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EVで旅をした話5/9 BEV旅File6


皆さんこんにちは。そろそろ次の旅行でも行こうかと考えている者です。
ようやく本来の目標だった四国に突入…の前に淡路島にも一宮はあるんだよなという事で淡路経由で行ってまいりました。


実は日本発祥の地、淡路島

朝起きましてSAで朝食を取るところからスタートです。神戸の方のパン屋らしいのですが美味しかったです。更に朝一から営業してくれているのはありがたいですね。

サンドイッチうまうま


早速初めに伺った場所が伊弉諾神宮です。日本の設定としては最初にできた島が淡路島(淡道之穂之狭別島)なので日本に住むからには一度は行ってみたいと思ってました。

伊勢神宮のような中央が開いているスタイルの鳥居。伊弉諾命は伊勢神宮に祭られている天照大神のお父さんだからでしょうか。

個人的に気になっているのが何で昔の人は淡路島が最初に出来たというふうに考えたのでしょうね?やっぱり近畿から見たら最初の島としても恥ずかしくないサイズかつそれなりに小さい島としてベストなのでしょう。

なお駐車場につきましては他より少ない気がします。鳥居前にありGoogleを利用すると案内されるのですが、10台ほどしかなく私が行った際は止めることができませんでした。EVでしたら参道のわきに急速充電器がありますので、そこで充電しながらお参りなんかもできそうです(が充電の出力が低かったのでやりませんでした)。

鳥居をくぐるとストレートな参道+二の鳥居があります。何かの儀式を執り行う際にはここを歩くのだろうなーなんて思ったり。

ゲームとかだったら何らかのイベントが起こりそうな雰囲気の参道。

参道を歩きますと立派な入口が…
日の丸が掲げられていましたので風で広がったところを撮影してみました。いたるところで菊の紋章を見ることができます。さすが!

発祥の地というのにピッカピカの装飾じゃないところが日本らしいといったところでしょうか?これくらいの方が落ち着いていい雰囲気だと思います。

本殿は一周回れるようになっていますのでお参りをしたのちに回ってみるのもいいと思います。私が知らないだけかもしれませんが、本殿の裏方に回れる神社って半分くらいしかないような気がします。大体拝殿前までではないでしょうか?

分かりやすく伊弉諾神宮と書かれております。
頂いた御朱印

御朱印をいただいたら撤収し次の目的地へ向かいました。

大鳴門橋記念館

なるものが淡路島の南端、丘の上に建っております。日本人からしたら淡路島=玉ねぎというイメージがあるのでまだ許されているかもしれませんが、外国の人がこれ見たら何かの宗教施設なのではないかというほどの玉ねぎ感がありました。アメリカとかに行ってこれがあったらそっと引き返す自身ありますね(笑)。

巨大玉ねぎのオブジェ
決して信仰の対象ではない……はず

ちなみに丘の上ということで景色は大変良く、この時は晴れていましたので瀬戸内海を一望できました。空が青い!

莫大な玉ねぎを無視すればとても景色のいい場所です。

ただ一点、大変人気な場所なのか近くの駐車場は混んでおり、空いているところを探した結果、結構離れたところに停めることになりました。車いすとかでお越しの方は待ってでも上の駐車場に止めておくことが吉だと思います。

大麻比古神社へ

四国第一観光地は大麻比古神社です。こちら徳島県に鎮座されておりますので、阿波の国一宮になります。そういえば九州は9個の県があるわけではないですが、四国はいまだに4つに分かれていますね。
それはさておき、まずは毎回恒例の入口の鳥居になります。こちらの鳥居も普通のスタイルですねぇ。車で橋を渡り、鳥居をくぐりという形で入ってきたのですが、前にも書いていた通り鳥居は歩いて渡りたいなぁと思ってしまいますね。
イメージ的には土足で家に上がってるような、風呂入る前に布団に入っちゃうようなそんな感じを受けてしまうんですよねぇ。まあ構造的にしょうがないのでおとなしく中に入ってお参りに行きましょう。

バリバリ逆光の鳥居。普通の鳥居ですが、手前の橋は車で渡れるほど頑丈で幅が広いです。

鳥居を後に神社の方へ向かいますと例の柱2本+しめ縄スタイルのゲートが。こちらもまた何か文字が書かれていますが、私には読めません。が、多分何かしらいいことが書かれているのでしょう。
まあ、個人的には信仰の心が大切というわけですよ。昔の人も大半は読めなかったでしょうと勝手に思っていますが、それでも今まで神社として成り立っていますからね。

拝殿がよく見える1枚。やはり段々とゲートをくぐることで神性がUPする気がします。

ちなみに入口の狛犬ですが、前掛けしていました。かわいらしいですね!

かわいらしいワンちゃん?大切にされていることがわかる一枚ですね。

ちなみに度々取り上げていますが、この神社”おおあさひこ”神社というらしいです。”おおまひこ”ではございませんのでご用心。
あとご由緒を確認したところこの神社も神武天皇の御代に~と書かれていまして、この時期に神社建立ラッシュでもあったのか?と感じました。なんででしょうね?古代に何かあったんだろうなと思わせる点ですよねーヤマトも近いことですし。
という事はさておき、御朱印をいただいて次の場所へ行きましょー

大麻比古神社の御朱印

名前が特徴的?田村神社

これまでの神社の名前がすさまじいものばかりでしたので、ここで突然の田村神社!。まあ名前でどうにかなるものでもないですが…

どうも田村神社も日前神宮のように2つの神社が隣同士に並んでいる構造を取っておりました。下の写真が田村神社の拝殿。

田村神社。屋根がとてもきれいな本殿ですねぇ。

こちらが隣にある宇都伎社になります。このほかにもいろいろな神社が建てられていますが、メインになっているのはこの2つなのではないでしょうか。

宇都伎社の本殿。かやぶきの屋根もいいですが、こっちの屋根もいいですね!なんていう造りかはわかりませんが。まあすべてを知る必要もないという事を表していると考えておきましょう。

ちなみにこの田村神社ですが、今回回った中で一番いろいろなものがある神社でした。例えば昔力比べをするために使ったとされる力石が置かれていたり。

より重いものを持てる=強いというシンプルな競争

巨大な龍の像があったり…(龍って神道に関係あったっけ?)

太陽を背景に1枚。なんだか神々しい雰囲気が出ておりますね。

やたら高アスペクト比鳥居(これって稲荷じゃない?)の中に謎の獅子があったり…

稲荷といえばキツネな気がしますが、ここでは獅子なんですね。なんだか違和感を感じてしまいますが、そもそもなんでキツネやねんという風にも考えることができますのでお互いさまってことですね。

という事でなんだか色々な施設を1つにまとめたような神社界のUSJみたいになっておりました。
お参りを終えましたら御朱印をいただいて高知県、土佐一宮に向かいます!
が、この時点で次の神社で御朱印営業時間内に間に合わないことが確定しましたので、朝一で神社に行けるところまで移動+充電しに向かいました…

田村神社の御朱印。AIに任せたら左下の印鑑がわけわからん状態になってしまいましたが、本当はきちんと"讃岐國弌宮印”と書かれております。

EV的観点まとめ

ここまで特に何も記載していなかったのですが、EV的な観点に写ります。今回の記事の中でのバッテリー残量の変化を下にまとめます。
・淡路島SA:99%
  ↓ 95km
・大麻比古神社:79%
  ↓ 59km
・田村神社:67%

今回のPointは大きく2点あると思いまして、一点は車に関する問題です。距離にして150kmほどしか走行していないのですが、電池が1/3減っとるがなという事ですね。という事は0%まで走って450km…まあ軽自動車並みの航続可能距離だと思います。真夏でエアコンつけっぱなしという事もありますが、結構厳しいですよねぇ。だってガソリン車なら700km、ハイブリッド車なら1000kmくらい走りますからね。まあこれまでの記録を顧みても日本で2番目に航続可能距離が長い車両でさえも軽自動車並みといっても語弊は無いのではないでしょうか?春、秋ならもっと走るのでしょうが、じゃあ夏、冬は乗らないの?車と言われてしまいますのでね…

で、もう一点は毎回恒例充電スポットの件です。実は前日夜コンビニ飯を食べている間充電をしておき、ほぼ満充電にしておいたのです。なぜなら和歌山同様四国も90kWの急速充電器がほぼないからです。もうここまでご覧になった方はお判りだと思いますが、毎回恒例充電貯めタイムです。

下に四国にある90kW充電器のMAPを示します。これを見たら”高知に行くまで充電しないようにする”という事がマストであることがわかると思います。もし淡路島を出るまでに充電していなかった場合、徳島から200kmほどしか走行できず、低速の充電器で充電し、足止め+高額な料金を払う必要があったと思います。

絶望の充電器MAP

休憩中に充電すればいいだけなので時間的には問題ないのですが、忘れてた!となったら最悪ですよね…
理想を言えば充電器をあちこちに作ってほしいのですが、ビジネス的に成り立たないと思いますので、今の段階ではユーザー側が目的地から逆算して無駄な充電待ち時間を最小化する努力をしないといけませんね。

ではまた…


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