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EVで旅をした話2/9 BEV旅File3

皆さんこんにちは。電気自動車でプラプラと旅行をしている者です。とりあえず前回の続きから何をしたかつらつら書いていきたいと思います。
道の駅で体力を回復した後、電池残量が53%、どーするのか?と思いながら旅行して参りました!

藤原京の跡

まず朝一で奈良方面に移動してみました。というのも奈良は朝から色々見る物があるだろうと思いましたので…お寺とか神社とか早いでしょうという勝手な偏見でございます。
という事で特にプランは立てていなかったのですが、藤原京へ向かいました。

藤原京の跡。さみしい気がしますが、このような広大な土地が藤原京跡という事で1300年間手入れをされながら手を付けられなかったことはすばらしいことですね。先人への敬意を感じますし、これからも残していかないといけないと思いますね。

まあ見たところ何もありませんが、朝一で人が誰もいない中、昔をしのびながら散歩するのはなんとも言えない雰囲気になりますね

ぷらっと一周したらガストで朝食を食べ、橿原神宮へ向かいます。これも朝からやっていますし調べたところ結構大きな神社っぽい…
古墳も良かったのですが、意外と古墳って朝一からはやっていないんですよねぇ…

EV的視点のおはなし

ここまででバッテリーの残量は44%に減ってしまいました。道の駅から約70kmで9%分減ったといったところですね。下りが多かった+朝1で気温が低くエアコンの消費電力が少なかったので大分効率よく走行することができたのだと思います。
ガソリン車に前まで乗っていたときはとりあえず燃費とか気にする必要なかったのですが、EVだと気にしないとなーと感じた一面でした。

後一点メーカーさんに言いたいことがあるんですが、やっぱり航続可能距離が環境に依存してしまうのは仕方がないことだと思いますが精度がねぇ
一回の充電で1200kmくらい走れるんだったら50km,100kmくらい気にしないでもいいんですが安心して走れるのが400kmくらいだと影響でかいんですよねぇ
普通に2割とか言われたら厳しいでしょ!普通

橿原神宮

まあEV自体に文句は言いたくなりますが、買ってしまったものはどーしようもありませんので、気を取り直して近くにあった橿原神宮へ参りました。

並んだ灯篭は信仰の現れですね。いるいない関係なく何らかの超自然的なものがいると思って生活することで自然と正しい行いをするようになると思いますねぇ

こちらふらっと来たのですが、結構な大きさの神社でした。Wikiによると神武天皇の宮があった場所に建てたとのことで、だからこんなに大きいのかと納得されると思います。なんといっても日本初の天皇※1ですからね。

屋根が建物全体の割合からするとかなり大きな拝殿。手前の松の木がかなり傾いている気がしますが、それはそれでいいのかもしれませんね。無理に直そうとせず、倒れてしまったら倒れさせてあげる事も必要だと思います。また新たに植えればいいのですから。

丹生都比売神社

やっとこさ一宮に到着しました。今回の旅行の目的は一宮にお参りして御朱印をいただく事ですので、その観点からすると始まったなといった感じでしょう。

まず駐車場から入って一番先に見ることができるのが鳥居と巨大な橋でしょう。個人的に鳥居の真ん中に何も名前が書かれていない事と足が厳島神社のように三又になっている点が珍しいなーと感じました。

神社正面の駐車場から撮影。鳥居がちょっとおしゃれな感じがします。鳥居-橋-本殿という作りになっていますので段々と神聖な場所に近づいて言っている雰囲気が演出されております。だからこそ神社を建立した可能性もありますね。

ちなみにこの写真からではバリアフリーじゃないなーと思われた方いらっしゃると思いますが、脇にも道がありますのでご安心ください。

安心してください!バリアフリーですよ!

橋を渡ると立派な拝殿を見ることができます。

山の中に現れた立派な神社ですね。正直昔の人はどーやってここまでたどり着いたのだろうか?なぜここに神社を建て、紀ノ國一宮にしようとしたのか?不思議に感じますね。


御朱印とお賽銭くらいしかできませんでしたが、神社のためになったでしょうか?立派な橋や本殿を維持するのは大変だと思いますが、微力ながらも応援できたでしょうか?小銭の両替手数料の方が高かったかな?

EV的観点

で言いますと実はここに来た時点でバッテリーの残量が30%まで減ってしまいました。藤原京から53kmで14%の消費です。
文句を言っても仕方がないのですが、三重から奈良南部、和歌山と抜ける道に急速充電器が少ないのですよ…
実はEVの充電器はめちゃくちゃ種類があって物によって最大で9倍も充電の時間が変わってきてしまいます。私の車両は105kWで充電できるのですが、これを活用できる90kWの充電器は実は今回のルート上に存在しません。
若干ひやひやしつつもさっさと大阪へ抜けてしまおう!と思いましたね。

今回のまとめ

目的地までの標高差がある場合はそれを見込んだ航続距離を自分で計算する必要があるという事が実感できた区間だったのではないでしょうか?
さらにインフラという観点でも充電器があるか無いかだけではなく、どの程度の出力の充電器があるかという事を踏まえて行動しないと無駄なお金や時間を使ってしまうという事がわかりました。
EV自体は静かでトルクがあって運転しやすい、エンジンかけないでもエアコンつけられるなどなど色々メリットがありますが、地方に行った際にはデメリットも目立つなーという感想です。
特に私の車がオフィシャルで640km※2走るといっていますが、それでもこんなもんです。旅行好きな方の参考になれば幸いです。

ここまでがDay2の午前、次回は午後編をまとめていきたいと思います。
ではまた…


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