見出し画像

のんびりガーデンのマクワウリづくり

【甜掉牙(てんちょうは)】(2023年8月23日自家採種2回目)


栽培のポイント

・ウリ科キュウリ属
・水はけのよい高畝で育て、畝間を広くとって地這いで育てる。つるがからめるようにワラやシートを敷く。
・食べてみておいしいものから種をとるとよい。

肥料について

肥料はなくても育つが、有機栽培の場合は、元肥と追肥を行う。

クラツキ(4月上旬)

定植する場所にクラツキをする。ネギが育ったらこの上に植え付けてネギクラツキにする。

種まき(4月中旬~5月上旬頃)

2022/04/09セルトレイに播種

10.5cmポットに育苗土を入れ、2cm深さにまき穴をあける。種を3粒ずつまく。種を向きを揃えておくとよい。覆土して鎮圧。たっぷり水やりして、暖かい場所で育苗する。

元気のよい1本を残して間引きする。

2024年

2024年5月22日:植え付けたメロンの苗がウリハムシによって壊滅状態に。急遽種まき

植えつけ(5月中旬~下旬頃)

2022/05/10播種後32日目に定植

本葉2~4枚で植えつけ。植えつけ前に2~3時間ストチュウ水を底面給水させてから植えつける。

ウリ科は植えつけ後、株元には川砂を直径30cm、厚さ3mmくらいたっぷりと敷く。そうすることで、ウリハムシが株元の地面に卵を産みつけづらくなったり、産みつけたとしても日光で熱せられて卵や幼虫が焼け死んでしまう。

「現代農業2023年5月号」

病害虫対策

うどんこ病が出たら、混み合う葉は除いて風通しよくし、病葉は早めにとる。ウリハムシを見つけたら捕殺する。

管理作業(つるが伸びてきたら)

つるがどんどん伸びるので、畝間につるがからめるシートや、ワラを敷くとよい。子づるが3本以上出たら、親づるの先端を摘芯。子づるを伸ばすと実つきがよくなる。子づるはそのまま放任するが、畑が狭いときは摘芯してもよい。

アリの食害などを避けるため、収穫間際の実の下に、発泡スチロールのお皿を敷いて対処する。

マクワウリは、人工受粉はとくに必要ない。

気温が高くなりすぎると、果実が割れてしまうことがあるので刈草を上から覆う。同時にカラスからの攻撃も防ぎたい。

2023年7月27日

収獲・種とり(7月中旬~8月中旬頃、8月中下旬頃)

2022/07/23そろそろ収穫

若い実はきれいな緑色だが、熟すと徐々に色が薄くなる。手で実をさわってつるから自然にとれたら、完熟の印。
黄色っぽくなり、実の株から甘い香りがしてきたら収穫適期。
食べておいしかった実から種をとるとよい。
よく水洗いし、しっかり乾燥させて保存する。

マクワウリは交雑する?

キュウリやスイカとは交雑しないが、メロンやヒョウタンとは交雑するので、種とりする場合は注意。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?