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「木根さん、この人、何でもできるんだな。」みつるさん④

⑩一番好きなライブを教えてください(行ったことが無い方はライブ映像でも可)。
(
第3話からの続き)
 
みつる:「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」ですね。あと、(実際に)見てみたかったのは、「TWINKLE NIGHT」とかの衣装が可愛かったやつ。なんか哲っちゃんはショルダーキーボードで、青い衣装の、帽子被って。木根さんがギター持って。

金谷:「DRAGON THE FESTIVAL TOUR」ですね。

みつる:あと、「ELECTRIC PROPHET」のPARCO Part3でやった、最初のやつ。「TWINKLE NIGHT」は、12インチCDを持っていましたね。「吸血鬼ハンターD」ってありましたね。この頃くらいから(TMを)聞いた方が良かったかもしれないですね。

金谷:そうすると、きっとTMNへのリニューアルの時に、(世界観が大幅に変わるので)一度びっくりしますよね。

みつる:でも、「TIME TO COUNT DOWN」とか好きですけどね。なんかを意識したんでしょうね。そう言えば、「BE TOGETHER」は布袋に対抗するために哲っちゃんが作ったとかって聞いたな。

金谷:BOOWYに対抗するため、でしたよね。

みつる:「TIME TO COUNT DOWN」はね、ヤバかったよね。何て言うんでしょうね、衝撃的でしたけど。「69/99」も面白かったね。あの音はたぶん、松本さんは出せないと思う(葛城さんじゃないと)。
葛城さんも松本さんも布袋さんもギターの音が違うしね。それって、やっぱり分かるよね。ベースもみんな弾き方って違うしね。

木根さんは、アコギがすごくうまいよね。「8月の長い夜」とかもすごい好きですけどね。哲っちゃんがバラード作れないものね。
木根さんのソロに一度行ってみたくてね。なんか行くチャンスがなくて、結局行けていないんだけど。「オールナイトニッポン」とかで、木根さんがほぼしゃべっていたじゃないですか。本を出せば、トークショーとかもやりそうですよね、単独でね。そういうのをやればいいのにね、と思う。木根さんがやったら、人がいっぱいになっちゃうか(笑)。

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⑪FANKSになったことでの人生の変化を教えてください。
 
みつる:私、高卒なんですけど、実業高校ってみんな就職するんですよ。ちょうど、免許取るのが流行っていて、車買うのもちょっと流行っていた時期なのかな。1988年。
私も在学中に免許を取りに行って、アルバイトしてお金貯めてね。すぐ高校卒業して、ファミリアを買ったんですよね。車を買う前には、レンタカー屋さんで車を借りて、ドライブするのが流行っていたんですよ。
 
その時にTMのテープを持って、男友達と「All-Right All-Night」を合唱しながらプレリュードをぶっ放していたのが、すごく懐かしいというか、楽しくて。高速乗りながらTMを流して。
ドライブには合うんじゃないですか、哲っちゃんの曲って。「Gift for Fanks」を聞きながらドライブするとか。当時は彼女もいなかったんで、そんなことをやっていたんですけど(笑)。

あとは、通勤中。ウォークマンが代々すぐ壊れちゃうんで、壊れては買って、壊れては買って、を繰り返していたんですけど。
学校が上野だったんで、土曜日の半ドンの時は、歩いてみんなして秋葉原まで遊びに行くんですよ。その時に新しいウォークマンを買ってみたりとか、レコード屋さんを覗いたりとか、CD買ってみたりとかして遊んでたんだけど、その時に「All-Right All-Night」のシングルも買ったんですよね。

哲っちゃんの作った曲は、プロデュース業もTMもそうなんだけど、世の中に刺激を与えているのが「素晴らしいな。」っていうのがありますよね。globeしかりTRFしかり。で、(曲調を)真似するようなのがいっぱい出てきて。
accessもすごい好き。浅倉(大介)さんのキーボードと貴水(博之)さんのボーカルも好きですけどね。そういう(哲っちゃんが)与えた影響って大きいですよね。

プロデューサーっていう仕事をメジャーにしたのは小室さんですよね。ディレクターの方が割と前面に出るじゃないですか、監督っていうのが。
映画で言うと、プロデューサーさんは、役者さんを探して、監督さんを探して、脚本家さんを探してっていう仕事をしているから。舞台もそうだし、映画もそうですよね。

私が小学生の頃っていうと、アイドルの歌だって、作詞と作曲の人がみんな違うじゃないですか。竹内まりやさんの曲を歌わせたり、三浦徳子さんだとかピンクレディーの阿久悠さんや都倉俊一さんだとか。
その後にシンガーソングライターさんが出てきて、松任谷由美とかニューミュージックになる頃のやつ。その後に出てきたのが小室哲哉なんじゃないかな、っていうのはありますね。

本来なら、プロデューサーっていうのは影の存在だから、出ることはないんだけど、自ら演奏している訳ですから。プレイヤーもやるっていう。
プロデューサーという職業を広げたのが、小室哲哉さんなのかな、と。

TMの3人って、すごいですよね。宇都宮さんのボーカルも。哲っちゃんの難しい曲をうまく歌いこなしてるところが「すごいカッコいいな!」と思いますね。
「GET WILD SONG MAFIA」のアルバムの中で、いろんな人がカバーしているじゃないですか。外人さんだったり、女の子が歌っていたりとかを聴いていると、やっぱりウツのボーカルがいいのかな、って思ったりしますよね。哲っちゃんの曲でウツのボーカルでやってもらうのが一番いいのかな、って。

(第5話へ続く)
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