来週、久しぶりに帰国します

やっと海外在住者の帰国時の制限がかなり緩和されたので、約3年ぶりぐらいに日本に2週間弱帰ります。(ロシアのせいで16時間のフライトですが😫)

今回は実家→(名古屋?)→福岡→東京の予定で、もしブログ読者の方々で一緒に飲みたいっていう人がいたら大歓迎のつもりでしたが、こういうご時世ですので、自粛しておきます(笑)。イギリスはもう全ての規制はなくなったのですが、日本ではまだまだですので。

ところで近年思ってきたことをついでに書いておこうかなと。それはプロスポーツ選手のトレーナーと称してマッサージや鍼灸をやっている人達のことです。

私も昔はプロスポーツチームのトレーナーになったり、有名プロスポーツ選手の専属トレーナーになれるといいなあという憧れはありました。日本人サッカー選手がプレミアのチームに来て活躍できないでいると、「俺が治療したら活躍できる!」と思ったりとか、「俺が治療したら怪我なんてすぐ治る!」とか思ったりもしたことがありました。そんなの全部ウソなのですが(理由は後述しています。)

それでも過去には専属契約ではありませんが、プレミアリーグで活躍していた日本人選手を数人、数年間治療に携わったこともあったし、日本に帰るたびにプロスポーツ選手を治療したりしてきました。また、今でもプロダンサー達は定期的に治療しています。

私は自分が今まで治療に携わったプロの選手やプロのダンサー達のことを公にはしていません。(過去の有料ブログで例として挙げざるを得なかった某選手だけは名前を出しています)

理由は治療家(鍼灸マッサージ師や整体師)がせいぜいスポーツ選手のパフォーマンスに与える影響は極々少ないと思われるからです。


でもさあ、なんでプロ選手の治療に携わっているトレーナーと称する日本の治療家達は選手が活躍した時だけ

ブログやSNSで自慢するのさ???


活躍しなかった時や怪我した時は

あんたの責任は負わないの???


昨年、あるプロスポーツ選手があるトレーナーの指導を受け、その次の日に活躍したとのことで、そのトレーナーは自身のSNSで自慢していました。でも私はその選手のことも知っていて、実はその指導がよくわからなかったらしいです(笑)。しかもその後も調子を取り戻すこともなく、今現在も未だに調子があがっていないようです。

他にも某プロスポーツのトレーナーと称するファンにとって結構有名なトレーナーがいますが、実はフォームを壊しまくりでチーム内では問題になっていると聞いています(笑)。

さらには(笑)、某レジェンド級のプロスポーツ選手を治したという治療家は新聞記事になっていましたが、そのチームの選手達数人がその治療家のところに治療を受けに行ったのですが、誰も良くならなかったようです(笑)。

もっともっというと(笑)、某元プロスポーツ選手のyoutubeチャンネルで暴露していましたが、そのチームの選手たちが多く通っていた某治療院で、某選手は肘か肩かを壊され、それが遠因となってか早めの引退だったらしいです。

このような話はまだまだ耳にしており、紹介するのもキリがないのでこの辺でやめておきます。

それと治療家トレーナーにしろ、トレーニングを指導しているトレーナーにしろ、自分のやっている”メソッド”について論文を書いていない人がほとんど(っていうかほぼ全員?)。私も彼らの理論にいくつか目を通したことがありますが、解剖学的に、生理学的にありえない理論なのがほとんど。あくまでも自分の空想、ファンタシーに基づいた理論であったり、以前からあった様々な治療法やトレーニング法の”組み合わせ”ばっかり(笑)。

で、何が言いたいかというと、鍼灸マッサージ整体のような「受け身」の刺激は一時的な感覚の変化だけしか期待できず、その選手のパフォーマンスに影響を与えることは少ないということ。また、その選手のパフォーマンスは普段のトレーニング、練習、試合、イメージトレーニング、メンタルトレーニングなどによって成り立ち、鍼灸マッサージ整体を行っているトレーナー達は、「受け身の刺激」はほとんど作用していないと「謙虚に」認識しておくべきだと私は思っています。また鍼灸マッサージ整体のような受け身の刺激が怪我の予防やリハにもならないということも過去のブログで紹介済みです。


では「受け身」でなく「能動的」な刺激、たとえばウェイトトレーニングや各種トレーニングやエクササイズを指導する人はもっと選手のパフォーマンスに影響を与えることができるのかというと、多分そうでしょう。でも活躍した時に自慢するのであれば、活躍しなかった時も正直に紹介しろよ!(笑)


エクササイズで、あるプロスポーツ選手が活躍したという例として有名なのが、テニスプレーヤーのアンディ・マレー。彼がウィンブルドンを制した時、新聞でジャイロトニック(やヨガなど!)をやっていると紹介され、SNSでは世界中のジャイロトニックのトレーナー達はその記事を引用、シェアしてました。でも次の大会で負けた時はだんまりでした(笑)。その後、怪我をした時もだんまり(笑)。


そりゃないんじゃないの?一番偉いのは選手なんだから、周りのサポートする人達は謙虚にいこうよ!


ってことを以前から書いておきたいと思い、ブログにしました。


もし日本で私に会って話がしてみたいという特殊な方がいたらメールください。感染対策しつつなんとかしたいと思います(笑)。

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