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自分の顔を、柄でたとえると?それが貴方の「似合う柄」です。

「自分を好きになる」理系ファッションアドバイザーの Kaori です。

この記事はこんな方にオススメです。

・自分に似合う柄がわからない
・自分には○○柄は似合わない
・チェック柄が似合うと言われたから着ているのに、なんだかしっくり来ない

あなたに似合う柄とは何なのか。それをどうやって見つけるのか、どうやってそれを店頭で選ぶのかが書いてあります。

ファッションセンスがない場合でも、理論がわかれば誰でも素敵になれる元理系オタクの私が、人様にファッションアドバイスできるまでになった根源はここです。

理論のために必要なのは、服の要素を分解して、分析すること。分析すべき要素は、大きくわけてこの4つ。




素材

今日はの話をします。巷では、似合う色を見つけるパーソナルカラーは沢山あります。一風変わってるけれど、私もカラー診断はします。けれど、似合う柄について考えたことがある人は少ない。

柄とは何なのか。服を分解した枝分かれした柄、その柄も更に細かく分解すると、以下の4つの構成要素が出てくる。

サイズ(大きい、小さい)
コントラスト(ハッキリしている柄か、ぼんやりしている柄か)
柄の形(水玉模様なら丸、チェックなら四角、など)
並び方(等間隔で並んでいるか、ランダムか)

この各要素を、特定の軸を使って相対分析します。この軸ありきの分析が、再現性を生むのです。比較軸とは、男性的or女性的動的(動きのある)or静的(落ち着いた)です。詳しくはこちら

こんな座標を用いて、「貴方に似合うものは何か?」を分析します。

この座標を柄分析に当てると、x軸=コントラストy軸=柄のサイズ

コントラストが強い(メリハリのある)柄は動的に、コントラストが弱い柄(落ち着いた)は静的になる。

小さい柄は女性的に、大きい柄は男性的になる。

文字だけだとわかりにくいので、具体例を使って説明します。今回は全てチェック柄で統一しました。

イメージが湧くでしょうか。

・メリハリがある柄=遠くから見ても柄の形がよく見えるもの。
・落ち着いた柄=遠目では無地に見えるが、近くで見ると柄が浮かんでくるもの。

・小さい柄=目や指先の大きさほどの小さな形が沢山あるもの。
・大きい柄=たとえば、手全体や顔よりも大きい柄が並んでるもの。

今回はチェック柄を例としていますが、水玉、ストライプ、ペイズリー、花柄、どの柄でも分類は同じです。

色同様、似合わない柄とは「顔負けする」または「顔だけが目立つ」です。薄い顔の方が、赤黒ハッキリチェックを着ていれば服だけが目立って顔の印象が残りません。濃い顔の方がぼんやり柄を着ていると、顔だけが歩いているような印象を与えます。顔の強弱や、濃さ薄さに一致する柄が似合う柄です。

冒頭で出てきた「チェック柄が似合う」と言われた方。世の中にはチェック柄が五万とあります。「チェック柄が似合う」というアドバイスだけでは、どんなチェックが似合うのかはわかりません

アイドルの衣装にありそうなギンガムチェック、重厚感と親しみやすさの伊勢丹の紙袋のチェック。同じチェックでも、全然印象が違いませんか?

「チェック柄」一つを取っても、アイドルなのか伊勢丹なのか、印象は別れる。

だから、「チェックが似合うよ」というアドバイスだけに従うとオシャレ迷子になったり。

「似合うと言われたチェックを着ているのに・・・・」と。

あなたにピッタリ似合う柄とは?

どの大きさ?どんな色が入ってる?メリハリある?アンニュイ?

ここまで細かく見て、情報を集める。これが「似合う柄を自分でも選べる」という再現性に繋がります


貴方に似合う柄は、パーソナルカラー(あなたに似合う色)診断だけでは出てこない要素です。

たとえば、真っ青が似合っても、真っ青な太いボーダー柄は似合わないかもしれません。でも、ぼんやりストライプなら似合ったり。(←これは私のことです。)

数々の柄を比較しながら、貴方にお似合いの柄を選ぶ。

私が行う「自分に似合うを知るファッション診断」では、どの大きさの柄が似合うのか、どのくらいハッキリor !ぼんやりしているのが良いかまでもお伝えしています。

「私は女性らしくないし、花柄は似合わないから・・・」と諦めている方。そんなことありません。貴方に似合う花柄に出会っていないだけです。

私は、人間の顔も柄だと思っています。直線的だったり、曲線的だったり、メリハリがあったり、アンニュイだったり。それと一致するものが似合う柄。つまり、自分に似合う柄を知ることは、自分の顔をよく知ることでもあります。日本語には「柄でもない」という言葉がある。人間の中身も外見も「柄」があるんです。

このファッション診断、お伝えしてるのは似合う柄だけではありません!!
柄だけではなく、あなたに似合う生地・シルエットについても理系的な分析をしてお伝えしています。

今後、生地やシルエットの種類についても詳しく書いていきます。

出典:白黒ギンガムチェック緑ぼんやりチェック赤黒バッファローチェックぼんやり大きめチェック青色ギンガムチェック伊勢丹チェック

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