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3年間のカメラ人生【実践編】

前回はタワレコのレインボーカメラに出会ったきっかけを書きましたが今日はどうやってカメラを使いこなせるようになったのかその実践編を書きます!

最初は一眼レフカメラをいじったこともない初心者だったので0スタート。

右も左も分からない。

レベル1  ISO感度?露出モード?TVにSVに聞いたことないカメラワードで頭がグルグルする。とりあえずは取扱説明書の最初の方のページを読み進めながらいろんな設定を試し撮りをする所から始まる。

レベル2 〜5 取扱説明書の内容をノートに書き写し、その内容の意味を理解しながら操作方法を覚える。同時に試し撮りも繰り返し行った。クロスプロセス処理→HDR撮影→JPEGの記録サイズの種類→RAW展開→露出モードの切替の操作方法など細かくもほんとにいろいろ。

シャッタースピードのテストなども地道に行った。例えばこの暗さでこのモードで撮ったらこうなるとか。周りを見渡しても教えてくれる人が居ないから地道にやるしかない。

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レベル6 この頃、社会人イベントのスタッフをやっていたのでその様子を撮影するようになった。撮影は決して上手い分けではないが、構図や一瞬のシャッターチャンスを掴むことには自信があったかな。気がついたらスタッフ兼撮影係みたいなのになっていた。

とりあえず失敗しても良いから撮影することが大事。失敗したら何で失敗したのか、どのモードで撮れば正解だったのか考えるようになる。逆に上手く撮れて成功した時は、その設定を忘れないようにメモしたりしていた。

イベントは野外から室内まで、ありとあらゆるシーンがあったのでそれ相応の設定選びなど良い練習が出来たと思う。

苦手なのは薄暗い部屋での撮影。これは今だに上手く撮れない。

一番得意になったのは花火の撮影だ。コツを掴んだと言うのか、何となくこの設定で撮ると上手く撮れると言うのを自然と熟知出来ていたのだと思う。カメラ初心者から独学で始めた割にはここまでの写真を撮ることが出来たよ。

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レベル8 この頃の私は完全なるカメラ女子になっていた。「カメラと言ったらMarieちゃんだね」みたいなイメージも持たれるようになって。ありとあらゆるイベントに出向いては、その雰囲気を撮影し、何百枚も編集しWEBでアルバムを作り友達に送信していては喜ばれた。

そして転機となった出来事は以下に。イベントのスタッフをやっていた人脈もあってか、高円寺の街おこし的なイベントの撮影スタッフをやってみないかと言うお声を頂き、素人の私なんかが出来るのか?とも不安になりながらもいざ挑戦する。

2012年3月24&25日 TAKE THE TOWN 震災復興フェス@高円寺

テレビで昔見たことある人ともお会い出来て話せたりして貴重な体験だった。

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これをきっかけに、数々のイベントに呼ばれるようになる。プロの撮影とは言えないが、この時点で1万枚は撮影していたのでそれなりの経験値となっていたと思う。

2012年10月27&28日 高円寺フェス

ゆるキャラとかあんまし興味がなかったけど、イベントを通して会えたりどんなゆるキャラがいるのか知ることが出来て楽しかった。ふなっしーも居たけどブレイクする前かな。

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2013年5月5日 はいさいフェスタ@川崎

自分が沖縄生まれなので、この様なイベントの撮影が出来た事は本当に楽しかった。沖縄がもっともっと好きになった。沖縄の文化っていいな。しみじみそう思える。

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この頃、アメリカの絶景の写真を撮りに行きたくて一人旅を決行する。2000枚は撮って帰ってきたと思う。

大満足の旅だった。

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アメリカへ行って全力でカメラで撮影しまくって大満足で帰ってきた私はお腹いっぱいになった。あまりにも枚数がありすぎて、編集も出来ていないしアルバムにもしきれてない。心が満たされたと言うのかやりきった感もあったのかな。

帰国してから、少しずつカメラを持ち歩くことが少なくなる。


いつかこれを仕事にしよう!って意気込んでいたけどね、私にはそこに行くまでの情熱が継続出来なくて自分の撮影の腕に自信もなかったし。学校に行って学んだ分けでもなく完全なる素人から始めて自分なりのルールで撮影しまくって。これが正解なのか失敗なのかも分かっていない。プロの写真を実際に見るとその上手さに脱帽してしまう。

その頃にはカメラを購入してから約3年の月日が経っていた。

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取扱説明書もボロボロに。

私のカメラ人生はレベル8で終わり。10に行くことはないな。趣味でたまに撮影出来ればいい。そう思うように。

現在ではスマートフォンで気軽に一眼レフで撮ったような写真が撮れるような世の中になり本格的なカメラから離れる人も少なくはないと思う。

私はカメラを辞めてしまったけど、カメラに情熱を注いだ約3年間と言う期間を誇りに思ってる。あのカメラは、私をいろんな所に連れて行ってくれたし、いろいろな人との出会いも本当に沢山の縁をくれた。カラフルな可愛いカメラだから、それを持ってるだけで知らない人までも、とにかくいろいろな人が話しかけてくれたしね。

カメラのファインダーを通していろいろな世界を見れたことや、沢山の人の笑顔を見ることが出来た。だからあのカメラは私の人生を変えてくれたと言いきれる。

今は大事に閉まってあるよ。そのうちまたこのカメラと一緒にお出かけしようかなとも考えてるけどね。

これが私の3年間のカメラ人生です。TOPの写真は、カメラ女子だった頃の私です。懐かしい。

長々と最後まで読んで頂きありがとうございました。また今後も自分の体験を書いていきたいので読んでくれたら嬉しいです♩