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目の前で何が起こっているのかを ”きちんと見る”

先日、こんな記事を書きました。

自分の中で何が起こっているかがわかるだけで、安心してほっとするんだよ。

というお話。


私たちは不安だったり、怖かったりする時、

”事実”に反応しているわけではないことが往々にしてあります。

どういうことかというと、

自分の中で”思い描いていること”に反応しているということ。


つまり、

”ああなったらどうしよう”

”こうなるんじゃないか”

といったように、

頭の中に思い描いたことに対して

不安を感じたり、怖くなったりしている

ことがよくあるということです。


まぁ、

”妄想”

ですね。笑

私、これすっごいよくやってました。


しかも、”トラウマの総合商社”と呼んでもらってもいいくらい

(このフレーズ、懐かしい!笑)

たくさんの種類、深さの痛みや傷を経験してきているので、

これまた精度の高い妄想をするわけです。

事実に基づいているからね!!

ノンフィクションだけど、ほぼフィクションですよ。的な。

妄想大爆発です。


それに加えて、押し入れに入れた感情

(感じないで抑圧してきた溜まった感情のこと)

がいーーーっぱいあるので、

その妄想が頭の中に描かれた瞬間に立ち上がる感情も

エゲツないw


一人で勝手に、ものすっっっっっごい不安に駆られて、

めっっっっっちゃ怖くなって、

どうしよう!!!!!!!

この世が終わる!!!となって

(まぁ、おちゃらけてますけどそのくらいの剣幕でしたねw)

それを誰かにぶつけてしまって

(抱えきれないわけです。)

「こいつなんやねん」

「過剰反応しすぎ」

「扱いづらい」

「あーもぅめんどくさいわっっっ」

って周りがなって

そのみんなのリアクションを見て

またさらなる妄想劇場が繰り広げられて、

最初の火種だけではなく、どんどん飛び火していって

大暴走するという。。


まあ、あれです。

期待を裏切らない、安定の、超めんどくさいやつでした。笑

結構エキセントリックでしたね。

そして、今気づきましたが、

これ、母親と全く同じ。。笑

いや、気づいていたのですが、

はっきりと見えました。

やっぱり、子供は親のパターンを引き継ぎますねぇ。

まあそれも、愛情から来ているのですが、、

長くなるのでこのお話はまたの機会に♪


こういう時ってまぁ現実が見えてないわけです。

で、頭の中がぐちゃぐちゃで、

抜け出す糸口さえ見つからない。


だから側から見ると

「何をそんな過剰反応しているんだ」

となるわけです。


本人は

そして頭の中ではくっきりはっきりと

最悪のストーリーが見えている。

経験もある。

そして、何よりその時の痛みもある。

だから、

不安や恐れがあることで

「またああなるんじゃないか」

と焦ってしまって

冷静にならねば!!

とかやるんだけど、

そんなもんでおさまる感情であれば

そもそもパニックにはなってないわけです。


冷静になろうとしてるんだけど、

全然冷静になれなくて

現実が見えてない状態であれこれ思考して

うわっ滑ったまま行動するので

どんどん地に足がつかなくなっていく。

どんどん周りとの距離が離れていってしまう。


言うなれば、

怖いから目を塞いだ状態で

闇雲に走り回っているような状態


そんな時こそ、

一度立ち止まって、

”何を感じているか”

そして、

実際に目の前で

”何が起こっているか”

に目を向けてください。


一旦肚をくくって

”不安でも、怖くてもいい”と受け入れる。

そして、本当は何が起こっているのかを

”きちんと”見る。


目の前にあるものひとつひとつに

それがどんな様子なのか、

集中して、丁寧に意識を向ける。


目の前の物や人に、

自分の意識を全て注ぐ感じで

意識を向け、観察するのです。


大概の場合は、

感じている恐れに見合ったことが現実に起きていると言うことは

ほとんどありません。

と言うか、もしそんな状況だったら

どうにかしようとすでに動いているはずです。


目を開けて、

顔を上げて、

”きちんと見る”


そうすると

差し迫った危険がないことがわかります。

これだけで、とても落ち着きます。


もしもそれでも、

どうしても不安や恐れが強すぎる場合は、

押し入れに入れてしまった感情が膨大すぎるか

重すぎるかです。

その場合は、

まずはその感情のお掃除が必要です。

自分ではちょっと大変すぎるので、

プロにお願いしましょう^^













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