のんびりガーデンのマクワウリづくり
【甜掉牙(てんちょうは)】(2023年8月23日自家採種2回目)
栽培のポイント
・ウリ科キュウリ属
・水はけのよい高畝で育て、畝間を広くとって地這いで育てる。つるがからめるようにワラやシートを敷く。
・食べてみておいしいものから種をとるとよい。
肥料について
肥料はなくても育つが、有機栽培の場合は、元肥と追肥を行う。
クラツキ(4月上旬)
定植する場所にクラツキをする。ネギが育ったらこの上に植え付けてネギクラツキにする。
種まき(4月中旬~5月上旬頃)
10.5cmポットに育苗土を入れ、2cm深さにまき穴をあける。種を3粒ずつまく。種を向きを揃えておくとよい。覆土して鎮圧。たっぷり水やりして、暖かい場所で育苗する。
元気のよい1本を残して間引きする。
2024年
植えつけ(5月中旬~下旬頃)
本葉2~4枚で植えつけ。植えつけ前に2~3時間ストチュウ水を底面給水させてから植えつける。
病害虫対策
うどんこ病が出たら、混み合う葉は除いて風通しよくし、病葉は早めにとる。ウリハムシを見つけたら捕殺する。
管理作業(つるが伸びてきたら)
つるがどんどん伸びるので、畝間につるがからめるシートや、ワラを敷くとよい。子づるが3本以上出たら、親づるの先端を摘芯。子づるを伸ばすと実つきがよくなる。子づるはそのまま放任するが、畑が狭いときは摘芯してもよい。
アリの食害などを避けるため、収穫間際の実の下に、発泡スチロールのお皿を敷いて対処する。
マクワウリは、人工受粉はとくに必要ない。
気温が高くなりすぎると、果実が割れてしまうことがあるので刈草を上から覆う。同時にカラスからの攻撃も防ぎたい。
収獲・種とり(7月中旬~8月中旬頃、8月中下旬頃)
若い実はきれいな緑色だが、熟すと徐々に色が薄くなる。手で実をさわってつるから自然にとれたら、完熟の印。
黄色っぽくなり、実の株から甘い香りがしてきたら収穫適期。
食べておいしかった実から種をとるとよい。
よく水洗いし、しっかり乾燥させて保存する。
マクワウリは交雑する?
キュウリやスイカとは交雑しないが、メロンやヒョウタンとは交雑するので、種とりする場合は注意。
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