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【プロ野球】球場スタンプラリー【セ・リーグ編(東京除く)】

おはようございます。昨日に引き続き、今日も「今まで行ったことあるプロ野球の球場を振り返るシリーズ」を書いていこうと思います。
昨日は「東京編」だったので、今回は「東京以外のセ・リーグ球場編」てことで2つの球場を取り上げます。
よかったら昨日の記事もあわせてご覧ください!

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島東洋カープ、広島県広島市南区)

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総評︰試合観やすくて快適!球場のみならず、広島の街全体から感じるカープ愛。

広島東洋カープの本拠地球場。ズムスタとかマツダとか呼ばれています。2009年に旧広島市民球場から本拠地をこちらに移転しています。

現地観戦は5年以上前に2回行きました。カープが3連覇するよりも前です。当時「ビール飲み放題付きプラン」なるものがありまして、プロ野球好きのビール好きとしては行かない訳にはいきませんでした。カープが強くなって以降は何だかチケット取りにくいみたいですね…。
ちなみにタイトルに使った写真は当時観戦した時のスタメン。廣瀬がいる!エルドレッドもいる!!

このスタジアムはメジャーリーグの球場を参考に作られているようで、そのおかげか何と言っても試合が見やすい!天然芝なので選手にとっても優しい。

そして、多種多様な座席があることも魅力のひとつだと思います。通常の内野席やスタンド席に加え、選手をより近くで見れる「砂かぶり席」や、靴を脱いでシートに寝そべったまま観戦できる「寝ソベリア」、それからなんと試合を観ながらバーベキューができる席もあったりします。
あとこれは座席ではないんですが…球場のすぐ隣にあるスポーツジム、ランニングマシンの正面には球場グラウンドを一望できるガラス張りの窓があるので走りながら試合を観ることができます。羨ましい。私が広島在住なら入会したいところですが、自分から球場が見えるということは球場の観客からもこちらが見えるわけで…必死の形相で走ってるのを見られるのは恥ずかしいかもしれない。

球場グルメで一番メジャーなのは「カープうどん」ですかね?薄味の出汁に七味を振りかけていただいた記憶があります。かなり昔なので曖昧な記憶ですが…。当時はビール飲み放題席だったので食べるよりもとにかくビール飲まなきゃって以下略

デメリットとしては、関東から行くとなるとやっぱりちょっと遠いところ。
あと、観客席はほぼ360度真っ赤っ赤でした。右を向いても左を向いても、前も後ろも赤。もちろん応援席など一部ビジター向け席もありますが、かなり上段の一箇所に追いやられてる印象でした。
そんな中で我々夫婦2人(当時は結婚前でしたが)が巨人のユニフォームなんて着ていける度胸などあるはずもなく、というか巨人戦じゃないし巨人ユニフォーム着る理由もないよねってことで、試合日に限りカープに魂を売り渡して赤いユニフォームを身に纏いました。
結果、周囲のお客さんとの連帯感が生まれ、みんなで一体となって盛り上がることが出来ました。だから結果オーライ。

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赤い!とにかく赤い!!

球場内はもちろんそんな感じですが、球場を出ても、というか広島の街全体が「カープ推し」な印象を受けました。
球場近くの書店でもカープの球団歌『それ行けカープ』が流れていますし、道の名前にカープが付いていたりもします。
あと、私が東京ドームへ観戦に行く際は恥ずかしいので巨人のユニフォームは球場に入って席についた時に着るのですが、
広島では球場の外でも、例えば広島駅だったり広島の中心街などでも赤いユニフォームを着て歩いている方を何人も見かけました。
かくいう私達も、試合後に赤いポンチョ(雨が降ってたので)を羽織ったまま宿泊先のホテルに帰ってきたら、エレベーターに乗り合わせたスタッフの方から「勝ちましたか!?」と声を掛けられたのですが…

でも、そうやって街全体でひとつの球団を推してるのも何かいいなぁと思いました。街の人との繋がりや連帯感といったものも生まれるでしょう。カープという球団の歴史から見ても、やはり広島という街と共に歩んでいる球団なのですよね。
世の中が落ち着いたら、また観戦に行きたい球場です。


横浜スタジアム(横浜DeNAベイスターズ、神奈川県横浜市中区)

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総評︰ファンサービス精神旺盛な、横浜中心部のオサレスタジアム

写真は数年前に行った時に撮ったやつです。ロペスがまだ巨人にいるので結構前ですね…。こちらは、横浜DeNAベイスターズの本拠地球場になります。通称ハマスタ。

実家から比較的近かったので、学生時代はこの球場付近でバイトしていました。
なのでハマスタの前はしょっちゅう通ってましたが、申し訳ないですが当時の球場全体の雰囲気って何だかイマイチパッとしなかったのですよ。当時の旧横浜ベイスターズは成績がずっと低迷していましたし、観客席もガラガラで、試合日当日でも余裕でチケットを買えたほどです。

ところが2012年に親会社がTBSからDeNAに変わってからは、球団名も横浜ベイスターズから横浜DeNAベイスターズへと変わり、それに伴いユニフォームやマスコットキャラクターなども変更になったり球場でのファンサービスにも力を入れるようになってきて、チームの成績も最下位脱出など徐々に上がって、ついに2015年には悲願のAクラス入りを達成。
ベイスターズ人気も急上昇、観客席は(テレビで見る限りは)毎試合ほぼ満員。

かつての暗黒時代から見違えるように変わったと思います。ベイスターズ県に住んでいながらコイツはなぜ読売を応援しているんだというツッコミが聞こえてきそうですが、身も蓋もない言い方をしてしまえば弱過ぎたからです。それ以上の追及は勘弁してください。

ベイスターズというチーム自体の話が長くなり過ぎたので、そろそろ球場の話を。
この球場は横浜の中心市街地にあってJR関内駅からすぐ近くなのでアクセスは抜群ですが、小さな球場なので座席はちょっと狭めで、勾配があるので階段の上り下りも段差がややキツめだったりします。
もちろん小さい分、他の大きな球場に比べて迫力や臨場感はあるのですが、狭い空間にギュッと色々詰まってる感じなので何となく圧迫感はあるかもです。

この球場の一番の魅力は、充実したファンサービスにあると個人的には思っています。
試合前やイニング間のイベントも豊富なだけではなく、観客が参加できるものも多くありますし、ベイスターズが勝った試合では試合終了後に花火が打ち上げられたり、日によってはヨコハマスターナイトみたいに試合後にもイベントがあったりと、盛り沢山です。
マスコットキャラクターのDBスターマンも可愛いですよね!(旧キャラのホッシーくんも地味に好きでしたが…笑)

球場グルメも充実してます。有名どころだと「みかん氷」ですが、残念ながらその日の私はお腹が不調だったのであまり味わって食べた記憶がありません。
他には「青星寮カレー」とか「目玉チャーハン」など、最近は球場オリジナルビールも売ってたりするみたいです。詳しくはリンク貼っておくので興味のある方はご覧ください。

それと、球場周辺には横浜中華街をはじめとする観光スポットが多数あるので、試合前後の予定を組むのには困りません。試合後の祝勝会反省会はもちろんのこと、中華食べ歩きもよし、山下公園でのんびりするもよし、元町とか足を伸ばしてみなとみらいでショッピングもよし、何でもできます。

ちなみにDeNAになってからですが、JR関内駅やみなとみらい線の日本大通り駅もベイスターズ仕様になり、駅メロもベイスターズ球団歌『熱き星たちよ』が流れます。これはいち巨人ファンのぼやきですけど、巨人が負けた日にこれを聴くとちょっと切ない気持ちになります。



今回は以上の2球場になります。ナゴヤドームと甲子園球場にはまだ行けてません。
次回はパ・リーグ編を書きます。それでは!