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人は皆、輝ける

こんにちは、カツオです。
今回は、八木仁平さんが書かれた「世界一やさしい『才能』の見つけ方」についての感想を書きたいと思います。


1.「才能」についての誤解

「才能」と聞くと多くの人がなんだか「すごい人が持っているもの」というふうに感じるのではないでしょうか?
例えば、野球の世界で素晴らしい活躍をしている選手に「あの人は野球の才能があるから」とか、天才ピアニストの方に「あの人はピアノの才能があるから」みたいな感じで。
でも、ご安心ください。この本で扱う「才能」とは自分が元々持っている強みのことを指しています。ですので、僕も含め、皆さんがそれぞれ一人一人素晴らしい「才能」を持っているんです!そして、その「才能」を存分に生かして行きましょう!

2.「才能」を見つけることがなぜ重要か

才能を見つけるだけで、人の考え方や生き方、そして人生までもが変わっていくそうです。「そんな大袈裟なことあるかよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。先ほどにも書きましたが、この本で取り扱っている「才能」とは元から持っている自分の強みのことを指します。この自分の強みを理解する=本当の自分を肯定するということになります。そうすることで、自分に自信がつき、他者と比較することがなくなったり、自分の生き方がはっきりして自分基準で人生を生きていくことができるようになります。さらには、才能を最大限活かせるようになって来ると年収アップにもつながってきます。

3.「才能」が生かせない環境にいる弊害

自分が持っている「才能」が活かせていない状態とはどういう状態か。
それは「才能」の短所の部分が出ている状態(苦手なことをしている状態)です。

例えば、「物事を慎重に進める」ことを強みとして持っている人がスピードが求められる環境にいたらどうでしょうか?「仕事が遅くて使えない」と言うふうに周りから見られてしまいます。

この状態は非常にストレスを感じます。次第に「なんで自分は周りの人のように早くできないんだろう」と自信を失ってしまいます。この状態が長引くと最悪の場合、適応障害やうつ状態といったメンタル面にも悪影響を及ぼしかねないのです。

あなたは決して無能ではありません。ただ、自分の「才能」をいかせていないだけです。言い方を変えると「今いる場所に合っていない」と言うことになります。

4.「才能」を見つける

ここまで来ると「才能を見つける重要性はわかったけど、どうやって見つけるの?」と思われた方いらっしゃるのではないでしょうか?見つけ方は簡単で質問に答えるだけです。それではやって行きましょう!

Q1.他人にイラッとすることは?

あなたが他人にイラっとする時を思い出してください。
例えば

  • 「相手の立場を考えず意見してくる」ことにイラッとした

  • 「同じ失敗を繰り返す」人にイラッとした

など思い当たることありませんか?なぜ、他人に対してイラっとすることから「才能」がわかるのか。それは「自分にとって当たり前にできる」からです。先ほど挙げた例で言えば、

  • 「相手の立場になって考える」が当たり前にできる才能

  • 「問題が起きたときに根本を解決する」が当たり前にできる才能

といったものがあると言えます。これを踏まえて考えてみてください。

Q2.親や先生によく注意されたことは?

あなたがよく注意されたことからも「才能」はわかります。「え?悪いことをしたから注意されるんでしょ?」と思われる方が多いではないでしょうか?ですが、人から注意される事は、あなたの突き抜けているポイントです。
例えば

  • 飽きっぽいことを注意された

  • 親に相談せず決めてしまうことを注意された

  • 冷たい、思いやりがないと注意された

この一見、短所に思えるこれらからこんな才能が見えてきます。

  • 新しいことに興味を持つ才能

  • 自分で意思決定する才能

  • 感情を交えずに考え、判断する才能

どうでしょうか。見方を変えることによって、こんなに素晴らしい才能として見ることができます。先ほども述べましたが、人から注意されると言う事は、あなたの突き抜けているポイントです。3.「才能」が生かせない環境にいる弊害でもいったように短所の部分が目立ってしまうと、メンタル面に大きく影響が出ます。できれば今すぐにでも、その長所が生きる環境に移ってください。

Q3.やっちゃダメと禁止されて辛い事は?

例えば、鳥に空を飛ぶことを禁止したらどうなるでしょうか?陸でも多少は歩く事はできると思いますが、鳥からしたらめっちゃ生きづらくなることは想像出来ますよね。人間で言えば「人と話すのが好き」な人からしたら、人と会うのを禁止されることが辛くなるのは当然のこと。皆さんにも禁止されると辛いことありませんか?他の例としては

  • 不健康そうな人にアドバイスすることを禁止されると辛い

  • 落ち込んでいる人がいる時に話を聞くことを禁止されると辛い

  • 本を読むことを禁止されると辛い

この例からわかる才能は次のとおりです。

  • 改善のためのアドバイスをすることがつい、やってしまう才能

  • 人の気持ちに寄り添うことがつい、やってしまう才能

  • 新しい知識を学ぶことがつい、やってしまう才能

このように禁止されると辛いことからも自分の才能を見つけ出すことができます。そして、その才能を活かせる仕事をすればモチベーションに悩まなくなります。

4.一人一人が輝ける世界へ

いかがだったでしょうか?「才能」今までこの言葉を聞くと本当にごく一部の天才だけが持っているように思えていたかもしれません。ですが、この記事を読んでなんだかものすごく身近なものだと思えるようになりませんか?何度も言いますが、皆さんには素晴らしい才能が眠っています。もし今、「自分はなんて無能なんだ」と自信を失っているとするならそれは才能を活かせていないもしくは短所の部分が出ているのかもしれません。決してあなたが無能というわけではありません。今やっていることがあっていない、ただそれだけのことです。
僕は一人一人がこの「才能」を発揮することが出来れば、この社会にもっと言えば世界に大きく貢献できるのではないかと思います。
なので、是非この本を読んで自分だけの「才能」を見つけましょう!



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