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農業を始めるリスクと覚悟

こんにちは!
いちご農園で働く25歳、高橋大貴です。
農業での独立を目指して京都から栃木県に移住して修行中です。

現在、農園での苺栽培も2シーズン目。収穫も始まりました。
そんな中、今働いている現状に「このままで良いのか」と思って、先日、隣の市の大きな農業法人へ見学に行きました。

今回の記事の内容は主に2つ
①農園の代表の方とお話ししたことの要約
②今の自分の中での葛藤
です。


 今回訪問した苺農園の代表の方とは初対面です。
どこぞの若者とちゃんと話してもらえるか少し不安でしたが、農業で独立する意志や自分の考えを伝えたところ、真正面から話していただきました。

 ざっくりと話の内容は、
「苺農家は日々の労力の割に合わないかもしれない。それでもやっていける?」といったことです。単なる精神論ではなく資金面など具体的な内容を踏まえて、独立してから3年ぐらいは大変だよ、
というのが今回話したことの簡単な要約です。

「さあ、自営で農業をやってく覚悟はできたか?」と自分に問いかけると、はっきりイエスとは言えないのが本音です。

 自分の目標に対する気持ちの弱さなのかもしれない
のと同時に、物事に対して割と楽観的で「なんとかなるやろ精神」の僕が現実的に考える良い機会になりました。

 これはあるビジネス本に書いてあったことで、
挑戦する上で大切なのは勇気ではなく撤退の上手さです。

 ビジネスでも挑戦する時は、ダメだと思った時にすぐ撤退することが大切。撤退すれば投資をムダになるし、勇気の要る判断です。
つまり、ダメージを最小限にするリスクマネジメントができなければ挑戦は難しい。
ということです。


 農業は投資がデカい上に、天候や自然災害、病害虫といったリスクがある。
だから大きな投資をして土地も栽培施設も建ててしまったらやるしかない。
そう考えるとなかなかその大きな一歩が踏み出せないです。


 実際の農家の収入のモデルケースを見ても、普通のサラリーマンの方がいいのかなと思って、農業へのモチベーションを失いかけましたが、農業で成功したいという目標と挑戦したい想いは変わりませんでした。


むしろ自分のフィールドでどういった農業経営をすべきか考え直す良いきっかけになったし視野も広がりました。
自分の気持ちと目標を再確認してまた目標に向かって行きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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