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クマに遭遇したら…対処法

最近全国でクマに襲われたといったニュースが話題になっています。クマに襲われ命を落とす人も……
山だけではなく住宅街にも現れる事例もあり、いつどこで遭遇してしまうか分りません。いつどこで遭遇するか分かりませんが、対処法は持っていた方が確実に良いでしょう。
今回はクマに遭遇した時の対処法をテーマに話していきます。

万が一クマに遭遇したら……

<クマとの距離が離れている場合(100m以上)>
・クマがこちらに気付いていない
気づかれないように、クマを見ながら静かに避難しましょう!

・クマが近づいてきている
クマは、人であることを認識すると基本的にその場から立ち去ることが多いです。人の方に近づいている場合は、こちらが人であると認識していない可能性があります。
こちらが人であると理解させるために、石や倒木の上に立って、大きく腕を振りながら穏やかに声をかけましょう!

・人だと認識しても近づいてきている
非常に稀なケースですが、上記の行動をとっても逃げない時があります。これは、クマがこちらを捕食目的として考えて近づいている可能性が高いです。
車内や木の上など、すぐに避難できる場所があればそこへ退避しましょう!

近くに退避場所がなく、逃げ場もない場合には、石や倒木の上に立ち、自分を大きく見せて大きな声や音を出して威嚇してください。2人以上いる場合は、必ずまとまって行動してください。
また、クマ撃退用スプレーを持っている場合は、噴射準備をしてください。

<クマと突発的に遭遇したとき(近距離)>
・クマが目の前にいる時に遭遇した時
驚いて突発的に走って逃げたり、大声で怒鳴ったりすると、クマは防衛的な攻撃をしてきます。クマも人を恐れているため、更に怯えさせるとストレスのあまり暴走してしまいます。

静かに、落ち着いて両手を大きく振りながら退避してください。
クマを見て、穏やかに声をかけながら後ずさりしてください。

・クマが突進してきた時
突進が止まらず、3~5mの位置まで接近してきた場合、クマ撃退用スプレーをクマの顔に全量を一気に噴射してください。
スプレーが効かない、またはスプレーがない場合、その場に倒れこんで防御態勢をとってください。
防御態勢は次の項目をご確認ください。

襲われた時の防御態勢
クマから攻撃を受けそうになったら、受けるケガを最小限に抑えることが重要です。

  • 首の後ろに両手を回し、うつぶせになってください。首、顔、腹部の急所を守るために方法です。

  • リュックサック等を背負っている場合は、背負ったままでいるとプロテクターの代わりになります。

  • 転がされても元の姿勢に戻ってください


少しでもクマからの被害を減らすために、みなさん対処法を覚えておくと良いと思います。

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