見出し画像

スポーツ観戦のパターンと魅せ方

○スポーツ観戦には「観戦型」と「応援型」で分けれるらしい

『観戦型』はゴルフやテニス。自分が推している選手の対戦相手だとしても見事なプレーをすれば惜しみない拍手が送られる。
『応援型』はバレーボールや野球、サッカーも属するそうな。
バレーボールはわかりやすく『ニッポン、チャチャチャ』
ひと昔前の甲子園球場で、1塁側スタンドと3塁側スタンドを間違えた日には、生きた心地がしない。口が裂けてもアウェイ側の応援なんてできないぐ敵対している側面がある。
サッカーやアメフトも地域間の争いが由来だったり。
ヨーロッパサッカーなんて発煙筒がたかれたり視覚的にも過激。

単純に個人スポーツとチームスポーツの違いでは?

Bリーグは、『応援型』に分類されるのではと思う。何よりJリーグを模範に地域密着を意識しているので当然といえるのではないだろうか。
NBAもこのロジックにおいて『応援型』になるだろう。ただ相手チームの選手にも惜しみない拍手が送られることもある。アメリカという国の性質かもしれないがNBAはハイブリット型とも言えるだろう。

○「ながら型」「参加型」という新たな切り口

『観戦型』と『応援型』は会場での分け方の一つではあるが、ITが発展普及してきた今、配信を自分のデバイスで流しながら違うタスクをこなしてたり、配信プラット上では、インタラクティブに参加しながら楽しむ文化を確立さてつつある。

○見せる側から見た場合(演出する場合)、観戦型と応援型とどちらへ進むべき?

結論は、チームそれぞれの特性に合った戦略を作るべきで、ファンアンケートなんかで貴重な指標を作りトライ&エラーを繰り返すに尽きるだろう。

バスケの世界で言うと、NBAが成功している中、Bリーグはどう成功していくのだろうか?

日本人はシャイ

耳にタコが出来るぐらい言われることだが、自分も含めてそうだと思う。
Bリーグの会場に行って、みんなと同じ動きをして声を出すことに恥ずかしさを感じる。

でも甲子園では、メガホン叩いたりは出来る。
音楽ライブで大声で一緒に叫ぶことは出来る。
サッカー日本代表のゴール裏は全然恥ずかしくない。
サッカードイツW杯に行ったときは、スタジアムの内外でオープンマインドで騒いでいたのが記憶に残っている。

スポーツの楽しみ方を知ってる?

自分が学生時代に住んでいたアメリカと比べてしまうが、あちらの方々はスポーツの楽しみ方を我々よりかは知ってるような気がする。中学でも高校でも、アメフトの試合なんかをみんな学校帰りに応援していて、文化的にも楽しむことに慣れているように感じる。

楽しんでいいんだよ!っていう空気感を!

チーム側の演出として『応援型』を推進するものではないのではないか。地域の皆さんがそのチームを誇りに思い自然発生していく『応援』が本物なので合って作られた『応援』なんか必要ない。

楽しんでいい!っていう空気感があれば、バスケだろうが、日本人だろうが潜在的にはみんな楽しめるはず!

甲子園に行くと僕はビールを飲みまくるのが楽しみだし、全然試合見てないときあるし、隣の団体と意気投合して談笑してたり、守りの時はトイレに行ったりフード買いにいくし、タバコ吸いに行く人もいるし。

要は祭り(祝祭感)

甲子園で「野球を見る」ことが目的なんじゃなくて、
甲子園(祭り)に行くこと自体が目的なんだと思う。

腕組みしながら眉間にしわを寄せて真剣にプレーを見てる人もいていいと思うけど、会場(祭り)に遊びに来る人が多い方が空気作れるんじゃないかな。

是非、会場の空気を感じてもらいたいし楽しんでもらいたい。
その空気を作ってるのは実は観戦者であり、その下地を作るのが演出といえるのかもしれない。

大量のサクラを仕込むか笑









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?