私の音楽を聴く環境について④
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
私、ふぁむと申します。
私の音楽を聴く環境について、今回で終わりになります。
最後は私が持っているヘッドフォンについてお話して締めたいと思います。
ヘッドフォンはいくつか所有していたのですが、現在は1つだけとなりました。
今使っているヘッドフォンは非常に愛着が強く、そしてとてもいいものです。
では早速、お話ししていこうと思います。
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・音楽を聴くヘッドフォンについて
私が所有している、使っているヘッドフォンはこちら、Fostex T60RPです。
まずはこのハウジング(ヘッドフォンのボディの部分)がとても目を引きます。
こちらは本物の木材、アフリカンマホガニーを使ったもので、木目が美しく、また使っていくうちに色や風合いが変化していく経年変化を楽しむことができます。
聴いていない時間でもスタンドに立てかけておくだけでもとても気持ちが良い、所有していること自体がとても楽しいヘッドフォン。
また、一般的なヘッドフォンにはダイナミックが採用されていますが、こちらは平面駆動型のヘッドフォンでFostex社伝統なのだそうです。
再生帯域(ヘルツで表され、低い音から高い音においてどのあたりまで再生できるのかのレンジ)が広く、繊細でありながらも分析的な音になりすぎず、楽しく良質な音を耳に届けてくれる素敵な子です。
ハウジングに木材を採用することも音に関わっています。
どのような仕組みでその音になるのかははっきり言って専門外の話となりますが、深く柔らかな音を届けてくれます。
もう少し音について触れていきましょう。
楽しく聴くことができる音であり、Jpopを聴いても非常に楽しいヘッドフォンですが、このヘッドフォンが一番本領を発揮するのはアコースティックな音楽を聴いたときです。
息遣いが聴こえてくるような、ギターやバイオリンの弦をこするような音まで生々しく表現します。
端的に表すなら”生きた音”を私に届けてくれる、そんなヘッドフォンです。
ロックやメタルなど低音が効いて欲しい音楽は少し苦手かもしれません。
例えば映画のサウンドトラック、アンプラグドなライブ音源、オーケストラ等広い空間で鳴っているような音楽はその空間までも表現してくれます。
音の余韻、音が演奏者を離れて尚鳴り続けるあの時間をこれでもかと丁寧に音として届けてくれる、思わずもう少し、あと1曲と聴いているうちにあれよあれよと1時間、2時間と時間が贅沢に過ぎていく、そんな幸せをもたらしてくれます。
この子との出会いも一期一会でした、たまたまお店で試聴できる機会があって聴いたときに思わず涙が出そうになるほど(実際若干泣きました)美しい音色にこれは家に連れて帰らねばならないと決心してのを思い出します。
音漏れがものすごく絶対に外では使えない、かつ鳴らすパワー(インピーダンスと呼びます、能率とも呼びます)が無いので環境を整えなければ本来の持ち味は発揮できない、少し難しい子ですがそれでも整えて聴く価値があるヘッドフォン、今も私の部屋に鎮座していますが見るたびににやけてしまいます。
購入から1年強経ったでしょうか、それでも色褪せずむしろより濃厚な音を届けてくれる、本当に幸せな出会いでございました。
いかがでしたでしょうか。
話し出すと止まらなくなりそうなので、ここいらで締めさせていただこうかと思います。
ここまで全4回に渡って私の音楽を聴く環境について文章を認めて参りました。
あなたは普段どんな環境で音楽を聴いていますか?
スマートフォンであったり、私のようにプレイヤーであったり、もっと大掛かりなオーディオシステムを自宅に構築していらっしゃったり、人それぞれだと思います。
あなたが好きな音楽をできる限り最高の環境で聴くこととは、それはとても幸せな音楽体験へと繋がり、それはすなわち音楽への愛を深めていくことに他なりません
お金もかかるし、手間もかかるし、何より他にやることあるだろって突っ込まれるかもしれません。
私が切に願うのは、あなたがいつまでも音楽を愛し、音楽に触れて人生を歩んで欲しい、ただただそれだけです。
私の文章が誰かの音楽生活を少しでも豊かにするきっかけになればいいなと思います。
最初に掲げた趣旨とずれました、誰のためとかどうでもよく、自己満足で書き上げた文章ですが、音楽を愛する誰かの胸にこの文章が届くといいなと今は思います。
いつでも素敵な音楽生活の扉は開いています、こちらの世界であなたをお待ちしております。
では、またお会いできたら。
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