そろそろ動き出さないと・・・(オススメ書籍論文ウェブサイトを追加しました)

皆様、お久しぶりです。特に有料ブログ購入者の方々には全くブログを更新できていなくて申し訳ない限りです。

ロンドンはまだコロナウイルスによるロックダウン中で、鍼灸マッサージ師もイギリスの代替療法協会からお知らせがあるまで施術をやめなさいという通達中です。来週にはロックダウンが少しずつ解除されていくようですが、我々鍼灸マッサージ師が施術を公に再開してもいいのかは全くの不明です。ですので私も毎日「暇な」日々を送っており、とても勉強という気にはなれないのが正直な気持ちです(笑。

ただ仕事とは関係のないあることをこの一ヶ月間ずっと勉強していてそれが一段落したのでそろそろ仕事関連での勉強、ロックダウンが解除されたあとの仕事のためのマーケティング、もしくはそれ以外の展開などやっと考え始めました。

ブログに関して言うとファシアに関するネタは正直ありません(笑。あとひとつ書きかけのブログを今週には完成させようと思うのですが、それをもって一段落といったところでしょうか。一応毎週Julian Bakerがやっているファシアに関するwebinarも見てはいますが、特に目新しい情報はないし、仮にあったとしても解剖学書には載っていない情報、例えば「○○筋と○○が繋がっている」くらいで私からすると「(治療家にとって)だから何?」と感じてしまうようになりました。なぜなら「リリース」はできないからです。○○が硬い→○○は✗✗に繋がっている→だから✗✗をリリースすれば○○も緩む、という理論は荒唐無稽だとブログ読者の方々ならおわかりかと思います。もっというと痛みはそのような筋やファシアの「異常」が原因だけとはかぎらないからです。そういう情報は運動連鎖を考える上で理学療法士やスポーツコーチ(トレーナー)にとっては有益かもしれませんが。

(追記)来週のJulianのwebinarは骨盤と仙腸関節です。もし未だに仙腸関節は動くと思われている方々(有料ブログ読者の中にはいないとは思いますが)ぜひ見てみてください。ただライブwebinarだとすべて英語なので、ライブ配信が終わったあとyoutubeに保存されますので、youtube上だと日本語字幕訳をしてくれるのでそれをみるといいかもです。(リンク)

それとは別に今回ブログを更新しようと思ったのは、もしかしたらブログ読者の多くの方々がすでに知っているかもしれませんが、DeepL translatorというサイトを数週間前に知ったからです。https://www.deepl.com/home 

これは翻訳サイトですが私が今まで使ってきたグーグル翻訳よりも圧倒的に翻訳精度が高くそうとう「使えます」。私自身はいくつかの論文で試してみたのですが、日本語訳がかなり自然に訳されている思いました。

このブログの存在意義もまだ日本語に訳されていない情報を紹介するというのがあったのですが、ファシアの情報が一段落した今ますます存在意義がなくなってしまったように思います(笑。

ですのでこのブログで紹介してきた本(Eyal Lederman, Julian Baker, Robert Schleip, Leon Chaitowらの本)や論文をDeepLで訳してしまえばわざわざお高い日本語訳を買わなくてすみます!もちろん本はE bookで買えばPC上でコピペで終わり(笑。

ちなみに日本語訳されていない、もしくはされていても日本語版の値段が高いおすすめ書籍や論文を紹介すると

ちょっと順番がごちゃごちゃになってしまいましたが「Energy medicine」「Job's Body」「the endless web」の3冊は私がファシアを勉強し始めた時にJulian Bakerからおすすめされた本です。その次がこのブログでもかなり詳しく考察させてもらったEyal Ledermanの2冊ですが、残念ながら「Neuromuscular rehabilitation」のほうはE-bookででていません。というか数年前まではあったような気がしたのですが。私的にはBPSモデルをかなり具体的に理解する上でもっとも簡潔にまとまっていてすべての日本人セラピストが読むべき本だと思っています。BPSモデルといえば、去年だったかに発表された論文で新しいBPSモデルという論文があります。私は読んでみたもののEyalの本やNoigroupのExplain painで述べられていること以上のことが書いてあるとは思えず、哲学的な表現に終始していたので重要性がいまいちわからずこのブログでは紹介しませんでした。無料で見れるみたいなのでDeeplで全訳してみて目を通してみてください。「An enactive approach to pain: beyond BPS model

あとJulian BakerのBowen Techniqueの本はボーエンテクニークの本というよりはファシアの繋がりを多くのページで紹介されているのでオススメします。私自身はボーエンのテクニークが特別な手技とは思えないのでボーエンの信者ではないということだけ述べておきます。あとリンクは読み物として

これは痛みと関係のある一般の人向けの本です。以前日本語訳がでたようですが絶版です。アメリカのアマゾンなどでキンドル本として入手できます。

これはこのブログの主旨とは違いますが数年前に読んで面白かったので(笑。日本語訳も手頃な値段ででているようなのでオススメです。

それとやっぱりこのブログでしょう→painscience.com

ありとあらゆる徒手療法が実は効果がないのでは?といろいろな論文を元に考察しているブログです。例えば「craniosacral therapy」とか「chiropractic」とか「acupuncture」とかで検索してみるとすべてエビデンスがないってなってます(涙+笑)。私もかなり影響を受けてきたブログでもあります。

あと思いついたら随時このブログに追加していくかもです。


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