サニーレタスの育て方

①タネ選び

一口にサニーレタスと言っても品種はたくさんあります。まずは自分が育てたい時期に撒ける品種を選ぼう。

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タネの袋には上記のような表が記載されています。少しみにくいかもしれませんが、●が播種、×が定植、⬜︎が収穫期です。●と●を結んでいいる点線はその期間内であればいつでも播種可能という意味です。×から⬜︎までの間の波線はその期間不織布などの保温資材を使用してくださいという意味です。サニーレタスは寒さに弱いの作物のため保温していないと痛む可能性が高いです。
現在、1月末ですのでこの品種は播種可能。播種して育苗期間が約1ヶ月。定植後〜収穫までが約1.5~2ヶ月です。つまり今播種すれば4月中旬が収穫予定です。
タネを蒔くときは必ずタネの絵袋に記載の表をチェックして季節にあった品種を選ぶようにしてください。

②播種

安定してたくさん苗を作る場合はセルトレーへの播種をお勧めします。

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ホームセンターなどで売っています。うちは162穴を使っていますが200穴でもできなくはないです。セルトレーに播種培土を入れ1穴に1粒づつ播種します。蒔いたタネを上から指で押してタネと土を密着させます。ここがポイント!タネは土と密着することで発芽スイッチが入ります。必ずタネと土を圧着させてください。

タネが土の上に出ていると乾燥して発芽率が下がるのでタネが上から見えない程度に土をかけてください。

③潅水・育苗

タネを蒔いたらしっかり水をやります。土の温度にもよりますが3~10日で発芽してきます。ここでのポイントは水をやりすぎないこと。タネが腐ってしまう危険性が高まります。発芽までが最もデリケートで、土が乾きすぎても濡れすぎていても発芽が悪くなります。常に少し湿った状態を心がけてください。

発芽さえすればあとは水をやりすぎないように気をつけながら育苗してください。農業始めたばかりの人はついつい水をやりすぎてしまう傾向があります。土が乾いて葉が少しひなびたら水をあげるというくらいの感覚でもいいと思います。

④定植(植え替え)

初めからプランターに播種した人はそのままでいいですが、セルトレーに播種した人は播種後1~1.5ヶ月で畑orプランターに定植してください。間隔の目安は株同士を縦横20cmづつ開けるくらいです。苗の根を痛めないように苗を抜いて、苗の根の土と地面の土をぐっと圧着させてください。圧着、その後水をやることで根がセルトレーの土から地面の土まで伸びやすくなります。

④肥培管理

寒さに弱いので霜に当たらないように気をつけてください。不織布をかける、ビニールトンネルを設置するなどが有効な対策です。秋、春はアブラムシがきやすいので注意してください。枯れないように定期的な水やりが必要です。ただ、ここでも水のやりすぎに注意してください。

⑤収穫
上手に大きなサニーレタスを作ってお肉に巻いたり、サラダにしたりでとれたてのサニーレタスを堪能してください!



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