管理人の雑記帳 レコードブーム
レコードを聴いている。
ブームって言われて数年が過ぎた。自分は買い始めたのが2009年の3月。知り合いの引っ越しの手伝いをしてプレーヤーいるか?って言われて貰いすぐにレコードを買いにいった。
その頃は荒井由実のひこーきぐも、ミスリムも大瀧詠一のロンバケ、イーチタイムも300円出せば余裕だったし、山下達郎もサーカスタウン以外は1000円以内で買えた。郊外にあるリサイクルショップに行けばそれなりに洋楽のレコードがあってピンク・フロイドの狂気が100円で見つかったりと2010年までは割りといい思いをした。
それから徐々に変わっていく。
リサイクルショップからレコードが消えた、中古レコ屋にあるレコードのバーゲンコーナーの値段が高くなり、前述のレコードも高くなった。
まず海外で日本のアーティストが高くなった。そして、海外からきたレコードバイヤーがベタな洋楽のレコードを買いにきた。更には裕福になった中国、東南アジアの人々が買いにきた。それらが原因で値段が上がり、ブームにつられた日本人が高い値段で買うから値段がそれで固定された、、、
そんな状況でも桃源郷のようなディスクユニオンは健在で、それどころかこのご時世であるにも関わらず拡大して存在感を表している。
2015年には大阪にも出来て、平日でも夕方は割りと賑わいを見せて、カップルや、女性の一人客も見かけるからこのブームは定着を見せている。
自分が買い始めた2009年、当時31才っていう年齢は確実に下の方でレコードセールに並んでるときも明らかに自分より若い人を見かける事は難しかった。
それから10年以上経過してやっと今の状況になったのは感慨深いが、もうちょっと安くなってほしいなと思う今日この頃。
個人的に好きなレコ屋ベスト3は
3位 広島 グルーヴィンレコードステーション
2位 岡山 グリーンハウス岡山店
1位 東京 ディスクユニオン新宿セカンドハンズ店(旧新宿中古センター)
番外 ○滋賀県アオイレコード
雑然としていて無造作におかれた大量のレコード。1枚500円10枚以上で1枚300円。元メガネ屋の店舗でそこそこ買ったら倉庫の方にも案内されコーヒーをご馳走になった。しかも駅まで車で送ってくれた。店主は高齢だけど元気にしてるか?
○兵庫県姫路テイストレコード※2018年閉店
レコードに関してはここの店主から多くの薫陶を受け、閉店してもずっと色んな話をしてた。店主は腎臓の病で2018年に亡くなられた。地元の広島で亡くなられたのがせめてもの幸せだったかも、、、
※ちなみにベストディグは兵庫県西宮市山手環状線沿いのハードオフで浅丘ルリ子「心の裏窓」帯なし美品を100円で購入したこと。
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