見出し画像

“ジャパンリスク”に備えるためには?

そもそも、今回のインフレ(物価上昇)が
地球規模で起こったのは、
ウクライナという穀倉地帯と、
資源大国ロシアとの争いがきっかけでした。

ご注意いただきたいのが、
「戦争はきっかけに過ぎない」という点です。
インフレは、すでにその前から始まっていました。
では、インフレが起きた真の理由は何なのかというと、
答えは「各国がお金を発行し過ぎたため」です。

たとえば、テレビなどで
「今年は野菜が取れ過ぎたので、
農家の方が自ら野菜を廃棄している」

といったニュースを聞いたことがないでしょうか。

通常、市場に出回るモノが
多くなると値下がりし、
少なくなると値上がりします。
だから価格を維持するために、
農家の方は、せっかく作った野菜を
廃棄するほかないのです。

実は、お金もそれと同じです。
お金も、多くなり過ぎれば価値が下がり、
モノの値段が上がってインフレが発生します。

今回のインフレは、コロナ対策などと称して
世界中で金融緩和政策が行われた
反動で起きたとも言えるのです。

今、日本でもインフレが起きていますが、
それに加えて、日本には
“ジャパンリスク”が存在します。

ジャパンリスクとは、たとえば

・人口減少などによる経済力の低下
・日本円の価値の低下による円安

などが考えられますが、それだけではありません。

資源の乏しい日本は、もともと他国に
頼らないと生きてはいけない国です。
これが真のジャパンリスクだと、
FANGSでは考えています。

現在、日本のエネルギー自給率は、
およそ1割に過ぎません。
食料ですら、せいぜい4割です。
このような国の通貨の価値が下がれば、
物の値段が上がるのは当たり前なのです。

こうした状況を踏まえて、
私たちはどういった点に気をつけて
資産形成をすればいいのでしょうか。

方法の1つとしては、資産の一部を
外貨で持つことが挙げられます。

もちろん、生活していくには
日本円が必要ですが、
老後に向けて資産運用をしていくのであれば、
海外という選択肢を避けることはできません。

当面、続くことが考えられるインフレに対処し、
資産の目減りをくい止める方法の1つが、
外貨を持つことなのです。


以下の関連記事もご覧ください。

FANGS Group【ファングスグループ】
HP:https://www.fangs-g.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?