見出し画像

Fanfare - あびら起業家カレッジ - を運営する3名の実行委委員に突撃! Fanfare とは?そして運営する彼らは一体何者なのか?徹底解剖!

Fanfare 公式HP リリース日:2021.10.18
note 移行日:2022.04.15

2021年4月から始動した北海道安平町の新しい取り組み Fanfare -あびら起業家カレッジ- (以下、Fanfare) の運営を受諾している 株式会社 大人 の運営メンバーに迫ります!

自己紹介

五十嵐 慎一郎 Igarachi Shinichiro
Fanfare -あびら起業家カレッジ- 運営事務局 | General Manager
株式会社大人 | 代表取締役社長

1983年北海道小樽市生まれ。札幌南高校卒業後上京。紆余曲折を経て、東京大学建築学科卒。2016年「北海道から、世界をちょっぴり面白くクリエイティブに」と、株式会社大人を設立。店舗や施設のプロデュース/デザイン業務、イベントの企画運営、WEB制作を行う。北海道に特化したウェディングブランド「LANDRESS」を展開しながら、2019年札幌にコワーキングバー「大人座otonaza」、2020年に北海道新聞社と北海道最大級のコワーキングスペース「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」をスタートさせる。また、北海道の挑戦者を応援するコミュニティ&メディア企画「ほっとけないどう」を展開。「北海道移住ドラフト会議」や「札幌移住計画」といったプロジェクトを通し、北海道に人を呼び込む動きも強化中。玉置浩二好き。

NoMaps実行委員
北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず代表
札幌移住計画代表
ほっとけないどう北海道事務局長

高輪 健人 Takawa Kento
Fanfare 運営事務局 | Program Manager
株式会社 大人 | Community Manager
SAPPORO Incubation Hub DRIVE | Community Manager

1993年北海道札幌市生まれ。高校卒業後渡英。アイルランド共和国国立トリニティカレッジダブリン大学政治社会科学部卒。新卒で株式会社大塚商会マーケティング本部入社マイクロソフトライセンス担当。WeWork Japan 合同会社ブランドマーケティング部へ転職し主にオフラインイベントを担当。Fun Group Inc (旧タビナカ) 海外新規事業開発部ハワイ担当として転職。その後、株式会社大人代表との出会いをきっかけに、2021年3月約9年ぶりに北海道札幌市にUターンをし株式会社大人にCommunity Managerとして入社。北海道最大級コワーキングスペース SAPPORO Incubation Hub DRIVE にてCommunity Manager をしながら、北海道安平町での起業家型人材と町との長期的関係性を構築することを目的とした取り組み Fanfare -あびら起業家カレッジ- のProgram Manager の2つの事業を主に担当。

小町谷健彦 Komachiya Takehiko
Fanfare 運営事務局 | Director
株式会社fuchi | 代表取締役
Ezofrogs | Organizer & Mentor

1985年生北海道札幌市生まれ。札幌南高校卒業、東京大学中退。映画・テレビ製作会社にてドキュメンタリーや劇映画の製作を行いながら、福祉支援や映画のバリアフリー化運動に従事。「”伝える”から”共に変える”」ことを目指し、2019 年より北海道にUターン。北海道つべつまちづくり株式会社、株式会社大人での活動を経て、株式会社fuchiを設立。地方創生のプレイヤーとして活動しながら、映画・映像製作を続ける。

北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず実行委員
あしたのしあたあ実行委員

こんにちは!今日は宜しくお願いします!まずは、Fanfare について、おしえてください!

高輪:よろしくおねがいします!Fanfare -あびら起業家カレッジ- とは、2021年4月より始動した安平町での起業する人材と町との長期的関係性を構築することを目的とした取り組みです。

安平町では人口減少と少子高齢化の進行に伴い、あらゆる分野で担い手・後継者が不足しており、将来に向けた持続可能で活力のある町づくりという意味では、人材が大きな課題となっています。それらを解決するために、安平町でチャレンジし地域課題に立ち向かう起業家を育成するプロジェクトとして、Fanfare -あびら起業家カレッジ- が立ち上がりました。

小町谷:本プロジェクトでは、まず安平町を知ってもらい興味を持ってもらうために「ABIRA NIGHT」という交流イベントを複数回開催したり、実際に安平町でキャンプをしながら、町のプレイヤーと交流を深め、町の課題解決へのアイデアを出し合ったりして、安平町との関係づくりをしていきます。11月にはメインプログラムとして、エントリーした候補者の起業プランをブラッシュアップする合宿を行い、12月に最終発表。安平町として採択された方は、春から安平町に移住をしていただき、地域おこし協力隊として給料をもらいながら、事業を行ったり起業する流れになっています。

五十嵐:ものすごく簡単にいうと安平町から、ぜひ来てください!と選ばれたら、3年間給料もらいながら、自分の事業をしたり起業ができるよ!というとてもとても嬉しい移住起業プログラムです。

Fanfareという名前、素敵ですね!

高輪:ありがとうございます!私たちもどのような名前にしようか四苦八苦しました。3人でサウナに入りながらどんな名前がいいかよく考えてましたね。笑

五十嵐:これから新しい動きが続々生まれていく安平町で、新たな暮らし・働き方をスタートすることになる本プログラムにおいて、何かワクワクする予感をさせるようなワードとして、何がよいだろうか、と。安平の有名なコンテンツの一つが「馬」。「あ、競馬って始まる前なんか鳴らすよね、あれなんだっけ?」あ、ファンファーレだ!ってなって、このプログラムにピッタリだなと思いこの名前にしました。

どんな方に、参加してもらいたいですか?

小町谷:既に起業プランが明確にある人はもちろんですが、やりたいことがあるのだけれど実現への1歩が踏み出せない方や、迷っている方も参加いただきたいですね。

五十嵐:”絶対に安平で起業!”ということではなく、何が応募者の皆さんにとって一番良いか、一緒に可能性を考えていけたらと思っています!

今回、どういったきっかけで、株式会社大人さんが運営事務局を担うことになったのでしょうか?

五十嵐:もともとは、北海道移住ドラフト会議というイベントがご縁です。北海道が大好きなプレイヤーと地域のつながりを生みたい!と、2018年から毎年続けている企画なのですが、さまざまな自治体や団体が参加しており、安平町さんもこのイベントに参加して頂いたことで最初のきっかけがうまれました。誰から頼まれたわけでもなく、このヘンテコで熱量の高いイベントを続けていた、その情熱を面白がってくれたんだと思います。

小町谷:北海道移住ドラフト会議では安平町さんは町長にもご参加いただき、とても活気のあるチームでした。その中で、役場の方々や既に安平で事業をしている方々と、町の課題や将来像についてのお話を伺い、私たちも大変共感することができました。

五十嵐:北海道移住ドラフト会議を開催している中で、単に出会いの場を生むだけではなく、より深く、その町やプレイヤーに関わりたい、という思いをむくむく抱いていたなかで、移住/起業プログラムを立ち上げたいという安平町さんの話は、とてもチャレンジしたい内容だったんです。

ドラフト会議がきっかけで、さらにその先を目指したいということだったんですね。安平町については、どんな印象をお持ちですか?

五十嵐:超注目の町だと思っています。教育を軸にまちづくりをすると宣言しているんです。まずは、はやきた子ども園といって、園庭には馬がいて自然学習が充実している一方、最新鋭の顔認証やペーパレス化といったITの活用にとりくむ保育園幼稚園があるんです。

高輪:さらには、その幼稚園の向かえに公立の小中一貫校が令和5年に建ちます。計画の段階から、チームラボも参加し、安平町の未来に向かってあるべき理想の学校を、実現するべくこれから校舎が建設されるんですよ。公教育でこのようなことが実現できるのはやはり安平町として教育を軸にまちづくりをしていくというのがヒシヒシと伝わりますよね。

小町谷:以前に、安平町の町内テレビ放送 ”あびらチャンネル” のリニューアルのお手伝いをさせていただいていたのですが、取材VTRを通じて、町の本当にいろんなところに元気にチャレンジする人たちがいて、とてもあたたかい町だというのを感じます。教育だけではなく、農家さんだったり、チーズ工房、スポーツ団体、森林活用など、頑張っている人がたくさんいます。”Entrance”というコミュニティスペースを中心に、活動的な若者と、子供や高齢者も含めた町民との交流が生まれる環境もあり、移住者にとっても町と接点が作りやすい素地があると感じています。また、胆振東部地震の被災から立ち上がるなかで、支援に訪れた町外の方々とも多くの交流が生まれ、その繋がりが新たなきっかけにも繋がっているとも思います!

今回、プログラム運営は高輪さんが中心となっているとお聞きしています。Fanfareへの想いを聞かせていただけますか?

高輪:そうですね。私事ですが、僕は北海道の高校を卒業した後、海外の大学に進学しました。当時、海外大学に進学することは極めて異例だったため、その決断をした際に友人や先生から「お前なんて行けるわけない」「勘違いしてるんじゃないの」などというような言葉を言われたことがあります。様々なリサーチをした上で自分で決断をしたにも関わらず、もしかしたら周りが言っていることが正しいのかもしれない。と自分の決断が揺らいだ時期もありましたが、それでもなお自分の決断を信じ、進学し卒業した過去があります。だからこそ、根底には、周りがなんと言おうと、自分の頭で考えて判断して行動できる人でありたい、そしてそういう人を増やしたいという想いがあります。周りと違う決断をすることは怖いです。この道に進みたい。でも周りとは違うしなかなか一歩踏み出せない。そういう方に必要なのは、ほんのわずかな一押しだと思うんです。ただ、一押しをしても躓いてしまったり、転んでしまったりする場合もあると思います。

僕たちはそのほんの少しの後押しをして、後押しした一歩先に跳び箱でいうロイター板を用意しています。そこでジャンプすることで、今まで見えなかったような景色をみて欲しいなと考えています。そしてその着地点としてFanfare -あびら起業家カレッジ- 本番 があればいいなと。

Fanfare は1年間を通してまずは安平町を知ってもらう、関心を持ってもらうというところから始まり、実際に来てみるという後押しのイベントを用意しています。後押しをし様々な景色をみて、Fanfare -あびら起業家カレッジ- 本番 に着地していただけると嬉しいです!着地後は私たちが全力でサポートさせていただきます!

Fanfare は今回が初年度かと思いますが、今後はどんな展開がされるのでしょうか?

五十嵐:まずは今年度しっかり成功させることに注力をしています。感染拡大に伴い当初予定していたことがなかなか実現できないことも起きる可能性もあります。それでもなお運営事務局としてできることはないか代替案を出し合いながら運営していこうと思います。

小町谷:そうですね、安平町を車で巡るツアー DRIVE IN ABIRA や、ブログの取り組みは当初の予定には組み込まれてなかったですもんね笑

高輪:来年度も続く事業として、今年度は様々なことにチャレンジすることが必要だと思っています。来年度以降は、よりパワーアップした展開ができればと考えています。

ありがとうございました!Fanfare これから大注目ですね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?