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とりあえず、ビールで。

ビールが好きです。最近では飲み会の「とりあえずビール」という慣習は消えつつありますが…というかコロナ禍でそもそも飲み会自体が減ってますが、注文を取りまとめてくれる人から「ビールの人〜」の声が掛かれば、迷わず乗っかるタイプです。
古き悪しき慣習…なんて言われることもあるけれど、たとえ最初の一杯でビールを頼む人がマイノリティとなる日が来ようとも、私は「とりあえずビール」を貫きたい…と思ってはいるものの、実際そんな状況になったら「じゃあ、私レモンサワーで」とか言っちゃうんだろうなあ。

お酒といえばビールの他にもワインや酎ハイ、カクテルやウイスキーに焼酎日本酒…と種類は様々ですが、私はお酒が強いわけではないのでウイスキーやワインはあまり飲めません。焼酎も苦手な味が多いし、カクテルは種類が多すぎて覚えられないし。というわけで、ビールを好んでというよりかは、消去法として残ったのがビールだったのでは…という気がします。

しかし、ひとくちにビールと言ってもこれまたあらゆる種類のビールがあって…
キリンやアサヒなどの国産ビールから、全国各地のクラフトビール、よなよなエールなどの少しお高くておしゃれなビール、ハイネケンやバドワイザーなどの海外ビール。ギネスなどの黒ビールや、フルーツフレーバーのビールなんてのもあったり。
ただ、ビール党を自称するにもかかわらず、これらの多種多様なビールにはさほど詳しくなく、実はクラフトビールの味の違いも全然分かってません。強いて言うなら「エール系はなんとなく苦手」という、アバウトな味覚くらいです。

なので、家で飲む時はだいたいスーパーで手に入るキリンビールです。ただ、これも強いこだわりがあるわけではなく「なんとなくおいしいから」というふわっとした理由です。
オシャレぶっていた20代の頃はベルギービールとか、「水曜日のネコ」とかも飲んでいたけど、それは味を好んでいたからというよりは「オシャレなビールを飲んでいる自分」が好きだったからです。あいたたた。
コロナ禍で外で飲む機会が減った今では、缶ビールの消費量が以前より増えました。冷蔵庫には常に切らさないようにストックして、時々気分でグラスも冷やしたりしています。

もちろん、外で飲むビールも大好きです。野球場でお姉さんが注いでくれるお高い生ビールも、友人知人と乾杯するビール、みんなでくだらないことを話しながらダラダラ飲み続けるビールも。早くまた、気兼ねなくこういう機会を楽しめる日が戻るといいのだけど。
仕事をしていた時は、「ビールというものは、仕事を頑張った後に飲むからこそ美味しいのだ」と思っていましたが、無職になってもビールは変わらず美味しかったです。今は、人様(夫)のお陰でビールをいただけることに感謝しよう…と、自分に言い聞かせる。

ちなみに最近いただいたご馳走ビールは、キリンシティというお店で飲める「キリンブラウマイスター」というこのビール。泡まで美味しい、私にとってプレミアムなビールです。

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