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あの世とこの世の境目

お風呂を洗って、お湯を入れている間に瞑想することにした。
ヨギボーに少し寄り掛かってリラックスし、呼吸を深めていく。
今日は外が雨だったせいか、変性意識に入るのが早かったと思う。
気がついたら守護霊チームたちの輪に混ざっていて、3〜4人くらいのかわいらしい懐かしい存在が、次は誰が私のメイン守護天使をやるかの話で盛り上がっているところに入り込んでしまった。
ようやくある一人の存在に決まったところで、その存在の名前が発表される瞬間、強烈に尻が痒くなって意識が肉体に戻ってしまった。あの一瞬の強烈な痒みは一体何だったのだろう。。ダニ?!それからまた瞑想の世界へ戻り、心地よい変性意識を味わっていたら、私は美しい水辺にいた。

どこまでも続く浅瀬の水は夏の西日のような黄金の光に照らされて、タプタプと穏やかに揺れている。そこに何艘もの木製のボートが浮かび、ボートの中には4〜5人ずつ人が乗っていた。
強烈な黄金の光は、水面も、雲も、ボートの人々も金色に照らしていて
そう、まるで涅槃の景色みたいだと思った。

夢や瞑想や霊視を通して、こういう『この世とあの世の境目』みたいな場所には何度も行ったことがあるけど、ずいぶん久しぶりに来たなと思ったのと同時に、何だかずいぶんここは人が多いな、と感じた。そんなに間隔をあけずに、人が乗ったボートがたくさん浮いていたからだ。
遠くからお風呂が沸いたことを知らせるメロディーが聴こえてきて、涅槃の景色は薄れていき、私はゆっくり目を開けた。

お風呂から出たらちょうど夫が帰ってきたので、さっき見た涅槃の話をすると
「明日からお盆だからでしょ」
と言われてとても納得した。(※この地域のお盆は7月)

以前もお盆の入りに橋を渡る大勢の人の夢を見たことを思い出した。
日本の城のお堀みたいな大きな橋をたくさんの人がぎゅうぎゅうになって歩いているのだが、全員が何も喋らず、その場はとても静かな雰囲気で
一人ひとつずつ持っている提灯がとても印象的だった。
みんな律儀に帰ってきているのだ。ある時は歩いて、ある時はボートで
懐かしい場所へ、懐かしい人に会いに、十万億土の彼方から。

ご先祖様や家族、親戚、お友達やペットなど、先にあちらの世界へ行った人たちにはぜひ、その人の名前を言って愛と応援を送ってあげてみて欲しい。
あちらでもなかなか乗り越えるのが大変なミッションがあるようだから、そんな時にこちらから「〇〇さん愛してます!いつも応援しているよ!」と伝えてあげると励まされるみたいなのだ。
でも、それって生きてても同じだよねと今思った。
私だって「祥子さん愛してます!いつも応援してるよ!」なんて言われたら嬉しいと思う。
第一に、そう思ってくれたこと、第二に、それを口に出して伝えてくれたことが。
ということは、これは生きてる人にもあの世の人にもどんどん言うべきなのだろうな!
ならばこれを読んでくれたそこのあなたにも、
「愛してます!いつも応援してるよ!」

愛と感謝と応援を込めて。 
明日もいい日でありますように。

道端にたくさん咲いていて香りも良かった花。
Googleレンズで調べたらカラスウリだった

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