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ストレングスファインダー「慎重さ」

こんにちは、カツオです。
ストレングスファインダー実行力資質の「慎重さ」について書こうと思います。


1、慎重さを持っている人

慎重さの資質を持っている人は、名の通りかなり用心深く、油断しません。この資質のいいところは、事前にできるだけ最悪の場合を想定して、それに対してのアクションを決めることが出来ることです。むしろ、このリスクヘッジアクションが決まると一気に行動ができます。プライベートにおいても簡単に自分のことを明かしません。変に個人情報を明かして悪用されては困るからです。秘密主義者のように思えますが、彼らはただ単にリスクに敏感なのです。

2、慎重さの特徴

慎重さの特徴は次のとおりです。

  • 用心深く考え、リスクヘッジをする

  • 物事の全容や全体を理解しないと不安である

  • 手順やルールを逸脱することを好まない

  • 即決や判断を急かされることが苦手

  • 安易に自己開示をしない。情報管理をしっかりと行う

  • 安全や安心が確保できると行動に移せる

「慎重さ」の人を簡単に言い表すならば「石橋を叩いて渡る人」「ブレーキ」「真面目」といった感じでしょうか。

この資質を持っている人はできるだけ失敗したくないんですね。自分が新しく何かを始めようとするときに、「もし、最悪の事態に陥ったらどうしよう」というふうに自分にブレーキをかけるんですね。ただ、最悪の事態ばかり考えていては前には進めませんよね。だからこそ、事前のリスクヘッジするアクションを考えるのです。

あとは、即断、即決、即行動も苦手な傾向にあります。やはり一旦どんなリスクがあるのかを見つけて、それに対してどういった対処をするのかを考える必要があります。よく、起業家や成功者たちが「すぐ動け」「すぐやれ」みたいなことを言ってますよね。それも確かにそうなんですが、もし「慎重さ」を持つ人がそれを鵜呑みにしてなんの考えもなしに行動してしまうと、かなり不安感に苛まれるかも知れません。そして「なんて自分は行動力がないんだ」と自己嫌悪に陥ってしまいます。

何度も言いますが、「慎重さ」の資質を持っている人は安心安全な状態を好みます。リスクヘッジができるアクションを決めておくことがセーフティネットになりますし、それがあることで一気に行動に移れるのです。

3、慎重さの活かし方

慎重さを持っている人は、生まれつき優れた判断力を持っています。アドバイスをしたり相談に乗ったり、人が決断するのを助ける仕事に就きましょう。

微妙な問題に関しても非常に注意深く考えるため信頼されることが多いです。この資質をデリケートな問題や対立を裁くことにも使えるといいですね。

無謀なリスクを取るよりも、注意深く考えて決定に至る傾向があります。うますぎる話だと思ったときには、自分の直感を信じてください。

何か新しく変化をするときは、自分の意思決定が保守的であることは有利だ、と考えましょう。他の人たちにその利点を説明できるようにしておきましょう。

4、最後に

かなり危機察知能力が高い「慎重さ」。僕自身もこの資質が上位にありますが、確かにリスクのことはめっちゃ考えますね。何か新しいことをする時とかは特にそうで、なかなか行動に移せないのはネックだなと自分でも思っているところです。ただやっぱり何事も事前調査とかあらかじめ最悪な事態を予測してそれに対する対応を考え、セーフティネットを先回りして作れるのは素晴らしい強みではないでしょうか?もし「すぐ行動できない自分はダメだな」と自分を責めずに、「俺はリスクヘッジするのが得意なんだ」と見方を変えてみましょう!


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