深層筋治療主義に異議あり!(6)---治療の心得リスト!---
「深層筋治療主義に異議あり!」シリーズ で述べてきたように、我々の体にはself-regulatory systmen(自己統制システム、脳神経系、内臓、ホルモン、ファシア、血管系などすべての体の組織)が存在し、徒手療法はそのself-regulatory systemに作用して、局所、全体の筋やファシアのトーヌスが変化するということを考慮にいれると、「硬い凝りを圧迫したり、鍼で壊したり」という"機械的に凝りをほぐす"という発想から、我々は脱却していくべきではないでしょうか?
そこで今回はRobert Schleip氏の我々の体のシステム(self-regulatory system )を利用した上での治療者としての心がけ的なものを紹介します。
★From hero technician to a humble midwife
「よっしゃ!ワシが治したる!」モデルから「患者さんの治癒をお手伝いするだけ」モデルへ(私の超訳です(笑))
Robert Schleip先生がこの論文 [Fascial plasticity] part 1 & part 2の中で紹介してきた事柄 (self regulatory system)を元に以下に今まで多くの治療者が行ってきた態度 (よっしゃ!ワシが治したる!Hero technician的態度)から、新しい考え (患者さんの治癒をお手伝いするだけ!humble midwife的態度)に変更すべきとしています。
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