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恋/恋愛/片思い/失恋

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#失恋

短命の恋愛ばかりを見送って気づいたこと。

出会いと別れを繰り返して、また振り出しに戻る感覚。 上手くいかなかった恋愛を振り返って 悲しみや喪失感をひと通り味わった後には、 経験を積めたことに感謝する。 どこか心にひっかかるのは、 選ばれなかったという事実や 長く続けられなかったという事実。 長く付き合えば、「恋」が「愛」に少しずつ変わっていく感覚があるけれど ここ数年、「出会い」から「恋」までの過程を、繰り返している自分がいる。 昔から「恋愛体質である」という自覚はある。 惚れやすいタイプではあるし、 恋多き女

「まだ俺のこと好きなの?」-沼の話

【4人目】 Kさん(25) 沼との出会い:高校の先輩 沼期間:1年 綾野剛似のとにかくかっこいい先輩 とにかく顔が良かったんです。 私が高校一年生の時の三年生の先輩。「あの先輩かっこいいよね」って同級生の中でも話題に上がるくらい人気の先輩でした。なんて言ったらいいんだろう、もっと一般受けさせた綾野剛?目がパッチリしてて背が高くて……。 在学中は関わることはありませんでした。沼の卒業式の時、友だちと「先輩一緒に写真撮ってください!」ってキャーキャー声かけに行きました。写

Pairsで真剣な出会いを探して出会った人が実は隣のアパートの住人だった話

Tinderはやりもくばっかり。せっかくいい人っぽい人と出会っても、彼女を作らない方針の人だとか既婚者だったりすることが多すぎる。 そんなことから、GWを過ぎたあたりから真剣な出会いを探してPairsを始めてみた。 Tinderよりも丁寧にプロフィールを書いたし、ちゃんと顔が出ている写真を設定した。やりもくが寄ってこないように、彼氏と住んでた部屋を持て余しているなんて書かなかった。 登録したのは金曜日の朝、仕事に行く前。単に気が向いたからやってみただけだけど、その日の夜

毎日4人の男性と連絡を取り合っているのに、これまでにないくらい嗜好が合致しすぎる人とTinderで出会ってしまった

コロナ禍で出会いがないなんて、嘘。 マッチングアプリをやっていると、色々な人とマッチする。マッチしても会話に発展しないのがほとんどではあるけれど、ここ最近、定期的に連絡を取り合っている男性が4人いる。 1人目は、新幹線で2時間くらい遠くの場所に住んでいる12歳上の男性。お互い一番近くにいたときにたまたま表示圏内になりフィードに現れ、マッチした。距離が遠いためすぐ会うということもできずに、メッセージだけでもう2ヶ月くらいやりとりしている。言葉を生業にしているためか、メッセー

理想と現実を恋愛の観点から、実体験で得た1つの考え

GWに突入し外は土砂降りなので最近まるで日記かのようにハマっているnoteでも書こうと思った次第です。 これは私(僕)の経験したカタオモイの話です。 先日振られました先日私は振られました。二人で食事を楽しんだ後、地下鉄の通路で。その人には今回で二度目の告白となります。理由は「今は恋人はいらない」そうです。本音と建前。そんな言葉がすぐに頭の中によぎって通過した後、帰り際一人電車に揺られ、今後の人生で理想を追うのかそれとも”世の中的な意味で”現実的に考えるのかを考えました。

不純度高めの愛で。

行きつけの珈琲店を出て角を曲がろうとした時、思わず目を奪われた。 ”目を奪われた”って表現は、本来なら一目惚れをするときに使うのだろうけど、残念ながら恋ではない。 「うわ、これが愛情ってやつか。」 それは、人目を気にせず道端でキスしたり尻を揉んだりするような、一定の人間から疎まれるような行為でもなければ、池袋で声をかけてくるサラリーマン達のような下心が見え見えの笑顔でもなかった。 その人が愛しくて愛しくて仕方がない、そんな愛情に満ちた優しい眼差しを見た。 女性は携帯を見

ほろ苦い初恋を糧にして。

目次 ・中学校2年2組にて ・嫌われたくなくて。。。 ・クラスの友人Aくん                             ・3年3学期 中学校2年2組にて 中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で話を聞いていました。 中学生になり心なしか異性を意識し始めるようになりました。 中学2年の始業式、クラ

彼氏いない歴=年齢(21歳女)の失恋(?)と気持ち悪い妄想

(画像お借りします。ありがとうございます。) 先日、友達Nと夜からビデオ通話をした。私とNは大学は違うが、同じ学生団体に所属している。Nとはとても密に関わりながら、またお互いを頼りながら活動してきた。二人きりで何度もご飯に行くくらいの仲だ。 執行代は終わったため活動の仕方は緩やかになっているが、持ち上がる話題は現役時代と変わらず学生団体の活動についてだ。今回の通話で話題に上がったのは団体のメンバーが送り合うメッセージだ。学生団体では節目ごとにお疲れ様やありがとうのメッセー

誰にも届かない「好き」を抱えて

あの頃に戻りたいと、きっと誰しも願う瞬間があるだろう。私にも、戻りたい過去がある。 もし願いが叶うなら、少し前に付き合っていた恋人の家で過ごした、やさしく流れていく甘やかな時間に戻りたい。ふと余白の時間が訪れたとき、まざまざと2年前の冬の出来事が浮かび上がってくる。 小さなワンルームだった。 線路沿いにある、何十年も前に建てられたアパートで、壁は薄く、窓にはうっすらとひびが入っている。すぐ近くを電車が走るたびに、ガタガタと床が揺れた。 隣に住んでいる女の子の声や、蛇口を

失恋してしまったアナタに読んで欲しいこと。

「失恋の涙」失恋なんていうキーワードに反応してしまった、顔の見えないあなた。 きっと、とっても辛い思いをしているはず。 失恋にはかならず二人の登場人物がいて、一人はそれまで恋人だった相手を遠ざけようとする人。そして、もう一人はフラれてしまう立場の人。 そして、あなたはきっと後者。 何をしていても恋人だった人のことを考えてしまう時間は、溢れ出してくる涙と共に過ごす時間。 でも、あなたが流すその涙の意味をわかってる? あなたの流す涙は、泣けるほどたった一人の人を愛した

失恋した私が、彼を気になっていた期間に得たもの

今日は1日ベッドで過ごした。夢にも彼は当然の如くズカズカ踏み込んできて、昨日の現実の出来事との境目が分からないくらいにはまだ混乱している。 いわゆる好青年だと思っていた彼が、ただの遊び人だったことに対するショックに関して書こうと思えば何万字でも余裕だが、 そんなことで人生の限られた時間を無駄にしている暇はないので、次に進むべく昨日まで3ヶ月間片思いしていた間に私自身が成長したことを振り返ってみようと思う。 そしてこれまでの何倍も魅力的になって、今回の出来事を糧にもっと良