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【自分を大切にする】を実行する前に大切にしたいこと

自分を大切にするってどうしたらいいですか

私は、すっごく子育てに悩んでいた時期がありました。子供自身の発達がゆっくりなのと、本人の気性が荒く、どうしたらよいものか困り果てていました。
我が子が何か困っているのなら、その理由を理解して適切なサポートをしないといけないと頭では分かりつつも、他の家庭の子供と比べてなぜ我が家だけ…と落ち込み、いうことを聞かない子供に対して異様に怒ってしまうことが私を苦しめていました。
そこで、ある人が言った「怒ってしまう自分も自分やん」という言葉に私はハッとしました。

どんな自分も自分

怒ってしまう自分に✖︎をつけていたけど、
怒ってしまう自分も自分と認めてあげるだけで、すごく心が軽くなりました。
もちろん、子供に心身ともに傷つける行為を肯定しているわけではありません。
どんな感情を抱いている自分も自分なんだと認めてあげること
そんなシンプルなことで、嘘みたいに子供に対して異様に怒ってしまうことはなくなりました。
そんな経験から「自分を認め、自分を大切にする」の大事さに気づきました。

行動を起こしても起こさなくても結局一緒??

エステにいく
カフェでお茶飲む
ゆっくりお風呂に浸かる
買い物にいく

私は人から「自分を大切にするってどうすればよい?」と聞かれたら、上記の行動を例に挙げ、1人の時間を作ることを勧めていました。
何故かと言うと、1人の時間を持つことで自分自身を見つめ直したり、リフレッシュとなると考えていたからです。
私自身、エステをしてもらうことがとても自分を大切にする行為と受け止めてたことで、今の仕事にいたります。

でも上記のような行動って、そのときは確かにリフレッシュになるけれど一時的なリフレッシュにしか過ぎず、日常に戻ると鬱々が舞い戻ってくる場合があります。
また、1人の時間を取りたくても取れない人もいます。じゃあそんな人はどうしたらいいのか?
行動しようがしまいが、結局何も変わらないものなのでしょうか?

自分という存在を認めることから始める

究極いえば、生まれた時から自分という存在が見えているのは自分だけです。
親がいるじゃないかという話になりますが、
自分がどんな時に笑って、どんな時に泣いて
どんな風になったら自分の感情が動くかどうかなんて、親でさえも計り知れないものです。
それが分かるのは自分だけ。

そんな自分の存在を自分自身か否定することは、だれも自分の存在を認めていないということになり、それはすごく自分自身にとって悲しいことです。

この世に生まれた以上、少なからずとも他人と関わって生きていきていく上で大切にしたいこと


あの人は自分で仕事をしてすごい
あの人はいつも身なりをきれいにしている
あの人は子供がたくさんいて子育ても頑張っている
あの人は、あの人は…etc
あの人に比べて自分はまたできていない
ああ、また人と比べてしまったと落ち込み、負のループに陥る

そんな風に思う自分を否定するのではなく

そんなダークな自分も自分だよね
まぁ、いつも陽気な訳にはいかないよ
しょうがないよと
まずは、自分に○をつけることが
【自分を大切にする】の根底としてあるもの。
もう繰り返し繰り返し、ひたすら○をつけていくのみだと思います。

私自身も見つめ直している真っ最中です。
そんなことが伝わる人間でありたいと願いながら今日も粛々と生きます。

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