃の子供もいるかもしれない。その時に今の状況に対してどう思うか聞いてみたい。

子育てやコロナ禍でそれどころじゃないかもしれないけど、、、


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