「木根さん、この人、何でもできるんだな。」みつるさん⑤

⑫TMの40周年に期待することを教えてください。
(第4話からの続き)
 
みつる：(「FANKS intelligence Days～DEVOTION～」は、)東京国際フォーラムが当たりました。3月の立川は抽選待ち。去年も横浜で追加公演があったから、また、アリーナクラスでどこかやるんじゃないかな。

金谷：そこは皆さん、すごい考察が飛び交っていますよね。どこかに51っていう数字があったから、51公演やるんじゃないか、っていうお話があったり。

みつる：最終公演はアリーナでど派手にやるっていうのが、ツアーの最後にしてほしいなっていうのは、1ファンとしてはありますけど。立川ガーデンで普通にシューって集約するのはないんじゃないか、と思うんですけど。
40周年は3月以降でしょう？なんかある訳よ、やっぱり。そうねぇ、哲っちゃんの場合はやるんじゃないかな。

昨日、テレビに布袋さんが出ていたんですね。目指すのは、やっぱりミック・ジャガーなんですよ、ローリング・ストーンズの。だから、80歳。
加山雄三さんが87歳までやっていたんですよね。沢田研二と小田和正と井上陽水が75ぐらいなんですよ、今。でも、小田和正さんはまだ現役でやっているんで、TMもまだあと10年はやれると思うんですよ。50周年まで見たいな、って。

アルフィーが50周年なんですよね。あの3人で、ずーっとライブやっているんですって。だから、あと50周年まで駆け抜けてほしいな、っていうのはありますね。40周年は、ライブをいっぱいやってほしいな。

「CAROL」みたいな組曲も見てみたいですね、またね。「Major Turn-Round」のアルバムの30分の曲も、最初聞いた時、イメージ的には劇中歌みたいだったんで。ああいうようなアルバムをもう一個作って、「CAROL」みたいなステージで見てみたいな、っていうのはありますよね。70歳くらいの木根さんがまた、(宙に)ぶら下がって(笑)。

あとはね、やってもらいたいのはアコースティックライブ。無いでしょ、1回も。アンプラグドってやつね。生演奏だけっていう。青山のBlue Note Tokyoとか、ああいう感じのライブハウスでやればいいかな、って思う。

みんな座っていられるからね。哲っちゃんはピアノでいい訳ですよ。木根さんはアコギで。ウツも楽だと思う。
オーディエンスだって、みんな年食ってくんだから(笑)。みんないつまでも手、挙げていられないんだから。みんなやっぱ、おばちゃん、おじちゃん化してきて(笑)。

だから、TMもアコースティックやって、それも音源出してもらってね。CDか何かを出してもらうと、いいんじゃないかな、ってね。
大人のTM。宇宙人じゃなくて、生身の人間の木根と宇都宮と小室が出てきて歌うっていうコンセプトで。「ハンバーグ & カニクリームコロッケ」ってあったじゃないですか。アルフィーやB’zもそういうのあるし。TMもちょっと変則的なTMでやると楽しいかもね。

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⑬メンバー3人への感謝とメッセージ(伝えたいこと)をどうぞ。
 
みつる：小室さんはもう、実力というか能力というか天才的なもんですから、もっと楽曲を作ってほしいな、っていうのはありますね。
「EXPO」が終わった後のアルバム、「SPEEDWAY」もなかなか私、好きだし。「Major Turn-Round」も、なかなか良いし。もうすぐネットで「Gift from Fanks T」も届くから、そうしたら30周年頃の曲も聞けるから。だから、どんどん作り続けてほしいな。
あとは、ソロの、例えばウツの声が入っていないアルバムも出してほしいな。インディーズでも構わないから。

ウツの方は、もう、体調を無理しないでやってほしいんで、もうダンスしなくてもいいから、とりあえず歌えるように声の練習をして、いつまでも若々しくステージに立ってほしいな、っていうのはありますね。
でも、声質が全然変わらないから。今回の「DEVOTION」でも「Whatever Comes」でも。かなり練習したと思いますよ、やっぱり。いきなり哲っちゃんが再起動させて、2人、振り回されていると思うけど、それでちゃんと対応して歌えるんだから「すごいなぁ！」っていうのはありますね。

木根さんは、また本を書いてもらいたいな。あとは、「木根バラ」でのアコースティックのアルバムがほしいです。ギター1本で、木根さんボーカルの「8月の長い夜」を聞いてみたいなっていう。木根ソロも行ってみたいですね。

第16回へ続く
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