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理想の家に出会うコツと移住を考えてる方へのアドバイス

どうも、「よっちゃん」こと、FARMY事務局の中川です。

本日は12/28、2022年ももう終わりですね。

今年を振り返って、私的一番のイベントは、なんといっても引っ越し。

長野への移住は去年2021年の10月だったのですが、1年間のアパート生活を経て、ついに理想の物件を見つけ今年の11月に引っ越しました。

今回の記事が、これから移住を考えている方々への参考となりましたら。

家が見つからず移住計画が進まない

移住を考えていた当初は、東京に住んだまま良さそうな物件情報をみつけては長野へ内見に行くというスタイル。

毎週末、長野への小旅行が恒例行事に。

しかしどれだけ足を運んでも、これで理想の物件に出会うのは、やはりなかなか難しい。
時間的・体力的にも、そんなにたくさんの物件は見に行けません。

費用もどんどんかさんでいく。
交通費だけで、安い高速バスを使っても夫婦二人で往復1万円。
ここに宿泊費や食事代も加わると、すぐ2~3万…

日が経つにつれ焦りも加わり
「もうここでいっか」
と、何度も妥協しそうになりました。

「この物件、ココがアレなんだよなぁ…」
と違和感を感じていても、何となく押し殺してしまう。

だけどこれは、物件探しのマインドとしては不健康。

嫁とも話し合い、考えた末、段階を分け、とりあえず先に移住しちゃえ作戦に変更!

まず移住

この選択が、大正解でした。
メリットもたくさん。

実際住んでみると、土地勘が身につきます。

どこに何があって、メインとなる行動圏内からの距離は許容できる範囲かどうか、コンビニやスーパーは近いか、その土地自体の雰囲気はどうか…

こればかりは、実際に住んでみて体感と体験を積み重ねるしかない。

東京に居たままだったら、何度現地へおもむいたところで所詮は旅行の延長線上。
土地勘なんて身につきません。

いま思い返すと「なんであんなとこ候補にしてたんだろう」と思うような物件も多数あり、そこに妥協して決めてなくて良かったと心底思います。


そして、『とりあえず先に移住作戦』で私が感じたもっとも大きなメリットは、地元の方々との繋がりができたこと。

その地に住んでいるだけで、何だかんだで人とのご縁はできていきます。
で、ひとたび繋がれば、そこからさらに新たな人脈が広がっていく。

そして彼らには横のつながりから、情報誌にも載せてないような物件情報を持っている場合が。

「家を探してるんですよ~」と発信していると、そんな方々が土地や物件の情報を教えてくれます。

結果的に今回に関しては不動産屋のサイトで見つけた物件で決まったけれど、仲良くなった方々から本当にたくさんの物件をご紹介いただきました。

イメージし優先順位をつける

これはよく言われる基本的なことですが、やはりその通り。

こんな間取り、こんな景観、このぐらいの広さで周辺環境は…
イメージを膨らませ、理想の家を創りあげる。

そのイメージをすべて満たせればもちろん完璧ですが、注文住宅でもない限りそれは難しい。
そして注文住宅はお金がなければ難しい(建てるのに時間もかかるし)。

そこでその理想イメージから、「ここは外せないよね」という優先項目を3〜4個に絞り込んでいく。

これは各々の価値観なので、正解はありません。

私たちの場合は、まず『景観』、『家庭菜園できる庭付き』、そして『断熱性能』でした。
せっかく長野に移住したんだから八ヶ岳観たいし、でも寒いのイヤじゃん?(笑)

そのため、メインの行動範囲となるFARMYの畑からは、少し離れたところになりました。

この『距離』を優先順位から外していなければ、そもそも検索条件外となって今の家とは出会えてなかったと思います。


ちなみに、これまでのアパートからは車で6分だったのが、現在は18分。

もちろんコレでも充分近いのですが、毎日の行き来となると、けっこう大きいんですよね。

家を持つメリット


新居へ移り、そして一軒家を手に入れて思うこと…それは

控えめに言って

最高✨

築四年の超築浅で断熱バッチリ、八ヶ岳が一望できる展望、ウッドデッキに薪ストーブにハンモック、BBQや家庭菜園も好きなだけできそうな広い庭…

妥協せず探し続けたおかげで、デザインといい景観といい、かなり理想に近い物件と出会うことができました。

そして

住み心地もそうだけど、何より、自分の土地を持っているという安心感。

もちろん、持ち家には種々のリスクもあります。

ローンを組めば30年先まで支出を固定させることになるうえ、ローンを払いきっても税金やメンテで結局維持費が必要、土地そのものや近隣に何かあっても動かせないし動けない。

実際、以前は
「持ち家なんて持つものじゃない、これからの時代は流動性を考え賃貸だ!」
と考えていました。

確かに、変化の激しい現代と土地の値段が異常な都内では、持ち家はリスクも大きい。

なにより、自分自身サクッと地方移住できたのも、賃貸に住んでいたから。

賃貸には賃貸のメリットがあり、今でもその考えに変わりはないけれど、この数年で状況も大きく変わってきています。

キナ臭くなってきている海外情勢、いつ落ち着くとも知れないコ◯ナ騒ぎ、原油価格高騰による諸々の値上がり…

なかでも私が一番怖いと考えているのが、下がり続ける食料自給率。

現在日本の食料自給率は38%、東京にいたってはなんと1%。

海外が「輸出や〜めた」と言ったら、その瞬間日本人の半数以上に食べ物が届かないという事になる。

食を握られてるというのはホント怖いことだなと、自分自身が第一次産業に携わるようになって実感するようになりました。

そんな状況で、土地を、もっと言えば『土』を持っているというのは、非常に大きな安心感があります。

庭に玉ねぎの苗植えてみました

まず来ちゃえ!

先述のリスクも、優良物件ならばその大部分を低減できます。
その気になったらいつでも売れる、もしくは貸せる。

そんな家に出会えたのも、まず賃貸、まず移住のおかげ。

家が見つからないことを理由にうだうだ移住を先延ばしていたら、もしかしたらいまだに東京へ居たままだったかもしれません。

そしたらFARMYにも、新しい仲間たちにも、新しい人生にも出会えてないままだったかも…

もし住む場所で移住を足踏みしている方がいたら、アドバイスはたった一言
「さっさと来なさい」(笑)
ゼッタイに何とかなるんで。

特に長野なら我々も居ることだし(^_^)

FARMYでは長野移住を考えている方々のサポートもしております。
もし移住に、持ち家に興味があるなら、ぜひ一度我々を頼って長野へ遊びに来てください♪

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