鈴波アミを待っていますを読んで

※2022/4/17追記
こちらは塗田一帆先生が短編小説としてnoteに掲載されていた「【短編小説】鈴波アミを待っています」の感想になります。
2022年3月16日に早川書房から新たに出版された長編版「鈴波アミを待っています」の感想とは異なります。
またネタバレを含むものとなりますので(長編短編どちらであっても)未読の方は注意してお読みください。

※2021/3/1に嬉しいことがあったので追記しました。

Twitterに投稿しようとしたら長くなり過ぎたのでこっちで。

とある小説を読みました。

【短編小説】鈴波アミを待っています|塗田一帆 @nulltypo #note https://note.com/nulltypo/n/n407a5fd06f88
※現在上記note版は削除されていますがKindleで読むことができます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08RMNT6RB?tag=note0e2a-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

つい先日推しを見送った身としては感情をボッコボコにされました。そういう物語。Vのオタクならうんうんわかるわかるっていう小ネタがちりばめられているので全体としては読みやすくそして感情移入しやすい作品でした。
感情移入し過ぎた結果、本編に関しては感情を整理しきれないので以下にあとがきを読んだ感想をぶら下げときます。むしろVのオタクとしてはあとがきこそが本編だと勝手に思ってます。。。

「鈴波アミを待っています」のあとがき|塗田一帆 @nulltypo #note https://note.com/nulltypo/n/n977597b2e951

ここからあとがき感想

推しを失う悲しみは、本当に辛いものです。もし、推しが突然消えてしまったのなら、十分に悲しんでから、全力で祈ってあげてください。
本作はハッピーエンドでしたが、現実はバッドエンドのことが圧倒的に多いです。

突然の別れは怖すぎる。自分は別れの時間を貰っただけマシなんだろうな。

しかし、極稀に、奇跡のようなことが起こります。「事実は小説より奇なり」というやつですね。

いっそ円満に見える引退をしていった人にもこういったドラマがあって帰ってきてしまえばいいのに!!

実際に忠犬ハチ公のように推しの帰りを待ち続けているリスナーというのは結構いて、見ていて辛いものがあります。

わかる。勿論引退した推しにも人生があって一個人として生き続けるのは理解しているけど、理解と納得はちがう。自分はいなくなった推しを想って待ち続けるタイプのオタクなんだわ。

・切り抜きの中で見かけるかつての推し
これは胸が苦しくなるやつですね。本当に何の前触れもなく現れたりするので、ウッっとなります。対策のしようがなく、仕方ないと割り切るしかないです。

本人のチャンネルとか動画を削除されてたりすると切り抜きとか他者とのコラボ動画とかでしか見れなくなるので、割り切った結果、存在が残っている事に感謝したりするようになるんだ。

鈴波アミの「おまたせ!」<全然待ってないよ>の組み合わせというのはラストシーンから逆算して作ったので、特に誰かを意識したわけではないのですが、おそらく探せばどこかにいると思います。そっちがオリジナルです。

これは個人的にいなくなったあいつを思い出して心にきた。

他にも思うところは色々とあるけど大体以上があとがきに対する感想。ここまで書いてて思ったことは推しの引退が彼らと僕らにとって一番ドラマティックな出来事なのかもしれないなってこと。(これは自分が前に2本書いたnoteがいなくなる推しに向けてである事とは関係が無くも無くも無いんだろうな)
ばーっと書き出していたらとりとめがなくなったけど、とりあえず今いる推しに感謝して好きだという感情を伝えていこうと思いました。以上!

※2021/3/1追記

なんとジャンプ小説新人賞2020で金賞を受賞したそうです!!
しかもジャンプ+にて漫画化も決定しているとのこと!!
楽しみで仕方ないですね!!


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