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クリップオンでサングラスになる眼鏡の比較

 前回は調光レンズについての記事を書いた。


 しかし、個人的には調光レンズではなく、クリップオンで上からサングラスのレンズを被せるタイプの方が使い勝手が良いと思い、私はJINS Switchを買った。
 今回は私が考えた検討のポイントと、なぜJINSのそのモデルにしたのかをZoff眼鏡市場との比較で書いてみようとおもう。

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出典:https://www.jins.com/jp/topics_detail.html?info_id=179


① 度数が低い人は「Zoff NIGHT&DAY」が安い

 Zoffは本体の価格が8,800円と最も安い。8,800円で買えるなら問答無用でZoffで決めても良い。

 しかし、オプションで屈折率の高いレンズに変更しようとすると価格が上がる。特に最も薄型の屈折率1.76にすると価格が追加で13,200円かかり、合計金額は22,000円に跳ね上がる。
 13,200円はJINで眼鏡が1本買える値段だ。オプションだけでこれだけ払うのも馬鹿馬鹿しいので、サングラスに限らないが、度数が強い人は別の店で買った方が良いと考える。

 なお後述するが、私の度数では最も薄いレンズにしても厚みがあるため、マグネットの強さが足りず、プレートが落ちてしまう可能性があると言われてしまった。

Zoff薄型レンズ追加料金
・屈折率1.60:  +¥5,500
・屈折率1.67:  +¥7,700
・屈折率1.76:+¥13,200
(出典:https://www.zoff.co.jp/shop/help/lensguide.aspx)


② 度数が強くて価格を抑えたいなら「JINS Switch」

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出典:https://www.jins.com/jp/switch/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=jinsswitch3in1_202105

 JINSは薄型レンズにしても追加料金がかからない。そのため、最も薄い屈折率1.76のレンズにしても税込13,200円で購入できる。度数が強い人でも気軽に買えるところが、JINSの優れたところだろう。価格と薄さを両立するならJINSを選べば間違いない。

 ちなみにJINSはサングラスとブルーライトカットのプレートの2枚が付いてくる。私はブルーライトカットは必要ないと思っているので気にしなかったが、屋内でブルーライトカットも欲しい人にはメリットになるだろう。


③ 高くてもクオリティとアフターサポートを重要視するなら眼鏡市場「FUN GLASSES」

 私がいつも眼鏡市場で買っているので、バイアスがかかっているとは思うのだが、眼鏡市場はフレームの質が高く、フィッティング調整も上手いと思っている。

 クリップオンタイプの価格は税込19,800円で、薄型レンズのオプション料金はかからない。フレームの価格はZoffやJINSよりも高く、その分はクオリティが良いのではないかと思っている。
 また、高級な4万円を超える眼鏡を扱っていることもあり、フィッティング調整にも時間を取ってくれる印象だ。

 なお、眼鏡市場のFUN GLASSESもサングラスとブルーライトカットのプレートの2枚が付いてくる。また、スポーツ用に偏光レンズプレートが3枚付いてくるモデルもあるが、私はあくまで普段使いのサングラスで探していたので割愛する。


④ スクエア型で細いレンズが好みの場合はJINSか眼鏡市場

 レンズの形状がスクエア型で細め(天地幅が短め)が好みの場合は、JINSもしくは眼鏡市場にある35mmのフレームが最も細いので、その中から選ぶと良いだろう。
 天地幅35mmの例がこちら。

眼鏡市場

出典:https://www.meganeichiba.jp/frame/color_flex/CFX-514-BK-55/


付属プレートの透過率も重要

 ここまでは一般的な眼鏡の話でもあるのだが、クリップオンタイプのサングラスは、フレームに付属するプレートは選べない。そのため、付属プレートの可視光線透過率も選ぶ要素となってくる。

 私はレンズが大きいと落ち着かないため、スクエア型でレンズが細め(天地幅が短め)で、色が濃くて目立つサングラスではない方がよかったのでサングラスプレートの可視光線透過率が高めの製品を探していた。


 色々比較して最初はZoffの天地幅36mm透過率41%のモデルを選ぼうとしたが、先述したように、レンズが厚すぎてプレートが付かない可能性があると店頭で言われてしまい、薄型レンズは価格が高いこともあって断念した。

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出典:https://www.zoff.co.jp/shop/g/gZY202G06-17F1/


 次に検討したのがJINSの天地幅39mm透過率50%の製品だったが、やはり天地幅39mmは少し大きかった。

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出典:https://www.jins.com/jp/item/MUF-21S-226_292.html


 そこで、透過率を犠牲にして同じくJINSの天地幅35mm透過率25%のモデルを最終的に選ぶことにした。

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出典:https://www.jins.com/jp/item/MUF-21S-227_394.html


 こうしてJINSのクリップオンサングラスを買うことにしたのだが、やはり現状では限られた選択肢から好みの形状とプレートの組み合わせで選ぶしかない
 各社にはプレートの選択肢を増やして自由に選べるようにしてくれることを期待したい。

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