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「エージェント・カーター」から「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」へ。リヴァイアサンを追え!

大した内容ではないので簡潔に。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」5話に登場した彼女。

©Marvel Studios 2021.

ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンティーヌ。通称ヴァル。

アメコミにわかの私は知らなかったのですが、どうやら彼女、マーベル・コミックではリヴァイアサンという組織に属していた経緯を持ち、のちにマダム・ヒドラとして君臨するそうです。

マダム・ヒドラっていうとMCUファンならこの人

©Marvel TV Studios 2016.

を想像すると思いますが、これはまあフレームワーク内でのマダムヒドラごっこみたいなもんなので横に置いておきます。

問題はヒドラではなく、リヴァイアサンのほうです。

リヴァイアサン

さて、このリヴァイアサンですが、MCUでは「エージェント・カーター」で初登場します。

ペギー・カーターの隣人、ドッティ・アンダーウッド。シーズン1の中盤から彼女は怪しい動きを見せ始め、ただの若い女性とは思えない戦闘能力を視聴者に披露します。実は彼女は、のちに”ブラック・ウィドウ・プログラム”を請け負うロシア(ソ連)のレッドルーム・アカデミー出身の暗殺者だったのです。
そのレッドルームに監禁されていたイフチェンコ博士を救出したペギー率いるSSRと元ハウリング・コマンドーズの混成チーム。無事にイフチェンコ博士はアメリカのSSRに保護されますが、実はこのイフチェンコことフェンホフとドッティは繋がっており、両者ともリヴァイアサンと呼ばれる組織に属していました。
「エージェント・カーター」シーズン1はSSRとリヴァイアサンの戦いを描いていたのです。

ドッティ・アンダーウッドとフェンホフ
©Marvel TV Studios 2015.

「エージェント・カーター」はシーズン2で打ち切りになったためリヴァイアサン関係が掘り下げられることはなく、今まで他のMCU作品に登場することはありませんでした。

しかしここにきてまさかのリヴァイアサン関係者登場ですよ。しかも、スピンオフ扱いだったマーベル・テレビジョン製ドラマではなく本流のマーベル・スタジオ製ドラマで。こんなの高まっちゃうでしょ!

レッドルーム・アカデミーは7月公開の映画「ブラック・ウィドウ」に登場することが確定しています。
先見の明がありすぎる筆者は、今年1月の時点で「ブラック・ウィドウ」でリヴァイアサン関係が触れられるのでは、と以下の記事で予測しています。

この記事を書いた時点では半ば適当と言うか、ありえないけどありえたらいいなー程度だったのです。それがヴァルの登場で、一気に期待が高まりました。

そもそも「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と「ブラック・ウィドウ」は繋がっているのではないかという話は以前からあり、ドラマの配信時期や映画の公開時期をなるべく近づけさせようと努力しているのは外野である我々からも見て取れました。私はてっきり、F&WSの最終話にサディアス・ロスかなんかが登場して、エレーナこと2代目ブラック・ウィドウやエイヴァことゴーストを編成したサンダーボルツにジョン・ウォーカーをリクルートするのかな、とか思ってたんですけど、もしかしたらリヴァイアサン関係だったりするのかもしれません。まあ、期待と希望を持つのは自由なので。

「エージェント・カーター」は他のMCUスピンオフドラマとは違い少し特殊で、原案と脚本は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」のクリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリー、製作総指揮にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギやルイス・デスポジートを迎えているんです。つまり、「エージェント・オブ・シールド」や「デアデビル」「ランナウェイズ」と比較し、”マーベル・スタジオ色”の濃い作品になってるんですね。

そのせいか、「アベンジャーズ/エンドゲーム」には「エージェント・カーター」からジェームズ・ダーシー演じるエドウィン・ジャーヴィスが逆輸入されました。スピンオフドラマから映画に逆輸入されたキャラクターは後にも先にもこのジャーヴィスさんひとりだけなのです。

そんなわけで、「エージェント・カーター」ネタならマーベル・スタジオも喜んで引っ張ってくるんじゃないか、という淡い期待があるのです。

ちなみに上記のフェンホフ、捕まったあと牢獄で「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」のアーニム・ゾラが接触する描写があります。「キャプテン・アメリカ」シリーズの正統続編な「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からリヴァイアサンがフェイズ4で暗躍し始めたら、グっときてしまいます。

というかここだけの話、F&WSでヴァルを演じたジュリア・ルイス=ドレイファスはそもそも「ブラック・ウィドウ」に出演予定だったみたいなんです。


いやマジかよ!?って内容の記事ですけど、VanityFairってそこそこ歴史のあるメディアなんですよね

新型コロナで諸々のスケジュールが遅れた結果F&WSに登場することになったみたいですが、「ブラック・ウィドウ」にも登場する可能性は大いにあるわけです。原作コミックではニック・フューリーと恋仲になったりするとのことで、フェイズ1のフューリーの役割をヴァルが担ったりして。で、サンダーボルツに繋がるとか。


残り1話となった「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。果たしてキャプテン・アメリカのアイデンティティを受け継ぐのは誰なのか。カーリたちフラッグ・スマッシャーズの暴走は止められるのか。心も体もボロボロになったジョンに救いはあるのか。サムの実家の船は直るのか。ワクワクを胸に、金曜日まで過ごしましょう!

ではでは。


あ、いつも拡散してくださる方、スキしてくださる方、支援してくださる方、本当にありがとうございます。支えになっています。こういう記事でなるべく還元していければと思いますので、末永く宜しくお願い致します。

書いた人:FAQちゃん

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