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【底が知れない面白さ】呪術廻戦の考察

オープニング

ある時期、自分は週刊少年ジャンプを読まなくなった。

青春時代の高校生時期に読んでいたNARUTOやBLEACHが次々と連載が終了し、単純に読むものが少なくなったのだ。

勿論、HUNTER×HUNTERやONE PIECEは載っていれば読んでいたのだが兎にも角にも

『新連載がつまらない』時期が長かったのである。

そして気付いたら新連載が突き抜けてしまっている事が繰り返され、自分は『大人になって週間少年ジャンプを卒業する時が来たのか』と思うようになったのです。
(ジャンプを長い間愛読している方は↑こんな事考えたことありませんか?)

さてさて、暫くの間は過去作や進撃の巨人にハマったりしてすっかりジャンプを読んでいなかった訳ですが、、、ここ最近のジャンプが面白すぎて超オススメ作品がてんこ盛りです。
そんな中で取り上げるのは呪術廻戦

呪術廻戦とは

端的に言うと特殊能力を持った人間と呪いのバトル物。
ジャンプが得意なバトル系ではあるんですが、ジョジョ→HUNTER×HUNTERの系譜をガッツリと受継いだホラーサスペンスミステリー要素あるロジカル思考でキャラクターが動く作品。

先が読めない展開や登場人物達の掛け合いが見事と言える作品でして、『漫画』としてかなり完成していると思います。

『先が読めない展開』が素晴らしい!と書いておいてネタバレするのはなんかなぁと思いますので、ここでは語りません。

キャラクター達の掛け合いに関しては、一貫しています。

テンポが良い!

まるで漫才を見ているかのような、実際の人間が喋っているようなテンポで進みます。

▲主人公に彼女がいるか、いないかを語る同級生二人。この回はハッとする部分もあり、個人的に大好きです。

先が読めない展開とキャラクター達の掛け合いは本当に素晴らしいので、是非実際に手に取って読んで頂きたいなと思います。

また、魅力の一つとして触れませんでしたが個人的には画力も素晴らしいと思っています。

画力については鳥山明(ドラゴンボール:デフォルメ能力や構図が神がかっている)小畑健(デスノート:緻密な作画や一枚絵が芸術的)村田雄介(アイシールド21、ワンパンマン:とにかく漫画として読みやすく構図などが上手)など論争が度々巻き起こります。(主に某掲示板で)

そんな議論の中、昔から僕は冨樫義博こそ至高!と信者としての意見を曲げずにいたので、もしかしたら共通点のある呪術廻戦も画力が素晴らしい!と主観強めになってしまっているのではないかと思い、『個人的に画力が素晴らしい』と書かせて頂きました。

▲冨樫義博の幽☆遊☆白書のワンシーン。ボスキャラ戸愚呂の迫力が半端ない。

▲呪術廻戦のワンシーン。人類最強、五条悟による必殺技がとにかく気合入っててカッコいい。

冨樫義博作品との共通点

先に言っておきますパクリではないんです

先述の項目から幽☆遊☆白書、HUNTER×HUNTERの冨樫義博先生を引き合いに書いてきました。
リスペクトしているだろうと思える部分が随所に見受けられますが、あくまで尊敬やリスペクトだと思われます。

どの部分に共通点(リスペクト)を感じるのか?

『キャラクターの掛け合い』の具体例で出したお話に、野薔薇が『佐藤黒呼かよ』と突っ込むシーンがあります。

はい、佐藤黒呼とは幽☆遊☆白書終盤にちょっとだけ出てくる人物。
この突っ込みだけで、作者が冨樫義博をリスペクトしているのではと思わせてくれます。

また、ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが敵の呪霊や話の構成が幽☆遊☆白書、HUNTER×HUNTER◯◯編のアレかな?と思わせる部分がありますし、冨樫義博十八番である効果音のズズズ、、、なんかも見受けられます。

呪術廻戦作者の芥見下々先生は具体的な年齢や性別が公開されていませんが、おそらく冨樫義博作品を見て育ったイチファン、フォロワーなのでしょう。

祝アニメ化

具体的にいつから放送開始になるのかはこの記事を書いている時点でわかりませんが、公式サイトが2019年末から立ち上がっている事から2020年夏〜冬の間に放送開始になるのではと思います。
◎プロモーション映像も公開されています◎

エンディング

今回はまだ見たことない方へ向けた内容でしたが、この記事を見て呪術廻戦見てみようかなと思って頂けたら幸いです。

因みに、呪術廻戦は週間少年ジャンプで連載されていますが、ジャンプGIGAで連載されていた時の話を収録し、0巻として販売しています。

この0巻は1巻の前日譚にあたる為、是非忘れずにチェック下さい!

今後も追いかけていく作品なので、次回はネタバレ全開で展開予想や考察を行なっていこうと思います!

長々とお付き合い頂きありがとうございましたー!