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妻の会心の一撃

休職42日目です。

昨日も今日も息子が家にいます。

昨日は息子と一緒にピクミンをやり、休憩時間に漫画を読むという感じでした。
私が漫画を読んでいる間、息子は夏休みの宿題をやったり昼寝をしたり絵を描いたりしていました。宿題やる時はやる気が全く起こらなかったらしく、夏休みの友2ページくらいしか進まなかったそうです。

私が夏休みの友って日記や習字や自由研究等除いて何ページくらいあるの?と聞くと、
「…数えるのめんどくさい」
と答えました。

でもそれがわかったら1日どれくらいのペースで進めるか決められるんじゃないの?と私が言うと、
「今やる気ないし」
と言いました。

それなら…と私がなんて言おうか考えようとしたその数秒に、それを聞いた妻がすかさず書き込んだページを開いた夏休みの友と筆箱を机の上に置いて、
「こことここ間違ってるから早く直して」
と指摘しました。

宗次郎の縮地かキルアの神速かと思うくらいの速さに驚きました。
多分私と息子が言い合っている間にこれで仕留めると決めていたのでしょう。

妻の一言、効果は絶大でした。
その後指摘された箇所の間違いをすぐに直して、更に国語の教科書を準備して夏休みの友に取り掛かり始めた息子。
私が言っても多分こうはなりません。
素晴らしい殺傷能力でした。


うまく自分からスケジュールを組んで宿題に取り組んでほしいとは思うんですが、そんな風にはいきませんね。
自分が小さい頃も親から宿題に関しての話をされるだけでもやる気が一気に失せてしまっていたような気がします。
だからこそ自分から能動的に動いて欲しいんですが、その事を直接言っても逆効果でしかない。
伝え方って難しいと思います。

その点、妻の会心の一撃は良かったですね。
息子に夏休みの友を開いたまま見せ、すぐに修正させる、かつ、間違いを指摘する事で自責の念を持たせ、息子に今すぐやらなければという気持ちにさせました。
もしかしたらそこには言葉以外にも眼や表情に何が圧があったかもしれませんが、それは私から確認できない位置だったので息子にしかわかりません。まぁでも圧力はあるでしょうw

それでも息子の間違いをその場で直させた事だけではなく、その後息子もネガティブにならずにやる気に繋げられた事が見事です。
なんなら、
「今やる気めっちゃあるから残り半分くらいやろうかなぁ」
と息子が言い出しました。


恐るべし、会心の一撃。。

それを聞いた妻、
「そんだけ?もっとやれるんじゃない?」

鬼だ。。
これは痛恨の一撃でしかない。

「でもこんだけやったら後ちょっとだもん」
と反撃していましたが、妻は聞く耳持たず。

自分のnoteでもいつか書きましたが、母の強さを改めて実感しましたね。
家庭内では圧倒的強者は母ですね。


その後、妻が仕事に行きました…

息子はというと…

普段やらないルービックキューブを完成させようとしていましたw

今???

で、すぐ飽きてハムスターをずっと見る。

あれ、宿題は?

「やるよ」

そう言うとまた宿題をやり始めました。

危ないですね。せっかくのやる気の灯火が消えてしまうところでした。
もし今日、息子が宿題半分やらなかったら…
我が家は修羅道と化します。
そうなればただでさえ家にいて罪悪感の塊である私には耐え難いので、とにかく今日は息子の宿題を進める。

その為に、、という訳ではありませんが、もちろんわからなければ教えてあげるし、変な口出しもしません。

こういった事も普通に自分が仕事行っている時はあまりできなかったので、貴重な時間ですね。

頑張れ。
無事終わったらピクミンクリアして夕方には虫取りでもいこう。


以上です。
取り止めのないお話でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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