男女7人秋物語をみた、というはなし

先日、BSをつけたら今度は『男女7人秋物語』が再放送していた。

以前は夏物語のほうを再放送していたが、続編もちゃんと放送中のようだ。
(ちなみに夏物語の感想はこちら↓)


さーて、秋物語もせっかく見たことだし、
感想を書いていこうかなあと思うのだが。

その前に、まず出演者がさんまとしのぶと鶴ちゃん以外総代わりで混乱してしまった。
鶴ちゃんとくっついた池上季実子はどこいったんや…(´;ω;`)

しかも、大竹しのぶは何故か柳葉敏郎(めちゃくちゃ若い!)と同棲してるし…どういうことだってばよ。

一方で、新しい女性陣は、手塚理美、岩崎宏美、岡安由美子の3名。
この3人の、女ともだちを主軸にした話も進んでいく。

見てて手塚理美がイヤな女すぎて… 笑
手塚さん、すっごいカワイイ顔なのだが
友達のハズの岡安由美子に、「自分のほうが男から選ばれるはず」とマウントをとってくるのだ。
そこがめちゃくちゃ腹立つ 笑

手塚も手塚で「人の男を取る」ようになった過去があるようなのだが、
岩崎宏美はそれを理解したうえで、友達付き合いをしている。
しかも、「そういうの、やめたほうがいいよ」とアドバイスまでくれる。

ヒロリンようこんなオンナと友達で居続けるな!?
変わんねーよ!?コイツ!

とまで言いたくなるほど、岩崎宏美がいい人…(´;ω;`)


まあこうやって書いたけど、女性陣の服装はどれも見ていてオシャレだなあと感じた。

手塚理美 おしゃれな緑のワンピース
岡安由美子 肩パッドの入った黒いボディコン
岩崎宏美 シックなからし色のワンピース
大竹しのぶ 元気なオレンジのスーツ

…どれも個性的で、しかも4人のイメージに合っている。
バブリーなのは間違いないのだが、惚れ惚れしてしまった。スタイリストさんが有能。



話は逸れてしまったが、
まだ始まったばかりなので、恋の矢印はどこに向いているのかよくわからず。

ただ一番の問題の点は…
さんまと遠距離恋愛していたはずのしのぶが、いつの間にか連絡がつかなくなり
ギバちゃんと同棲していたという点だ!


さんまとしのぶは、木更津行きのフェリーでバッタリ遭遇。
さんまは、しのぶが他の男と付き合っていることにあ然…。
そりゃあそうだよな。さんまからしたら、浮気されて裏切られたも当然だ。
あまりに可哀想だ。
せっかく好きになったのに、これはしのぶが100%悪い。

だがしのぶもしのぶで「理由がある」と言う。
さんまからしたら言い訳にしか聞こえない。

再びショッピングモールで遭遇してしまった2人。
「車だから、おくってくよ」としのぶ。
まーたこの車がいい車なんだ。バブリーだなぁ…

しのぶの運転する車に、本当はイヤな気持ちながらも乗るさんま。
しのぶは、まださんまのことを気にしていて、運転そっちのけでさんまのことをチラチラ見てしまう。
顛末だけ聞いたらしのぶは最低なのだが、
ここの演技でさんまにまだ未練があるというのがよーくわかる。

しのぶの話を聞いてると、
「病気になって助けてくれたのがギバちゃんで、
ギバちゃんも病気になってしまい助けた…
そこで交際が始まってしまい、
ギバちゃんの母の様子まで見に行くようになってしまい、
流れ的に逃れられなくなってしまった」

まあつまり、キャンディキャンディのテリィと同じようなもん。
足怪我させた申し訳無さからスザナと付き合っちゃった、みたいなもんです。
(このたとえ、わかる人いるのか?)


しのぶは、ギバちゃんとは義務感でつきあっている。
お人好しにもほどがありすぎ。
まあ、しのぶもしのぶで子悪魔的なとこがあるので、一人で淋しかったのかもしれませんが。


だからといって許されるわけではありません。
さんまにとっては何をしたって、言ったって、裏切られたのと一緒です。
「ことわりゃーよかったやろ!」と言うのは当たり前。
「だって命の恩人見捨てるわけにはいかなかったんだもん!」って…
そんなこと言われても…
しのぶアンタ……さんまの気持ちは無視か?


さんまは腹立って出ていこうとします。
「良ちゃん!!!」と叫ぶしのぶ。
「そんな風に呼ぶな」とさんま。

本当しのぶ、ズルい。
でもそんな風に引き止めても、
ギバちゃんのことももう既に「ケンちゃん」て呼んでんだもん。
さんまからしたら嫌だろ。
今の男と同じように呼ばないでくれよ…と思いますよそりゃ。


「フェリーで土曜日の8時に待ってる」と言うしのぶでしたが…
さんまは結局来ませんでした。
さんまも迷ったのです。でも結局行くのをやめてしまいました。

さんまからしたら、虚しさ、悲しさ、怒り…いろんな気持ちがあります。
しのぶのこと信じられないし、もししのぶのとこに戻っても、自分が再び過去の人になってしまうのはわかっている。
そんな辛い気持ちにこれ以上なったら、いたたまれないもんな…


一人で飲む傷心のさんまに、「朝まで返さないから」と近寄ってきたのは…
ナント、あの手塚理美でした!!!!
ここで点と点がつながりました!

ひぇ〜この性悪女…さんまを利用すんな!!ヽ(`Д´)ノ
…と思ったけど、
「一夜だけの遊びで傷つくのは、誘った手塚のほうでは?」とあとになって冷静に思いましたね…。
さんまはしのぶに気持ちがあるから、本気にならなさそうだし…


長くなっちゃいましたが、なんというか改めて、波乱ばっかりのドラマです。
ドラマなので大げさに描いてはいるのですが、
恋愛において、傷ついて、傷つけられるっていうのは、実際の恋愛でも(浮気やらじゃなくても)ほんの小さい些細なことでもありますよね。

やっぱり相手は、自分とは違う人間なので、完璧に傷つかず傷つけないっていうのは無理です。
【自分もなるべく傷つかず、相手もなるべく傷つけない】
現実ではそれができたら、一番いいのかなあと思います。


とはいえ、このドラマの登場人物たちは、そういう恋愛を求めながら、どうしても波乱の関係になってしまうのですが…
人間関係とはどうしても難しいもんなんだよ、と教えてくれてる気もしますね。


さんまとしのぶの、今後の関係は如何に…!
また機会があったら見てみたいなと思うドラマでした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?