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【農にっき#1】環境が違うことも畑違いと言うのかも。

おはようございます、武蔵です。

今日は大学時代に出会った友達が僕の知り合いの農家さんの畑を見るということで同行してきました。
今回はその時の内容と感じたことを書いていきます。

まず初めに、登場人物の紹介から。
大学時代の友達は去年から農家として独立しました。主に葉ねぎを作りながら、夏はナス、冬は菜花、ブロッコリーなどを作っています。
訪問先の農家さんも今年から農家として独立した新規就農者です。葉ねぎを年中栽培し、夏はオクラを栽培して今の時期はサニーレタスも作っています。
今回はそんな2人の新規就農者が圃場見学しながら意見交換をする内容になっています。

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最初に感想から述べると、畑違いって言葉が世の中にあります。まさしく今回感じたことはそこです。
『畑違いだった。』

初めの見学は苗場です。
葉ねぎとは苗の栽培が欠かせません。多くの方が苗の栽培って何?となります。
苗の栽培とは、いきなり畑に植える野菜を違う場所で作って大きくしてから畑へ移すために行うことです。
なので苗場の見学とは、野菜を畑とは違う場所で育てる場所です。主に施設ハウスです。
どんなものかというと、写真の通りです。

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農業界隈には『苗半作』という言葉があります。
これは苗の出来栄えで野菜の生育の半分を決めるということです。
最近では8作とも言われ、野菜の大きさや育ち加減は苗の成長期に大半が決まるということです。
畑を見るのも良いですが、結構苗場を見ることも重要です。
正直、苗場が一番盛り上がったように感じました。

その後、5枚ほど葉ねぎを栽培する畑へ行きました。
どの葉ねぎも綺麗で見ていて爽快でした。

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ってな感じで半日ほどかけて葉ねぎ畑と苗場を見させていただきました。
ここで言いたいのは、環境が違えど学ぶことはあるが果たして知識として機能するのかということです。

見学した畑はどれも砂地です。しかし、見学に来た友達は田んぼ地が多い地域で野菜を栽培しています。もちろん彼が持っている畑は田んぼ地です。
品目や苗場でのことはかなり学びになり、自分の場所でも応用が効きます。しかし畑での様子が決して真似できません。100%真似できないわけではないですが同じ品目を作っているけど、違う品目を作っているようなものです。
畝の高さから幅まで異なります。同じやり方が全く通用しません。
部分的により入れるところがあるものだと行くまでは思ってましたが違いました。
横で話を聞いていて申し訳ない気持ちになりました。

確かに、品目は同じで共有や学ぶ点はゼロではありませんが直接見たり、会って話すの短所がうまく使えてないのではと思います。
その時は勉強になっても、知識として利用できるかと言えば中々難しいところです。

11/18,2020

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