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noteを始めてみて感じたこと

気軽な気持ちで始めたnoteですが、数えてみたら今回で20本目でした。私は大変飽きっぽいのですが、ひとまずこれで3日坊主にはならずに済みました。しかし、3ヶ月坊主の可能性がまだ残っています。そのうち更新が止まったら、多分飽きたかネタ切れかのどちらかです。

noteを始めてみてまず、書くことが好きな人がとても多いことに驚きました。ジャンルも、日記やエッセイから小説、読んだ本の感想、中にはビジネスツールとして使われている方もいて、想像していた以上にみなさんがそれぞれ幅広く文章を書いている。そんな風にすごくすごく多くの人がたくさんの記事を書いてる中で、私の記事を、自分の貴重な時間を割いて読んでくださる方がいることが大変ありがたいな…と思います。

そして、自分よりも若くて、思わず惹き込まれる素敵な文章を書いている方がたくさんいらっしゃることにも驚きました。私の10代とか20代って、もっと何も考えてなくて、ちゃらんぽらんだった気がします。これからさらに色々経験して吸収して、将来ますます素敵な大人になっていくのだろうな、と思ったらうらやましくなりました。若さの特権ですね。

あと、自分が書く立場になったことで、日々読んでいる文章の読み方も変わってきた気がします。例えばニュースサイトひとつ取っても、今までは記事のタイトルやヘッドラインだけさーっと目を通すとか、ただ何となく漫然と眺めているだけだったんですけど、今はなるべく記事全体を読んだうえで「この記事は何を一番伝えたいのか、この書き方にどんな意図があるのか」を意識するようになりました。同じニュースでも、扱うメディアによって切り口がだいぶ異なる場合もあるのですね。小説を読む時も、文章の構成や語彙の使い方、自分なら同じ内容をどう書くか?などを考えるようになりました。

一般的に言う「読みやすい文章」って、平易な言葉で書かれているっていうだけではないんですよね。これもnoteをやるようになって気付きました。文章全体をパッと見た時に視覚的に見やすいかどうかも大事ですし、全体が自然な流れで構成されてるかとか、接続詞の使い方や文節の区切り方、漢字とひらがなのバランスなどなど、それらが緻密に計算され、考えに考え抜かれた結果として、多くの人が読みやすい文章になるのだと感じました。私が好きな東野圭吾さんの小説もとても読みやすいですが、これも決して手を抜いているワケではなく、本当に細かい部分ひとつひとつにまで工夫を凝らした末の作品だと思っています。

今のところは他の方の記事を読むのも、自分で記事を書くのも楽しくやっています。コンスタントに書き続けられる方はやっぱり凄いです。それだけ自分の中にたくさん引き出しを持っていて、それを表現する文章力も持っているということだと思うので。私も少し前まで毎日更新を目指してましたが、ちょっとムリでした。あ、あとやっぱり自分の書いた記事に対して、アクセスが多いと嬉しいし、スキやコメントをいただけるのは物凄く嬉しいです。フォロワーさんが10人にも満たないにもかかわらずこうして関心を持っていただけることで、私の自己顕示欲と承認欲求は満たされております。ありがとうございます。今後もぼちぼち書いていくつもりですので、よろしくお願いします。


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