【レポート】オンライン講座「ファンベースゼミ4期」〈基礎編〉を開催しました!
今年も1月から3月に「ファンベース」を学べるオンラインゼミ「ファンベースゼミ4期」を開催しました。
今年は〈基礎編〉〈演習編〉という形でファンベースゼミを開催しました。今日は私(宮下)から、〈基礎編〉の中で私自身、印象に残った場面をご紹介したいと思います。
〈基礎編〉は佐藤尚之によるファンベース概論からスタート。ファンが売上の大半を支え伸ばしてくれていること、時代・社会的にファンの重要度が増していること、ファンが熱量高くオススメしてくれることで新規顧客を増やしてくれるといった観点から「なぜ今ファンベースが大切なのか」について、200枚ほどのスライドを使ってお伝えしていきました。
その中で、「ファンの感情を知り、その感情に誠実に向き合う姿勢こそが一番大切。」という話がありました。例えば「刈り取る」「囲い込む」といった表現を家族や友人に対して使わないですよね?あなたを「好きだ」と言ってくれる人(=ファン)に対して、人として誠実にどう向き合うか。普段私たちがファンベースの伴走を行う時も、この姿勢をメンバー一同とても大切にしています。
第2回ではファンの感情と向き合う方法を考えるため、自分が「共感を感じる」のはどんな時だろう?と考える共感ワークショップが開催されました。ゼミ生のみなさんに共感する人や商品などを思い浮かべていただき、なんで共感を感じるんだろう?と自分の感情と向き合うことでファンの感情に向き合う練習をしていただきました。私も普段から好きだなと思う商品・サービスに出会った時になぜ共感をするのだろう?と考えることが多いです。
それ以外にも、企業がファンとつながり続ける「コミュニティ施策」は、ファンベース施策の中でも特に重要かつ有効であることがわかり、ファンベースカンパニーでは去年の夏に「コミュニティ事業部」という部署を立ち上げました。今回のゼミの中では実際に伴走している企業にご協力いただき、コミュニティの事例についてもご紹介しました。
私自身もファンベースの伴走を行う中で、ファンコミュニティ立ち上げを何度も企画しています。ファンの方が好きな企業とつながることで喜んでいただく場面に立ち会うことが多く、ファンベースの取り組みは企業にとってもファンにとっても、幸せを感じられる取り組みだと感じています。
次回は〈演習編〉にて雑誌『オレンジページ』様にご協力いただき、ゼミ生のみなさんにファン分析やファンコミュニティの提案について演習をおこなっていただいたことについてご紹介したいと思います!
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