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カラダをチューニングする、インドのお粥キッチャリー

日本人が、白米とお塩でお粥を作り、体力と消化力を回復するのと同じように、食欲がない時、外食が多く胃が重たい時、疲労感があったり、なんとなく体がだるい時、精神的な不調を感じる時にキッチャリーを摂ることで、心身に滋養を与え、消化を促してくれます。

キッチャリーは、お米のほか、豆やギーを使用します。お好みでスパイスを使いますが、手に入る材料で気軽にチャレンジできます。ギーは消化力を高める唯一のオイルといわれていますので、ぜひ手に入れてみてください。

キッチャリー 4人前
白米 1カップ 
ひきわりムング豆 大さじ1〜3
ギー 大さじ1
岩塩(塩) 小さじ1/4程度
生姜すりおろし 小さじ1/2程度
水 3〜4カップ

スパイス 各小さじ1/4程度
・ブラックペッパー
・クミンシード
・ターメリックパウダー

1 鍋を火にかけ、ギーを温めます。

2 岩塩(塩)、ブラックペッパー、クミン、ターメリック、生姜すりおろしを加え、木べらで混ぜ合わせます。

2 白米とムング豆を加え、全体をなじませます。

3 水を加え、沸騰したら、弱火にして、柔らかくとろみがつくまで煮込みます。

4 お好みで、やわらかく蒸し焼きにした野菜を添えて、器に盛り付けます。

私が最初にキッチャリーに挑戦したときは、ムング豆が手に入らなかったので、お粥を少しアレンジするつもりで、白米のみで作りましたが、それでも、翌朝、胃腸が軽く感じました。

スパイスは通常、なかなか使用する機会がない方もいると思いますが、料理全体の風味を豊かにしてくれ、食べた時の満足感もアップします。クミンは、お豆を食べた時のガスの発生を抑えてくれますし、ブラックペッパーとターメリックの組み合わせは、シナジー効果でカラダを元気にしてくれます。

添える野菜は、冷蔵庫にあるお野菜で良いと思いますが、甘味のある野菜(根菜類)と渋みのある野菜(葉物)をそれぞれ1種類ずつ用意すると、全体の味と栄養のバランスがとれてきます。

最後に、消化を良くする食べ方のTIPSとして、基本といえば基本ですが、一口一口よく噛んで、唾液をしっかりと出して飲み込むようにすると、消化の助けになります。意外と難しいかもしれませんが、一口30回くらい、、、を目標にしたいです。

追記1:レシピは目分量です。上記の分量だと多い場合は、半量でチャレンジしてみてください。

追記2: バスマティライスで作りました(写真下)。白米より粘りが少なく、サラサラとして食べやすく、糖質が少ないため、特にカパ体質の方におすすめです。

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