【第5話】クチコミ

今日は三つ目の点(dod)クチコミについて。
最近、仕事で注目しているのがGoogleマイビジネス。Google MAPで目的地のクチコミとかがある、アレです。今や無料のこれを整備していないのは、商売する上で非常にもったいないツールに変化してます。
もともとクチコミに近いところにいる仕事をしていたこともあり、クチコミについては少し語れるのですが、、このクチコミってやつは、誰が書いてるか分からないので、参考にしつつも、最後の決め手はやっぱり近しい人や感性の近い人の声だったりするんですよね。クチコミに書いてあることを100%信じてしまった人はたいてい思ってるのと違うケースが多い。クチコミは決定打にならないが、当たりをつけたり、決定後に安心感を得るため・答え合わせをするには非常に重要。これが最近の結論。

結局のところ、消費行動を起こす時、人は似た人の声を探しているんですよね。感性やお金のかけどころが似ている人を。それもそのはず、めっちゃお金持ちの人が書いたクチコミ見ても参考にならないし、食事に興味ない人に夕食美味しかったよ、って言われても、なんの参考にもならない。
だから、答え合わせっていう表現が一番近くて、人がクチコミを読む時、自分が選んだものを「これはあなたが思う通りいいものですよ」って言って欲しい。今のクチコミの役割は、比較検討のためではなく、実は答え合わせなのではないかと。
でも本当は、その答えに辿り着くためのクチコミが欲しい。信頼できるクチコミが。だからと言って知っている人に聞いたクチコミでも、はずれることもある。実際に私も旅行に出かけて、現地の人におすすめされた居酒屋に行き、あれ?と思ったこともあるし、誰が書いてるか分からないことよりも、同じ感性だったり、同じようなことに感動できるか否か?が大事だったりする。
クチコミの必要要素は、男女・年齢や利用シーンを細かく書くことではなく、普段どんなものを好んでいて、何に感動するか?という背景の部分ではないかと思ったわけです。
…ちなみに、クチコミ投稿される側も、クチコミ返信を通して、広告がわりに使ってたりするので、今やクチコミそのものは正確な判断がつきにくい。メーカーや店側も、期待値が一定でないクチコミをどうしようか悩んでいたりします。

ここを整理できれば、少なくとも私はめちゃくちゃ活用する。店やメーカーも、期待値にブレが無い状態で集客、利用してもらえるため、満足度も上がり、リピーターになりやすいと考えられます。
クチコミの仕事をし、またクチコミの仕事から離れてイチユーザーになり、改めて発見したことでした。

以上三つの点(dot)でした。

りんごの携帯を作った方に比べると、かなり近しい範囲でのconnecting the dotsですが、いろんな仕事や視点でバラバラに注目した三つの点(dot)が一つにまとまりそうな絵を描けてきたのがここ最近。

次回はこの話を。
この三つを掛け合わせたサービスを作りたい。というお話。
ではまた。

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