不安の軽減を目指す
不安を軽減するために大事な事は常に不安を抱えたままでも、「やるべきことをやる」ことです。
やるべきことをやっていないと、どうしても善意的な自分が顔を出し、不安を増幅させてしまいます。
不安を持っていることが悪いことではございません。
不安を持っているからこそ、やらなければならない、頑張ろうとする心が奮い立つわけですからね。
どうしても心のどこかで不安を持っている事は悪いことなのではないだろうか…と「思い込み」を持ってはいませんか?
自分自身の中にある不安を消すためにはどうすれば良いのか。
要するに、人は健康で長生きしたいという欲望が意識的な部分であるからこそ、自分の健康状態に不安を感じるのではないでしょうか。
確かに潜在意識的な話をすると、長生きしたくないという人生に対する生きるエネルギーのマイナスを感じる
もう一人の自分が心の中に潜んでいる場合も考えられます。
しかし、表面意識的な部分からお話をしますと、今の現実で流行っている疾病に不安を感じることと同様に自分の健康状態に不安を感じるわけです。
自分の健康状態に不安を感じるのは、それでも「健康で長生きしたい」という欲望があるからだと言えるでしょう。
不安を抱えたままでも、やるべきことをやっていれば、結果的に不安が和らいでくるものも確かです。
それは何故なのか?と言いますと、やるべきことをやっていることによって罪悪感を軽減させることができるからです。
不安は、自分の心の奥底にある積み重ねてきた過去の罪悪感とリンクしています。
不安な感情をなくすことを目標にするのではなく、
今できることを見つけて行動的になることで、結果的に不安が軽くなっていくのだということに気付く必要があります。
行動的になると言っても何をすれば良いか分からないという方も中にはいることでしょう。
その場合、大それたことをしなくても、今、目の前に例えば本があるのであるならばそれを読んでみるということも1つの行動になります。
知識と言うものは一つ一つ増えていくものではなく、細胞分裂のように、1つのことが2つになり、2つのことが4つになり、4つのことが8つになり、8つのことが16になるというような増え方をしていく感覚のものです。
1つの本から得た知識は必ず後になって、自分自身の武器となることでしょう。
たとえ生きていく人生の中で自分の財産を全て奪われたとしても、自分の中にある知識はだれも奪えないものです。
そして自分の中にある知識とは、表現の仕方によって必ず自分を守ってくれるものともなりえますし、お金を稼げる武器ともなりえます。
自分が持っている知識をどのように使うかによって、自分の人生も大きく変わってくることでしょう。
要するに、"不安は悪いものだ"という思い込みを取り外し、不安を持っていることによって、
「健康で幸せに暮らすための行動のモチベーションにしていくことができる」と肯定的に受け入れてみるようにされると不安に対する恐れを軽減させることも可能となるでしょう。