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漁業と女性

海と人をつなぐ魚業文化、東北から衰退していく漁業をひっくり返す。
カッコいい稼げる革新的な漁業に変えていく。 「サスティナブルな漁師を世界へ」をテーマに農夫や漁師 水産業プロモーション、担い手事業としてFISHERMAN JAPAN は漁師の8名、魚屋3名、事務局2名で始めた。JRが社員研修に来た。漁師による若者にモーニングコールのサービスを立ち上げた。ブルーツーリズム利尻島が有名だが、販路の提携は、食堂連携まで進んでいる。こうした社会連携は、持続可能プロジェクトとして全国に広がっている。キューレーターとしての魚屋が消えて。磯焼け対策として、絵本プロジェクトも始めた。 どこでもいい人。ここでしかダメな人がいる。 何もしないで、他人の作ったマーケットに安いコストで参入。経済学で言葉遊びしている場合じゃない。現実をどう変えていくか?タダ金にすがる擂鉢の底にいる人びと。一方新しいことにチャレンジする力はどこから湧いてくるのか?正面から時代を見据えて行動してきた。
 人は本気で動かないと変わらない。スマホでつながる水産市場 株式会社ウーオを立ち上げた。2048年海に食用魚がいなくなるという危機感をもって。昔日本は世界一の漁業大国だったが、国内において魚の消費は減り続け10年前、肉に抜かれる。 
 今世界一の漁業大国は中国で、増え続ける消費量をまかなうため養殖が盛んである。現在の日本の漁業の仕組みの基礎は江戸時代に確立されたと考えられています。磯は地付き、沖に入会というルールがありました。漁師個人を管理するよりも、集落に許可を与えて内部調整させる方が、行政コストもかからず、よりよい判断をすることができるからです。一方で沖合は資源に余裕があったので自由に利用させました。
  ニュージーランドではITQ(漁獲上限)を導入。個々の漁業者に漁獲料を割り当てました。漁業の経済効率を高めるために、個人の所有する漁獲枠を証券化して売買を自由にしたのです。二酸化炭素の排出権取引に似た仕組みです。結果、漁業への投資がすすみ、その漁業の資本生産性が向上しました。ニュージーランドのメインの魚種はホキはタラのように白身魚で、マクドナルドのフィレオフィッシュの原料になっています。人口の少ないニュージーランドでは、ホキの他にイカやロブスターも豊富で輸出が盛んです。
 漁業は男性が多いですか?と石川県の漁業担当者にきいたとき、男女の差ではなく、気性の問題です。という答えが返ってきた。 FISHERMAN JAPANは”さかな払い”をやっている。いや~お金もらってない。魚もらっているんで~ と会社員の副業も成り立つ。今漁業に必要なのは、女性のアイデアだ。ベンチャーと漁業をつなぐ「よそもん」副業兼業というWEBサイトがある。女性の漁業進出は有望である。あなたならどういう事業を創るだろうか?
   
   

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